TOP おうち時間 【休校中の家庭学習にもぴったり】気象予報士・蓬莱さんがおすすめする「天気の本」4選

【休校中の家庭学習にもぴったり】気象予報士・蓬莱さんがおすすめする「天気の本」4選

2020.05.16

外出自粛中のお家時間を充実させたい方は、この機会にゆっくり読書をしてみては?

今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でおなじみの気象キャスター・蓬莱大介さんにおすすめの『天気の本』を教えていただきました。

一見難しそうな天気の仕組みは、退屈している子どもたちにぴったりです!

 

■1:写真や図版が豊富◎蓬莱さん監修『ブリタニカ科学まんが図鑑 天気』

さまざまな気象現象から、天気予報の仕組み、日本の季節や気候まで、迫力ある漫画でわかりやすく解説した『ブリタニカ科学まんが図鑑 天気』。小学生にもわかりやすい写真や図版が豊富で、家族で学べる一冊です。

©ナツメ社

<蓬莱さんおすすめポイント>

百科事典で有名なブリタニカ。漫画でわかる天気の本を僕が監修しました。
気象予報士に興味を持った時に、天気のことを全く知らなかった僕は、1番最初に天気の漫画から入りました。この本は、小学高学年くらいの理解度レベルで書きました。

 

■2:オリジナルDVD付でわかりやすい『学研の図鑑LIVE eco 異常気象 天気のしくみ』

ゲリラ豪雨、竜巻、スーパー台風など、身近で気になる異常気象をはじめとする天気の基本を図鑑で紹介した『学研の図鑑LIVE eco 異常気象 天気のしくみ』。

画像:学研 (Gakken)

<蓬莱さんおすすめポイント>

天気の図鑑や写真入りの本はいろいろあります。これは異常気象とタイトルがありますが、雲の種類や天気の基本的な仕組みなどわかりやすく解説してくれています。もちろん異常気象にも触れていますが、メインは天気の仕組みや雲の写真で見やすいです。DVDが付いてくるのもいいですね

 

■3:天気にまつわる素朴な疑問がスッキリ解決『ずっと受けたかったお天気の授業』

「晴れと曇りはどうやって決めるの?」「異常気象ってどいうこと?」など、天気の素朴な疑問に答えてくれる『ずっと受けたかったお天気の授業 』。現在は在庫がないそうですが、図書館等で楽しめる一冊です。

画像:東京堂出版

<蓬莱さんのおすすめポイント>

僕が気象予報士の勉強をしているときに、わかりやすいなーと思って読んだ本です。いろんな雲のキャラクターたちと太陽の先生が掛け合いで話しをしてくれるので、とってもわかりやすく、例えなどが秀逸です。中学生~高校生にオススメなレベルです

 

■4:物理が苦手な人にまずは読んで欲しい『図解入門 最新気象学のキホンがよーくわかる本』

『図解入門 最新気象学のキホンがよーくわかる本』は、図版や説明にこだわり、気象学について基礎の基礎からわかるように解説した入門書。

画像:秀和システム

<蓬莱さんおすすめポイント>

気象予報士の勉強をしている時に読んだ本です。もし、資格を取りたいという人がいたら、まずこの本を勧めています。気象予報士試験の誰しもが読む教科書的な本に『100万人の天気教室』があるのですが、その本と並行して読むとより良いかもしれません。
気象予報士試験に興味があるけど、物理とか苦手という人は、まずこれを読んでみては?

 

いかがでしたか? 外出自粛中のお家時間を充実させたい方は、この機会に天気の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか? 休校中のお子さんの家庭学習にもおすすめですよ!(文/原田静香)

【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気!

【画像・参考】
※ ©ナツメ社/学研 (Gakken)/東京堂出版/秀和システム
※ imtmphoto/Shutterstock

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