TOP ライフスタイル 「普通の茶葉が玉露みたいな味わいに」プロが教える水出し茶の淹れ方のポイント

「普通の茶葉が玉露みたいな味わいに」プロが教える水出し茶の淹れ方のポイント

2020.04.23

緑茶や紅茶など、水出しで淹れたはいいものの、味の調節が上手くいかずおいしくない……、そんなことはありませんか?

今回は、annaアンバサダーでティーコーディネーターの平井宏美さんに、水出しでお茶を美味しく淹れる方法を教えてもらいました。今からすぐに試せるので、要チェックです!

 

■水出し茶を淹れるメリットは?

お茶を熱湯で淹れると、どうしても苦味が気になることはありませんか? 水出しで淹れた場合、苦味成分であるカフェインが抽出されないため、まろやかで優しい味わいが楽しめます。

画像:Africa Studio/Shutterstock

普段から水分を多めに取るという人にもおすすめですよ。

 

■おいしい水出し茶の淹れ方

画像:Shulevskyy Volodymyr/Shutterstock

水出し茶の淹れ方は簡単。パックで淹れるのもいいですが、リーフタイプという、茶葉から淹れるタイプの方がよりお茶の旨味が抽出されます。

<材料>

水・・・1リットル
お好みの茶葉・・・10g

<作り方>

(1)ポットに茶葉を入れる
(2)ゆっくりと水をそそぐ
(3)冷蔵庫で冷やす
(4)茶葉をこして完成

水出し茶を淹れる場合、冷やす時間が味を左右します。茶葉の種類により時間は異なるので、チェックしておきましょう。

紅茶・・・8~12時間
烏龍茶・・・5~8時間
緑茶・・・3~5時間

冷蔵庫で軟水を使ってじっくり淹れることでとてもまろやかな味わいに。

時短したい場合は、最初から冷たい水を使うと茶葉の開きが悪いので、常温のお水を注いだ後に冷蔵庫で冷やすのがベターです。

 

■もっとこだわりたい人は「氷出し」がおすすめ

緑茶の場合は、水出しだけでなく氷で淹れる方法もおすすめです。

氷出しとは、氷が溶けた水でゆっくりとお茶を抽出する淹れ方のことです。より緑茶特有の甘みが増して、リーズナブルな煎茶でも高級玉露のような味わいになりますよ。

画像:Nori/PIXTA

<材料>

氷・・・ポットに入る分
お好みの茶葉・・・10g

<作り方>

(1)ポットの下部に10g分の茶葉を入れる
(2)ポットに入るだけ氷を入れる
(3)氷が溶け切るまで置いておく
(4)茶こしでこして完成

氷出しは、時間がかかる淹れ方な分、甘みがぐっと深まります。よりおいしいお茶を飲みたい人はお試しあれ!

【関連記事】余った紅茶の茶葉を美味しく淹れる方法
いかがでしたか? 今日から平井さん流の淹れ方で、ワンランク上のお家時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

画像:Instagram(@andrest_mignon)

平井さんが主宰する『andRest』のInstagram(@andrest_mignon)では、他にもフォトジェニックなお茶やヘルシーなお茶レシピなどが紹介されています。(文/つちだ四郎)

【画像・参考】
※ Instagram(@andrest.mignon)
※ Africa Studio/Shulevskyy Volodymyr(Shutterstock)/Nori(PIXTA)

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