新大阪駅から直通♡臨時特急列車『まほろば』で行く奈良女子旅におすすめのスポット8選
新大阪駅と久宝寺駅を結ぶ『おおさか東線』が全線開業して1周年。このルートを活用した、臨時特急列車『まほろば』が運転中! これを使えば新大阪駅から奈良駅まで直通約50分とすぐに行けちゃいますよ!
そこで今回は、『まほろば』を使って奈良を思う存分に楽しむためのおすすめスポットを8つご紹介します。世界遺産やグルメ、お土産と見どころ満載の情報ですので、ぜひチェックしてくださいね。
■コースはこんな感じ!
(1)世界遺産『春日大社』で良縁祈願を♡
(2)古民家で野菜たっぷりなヘルシーランチに舌鼓!『カナカナ』
(3)ワンコインで利き酒もできちゃう♡『春鹿』
(4)お土産にぴったりな大仏・鹿グッズが揃う『cotomono』
(5)トルコ直輸入雑貨をチェック!『Rengarenk(レンガレンキ)』
(6)優美な景観をまったり楽しむ『奈良ホテル ティーラウンジ』
(7)これぞ新発見!食卓に取り入れたくなる柿食品がいっぱい『柿の専門 いしい』
■新大阪駅から直通約50分!臨時特急列車『まほろば』で奈良へ
新大阪駅と奈良駅をむすぶ、臨時特急列車『まほろば』に乗れば、直通約50分で奈良まで行けちゃいます!
<運行情報>
臨時特急列車『まほろば』
運行日:2020年6月28日(日)までの土・休日 ※4月29日(水・祝)、5月2日(土)~6日(水・祝)は除く
運行区間:JR新大阪駅~JR奈良駅間 ※途中下車なし
運行時刻(1日1往復):【上り】JR新大阪駅10:03発→JR奈良駅10:53着【下り】JR奈良駅16:56発→JR新大阪駅17:47着
■1:世界遺産『春日大社』で良縁祈願を♡
奈良のメインストリートともいえる三条通りを抜けて、朱塗りの一之鳥居をくぐると春日大社の表参道。参道を歩くとずらりと並んだ石燈籠がお出迎え。その奥に、朱塗りの社殿が印象的な本社があります。
自然との共生を大切にしたこちらの神社は、本殿を含めてすべての建物が地形を活かした造りなのも見どころの一つ。そんな本社の回廊では、平安時代から奉納され続けている釣燈籠が見られます。
『春日大社』にある石燈籠や釣燈籠は全部で3千基。
実はこの「万燈籠」の雰囲気をいつでも楽しめるのが本社内にある『藤浪之屋(ふじなみのや)』。室内に整然と並んだ釣燈籠は、写真映えするとあって参拝客にも大人気のスポットなんです。※本殿前特別参拝の方のみ入場可
『春日大社』の周りには、手つかずの大自然『春日山原始林』も。毎年4月下旬~5月上旬になると、原始林に群生している野生の藤が見頃を迎えます。緑豊かな原始林に咲く美しい紫色の花と社の朱は、まさに荘厳! 野生の藤は人の手が加えられた藤よりも強い香りを楽しめるそうですよ。
参拝の楽しみといえば、やはりおみくじも気になりますよね。『春日大社』のおみくじには、奈良ならではのものが。それが、こちらの『白鹿みくじ』(600円)。神様の使いとされる白鹿をモチーフにした可愛らしいおみくじです。
『白鹿みくじ』のほかにも、木彫りの『鹿みくじ』(500円)もありますよ。どちらも、すべてのお顔がひとつずつ人の手で描かれていて少しずつ表情が違うのも、味があっていいですね。
『春日大社』には、良縁祈願に訪れる人が後を絶ちません。日本で唯一のご夫婦の大國様が一つの社に祀られた『夫婦大國社(めおとだいこくしゃ)』が本社の南側にあり、夫婦仲良く祀られていることから、縁結びの神様としても知られています。
こちらの絵馬(800円)は、可愛らしいピンクのハート形!
また、『夫婦大國社』では、『水占い』(300円)というおみくじがあります。水に浸してしばらく待つと、徐々に文字が浮き上がってくるというもの。見どころの多い『春日大社』。すみずみまで見てまわりたくなりますね。
<施設情報>
春日大社
住所:奈良県奈良市春日野町160
アクセス:JR奈良駅から奈良交通バスに乗り換え、『春日大社本殿』下車すぐ
開門時間:6:30~17:30 ※11月~翌2月は時間が変わります。
本殿前特別参拝時間:9:00~16:00 ※境内参拝は自由
拝観料:無料 ※本殿前特別参拝500円
■2:古民家で野菜たっぷりなヘルシーランチに舌鼓!『カナカナ』
続いてご紹介するのが、古き良き日本の生活風景を残す「ならまち」エリアのおすすめスポット。古民家が建ち並ぶ一角にあるのが、カフェ『カナカナ』です。
古い町家ならではの暖かみのある店内は、休憩にもぴったりなとても居心地のいい空間が広がります。
こちらのお店では、営業時間中であればいつでも月替わりのカフェランチ『カナカナごはん』(1,350円・税抜)がいただけます。ご飯とみそ汁、メイン料理、小鉢4品、デザート付きのランチは、野菜たっぷりのヘルシーメニュー。
取材時(3月)のメニューは、『鶏のから揚げ 柚子胡椒だし』『切り干し大根の煮物』『ブロッコリーとえのきの海苔和え』『わけぎと揚げのぬた』『こんにゃくの含め煮』。ゆずの香りと胡椒の風味が引き立つ唐揚げは、とてもジューシーなのにサッパリ。味がしっかりと滲み込んだ煮物や、程よい塩加減の和え物とも相性が良く、ご飯がとても進みます。
このほかにも『カナカナ』では、手作りケーキもいただけます。国産クリームチーズを使ったチーズケーキは、深いコクと滑らかな舌触りが絶品とお客さんに大人気なんだそう。ぜひ、立ち寄ってみては?
<店舗情報>
カナカナ
住所:奈良県奈良市公納堂13
アクセス:JR奈良駅から奈良交通バスで『福智院町』下車
電話番号:0742-22-3214
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は、翌火曜日が休み
■3:ワンコインで利き酒もできちゃう♡『春鹿』
『カナカナ』と同じ通りにある酒造『春鹿(はるしか)』は、明治17年創業の地酒を専門に造る清酒メーカー。情緒あふれる外観は、まるで明治時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。
こちらでは、隣接した醸造所で作られたお酒を『利き酒』(500円・税込)して楽しんだり、購入したりすることもできます。お酒好きにはたまりませんよね。
なかでも女性からも飲みやすいと人気で、お土産やギフトにもおすすめなのが下の三種のお酒。
写真左は、発泡清酒『ときめき』(300ml 605円・税込)。こちらは、日本酒が苦手な方でも楽しめるようにと、口当たりが軽く甘酸っぱいジュースのような飲み心地。
写真中央にあるのが純米酒『奈良の八重桜』(300ml 803円・税込/720ml 1,716円・税込)。こちらは、奈良の県花でもある八重桜の酵母を使って作られた日本酒です。ワインのような奥深い香りにくわえて、ふわりと口の中に広がる優しい甘みでとても飲みやすいお酒に仕上がっています。
写真右が、麹から作られた『あまざけ』(500ml 810円・税込)です。一般的な甘酒は、酒粕を主原料に作られているためアルコールが入っていますが、麹から作る甘酒はアルコール分がまったくないのが特徴の一つ。優しいお米の甘みとさらりとした飲み心地で、温めるとより一層旨みを感じられます。小さなお子さんや妊娠中の女性でも安心して飲めるので、相手を問わず贈ることができるのも嬉しいポイントです◎。
鹿がモチーフのお酒はラベルも可愛く、女子旅にぴったりのスポット。奈良の名酒を味わいにぜひ立ち寄ってみてくださいね!
<施設情報>
春鹿(はるしか)
住所:奈良県奈良市福智院町24-1
アクセス:JR奈良駅から奈良交通バスで『福智院町』下車
電話番号:0742-23-2255
営業時間:9:00~17:00(利き酒の受付は9:00~16:30)
定休日:お盆、年末年始、イベント開催時
『春鹿』の並びにある重要文化財のひとつ『今西家書院(いまにしけしょいん)』もぜひ足を運んでもらいたいスポット。
室町時代から現代まで大切に守られてきた建物は、日本の伝統建築の技を垣間見ることができるのも見どころのひとつ。また、こちらでは風情のある庭を眺めながら食事『書院御膳』(2,500円・税込 ※入館料込)やドリンク、スイーツを楽しむこともでき、休憩にもぴったり。
四季折々を彩る庭木を眺めながら、ひと息ついてみてくださいね。
<施設情報>
今西家書院(いまにしけしょいん)
住所:奈良県奈良市福智院町24-3
アクセス:JR奈良駅から奈良交通バスで『福智院町』下車
電話番号:0742-23-2256 ※食事は2日前までに要予約
開館時間:10:30~16:00(受付15:30まで)
休館日:月曜・夏季・冬季・イベント開催時 ※詳細はお店にご確認ください。
入館料:【一般】400円【学生・70歳以上】350円(ともに税込) ※未就学児無料
■4:お土産にぴったりな大仏・鹿グッズが揃う『cotomono』
『春鹿』と同じ通りにある文房具と雑貨店『cotomono(コトモノ)』は、鹿がモチーフの看板が目印。格子戸をくぐった長屋の一角にあるお店は、なんとも隠れ家的です。
こちらには、大仏をモチーフにしたオリジナルの雑貨をはじめとした、おもしろ可愛い雑貨もたくさん。販売されている雑貨のなかには、店主自ら考案・デザインしたものも。
そのひとつが、奈良『東大寺』の毘盧遮那(びるしゃな)大仏を彷彿とさせる『大仏クリップ』(500円・税抜)。こちらは、「文具女子博2018」でも大きな話題を呼んだアイテムです。コピー用紙を約100枚も挟むことができ、実用性も抜群。オフィスで使うのにもぴったりです。
このほかにも、大仏クリップを付箋にしたような『大仏付箋』や、鹿をモチーフにしたファンシーな『レターセット』など、たくさんのアイテムが揃っています。
4月と9月には新商品も発売されるとのこと。大仏や鹿をモチーフにした新しいグッズもぜひチェックしてみてくださいね。
<店舗情報>
cotomono(コトモノ)
住所:奈良県奈良市公納堂町6西2
アクセス:JR奈良駅から奈良交通バスで『福智院町』下車
電話番号:0742-81-9944
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日 ※不定休あり
■5:トルコ直輸入雑貨をチェック!『Rengarenk』
『cotomono』から歩いて約8分ほど、JR奈良駅からは歩いて約15分ほどの場所に『餅飯殿(もちいど)商店街』があります。その一角に佇むのが、トルコ雑貨専門店『Rengarenk(レンガレンキ)』。店名は、トルコ語で「カラフル」という意味なのだとか。
その名の通り、店内には色とりどりのトルコ雑貨が所狭しと並んでいます。店主が直接トルコで買い付けをしており、どれもリーズナブルなお値段で購入することができますよ。
おすすめは、店主自らがデザインした羊皮を使ったバッグ『OZAY LEATHER』シリーズ。一つひとつ手作りで、同じものは二つとないオリジナルバッグは、デザインも可愛く、とても機能的。
写真中央のバッグは、ショルダーバッグになったり、リュックになったりと4通りの使い方ができる優れものです。
柔らかくて軽いバッグは、持っていることを感じさせないほど。『OZAY LEATHER』シリーズのバッグは、オンラインでも購入できますが、『Rengarenk』では50%OFFの価格で販売中。お得に手に入れるなら、店舗での購入がおすすめです。
<店舗情報>
Rengarenk(レンガレンキ)
住所:奈良県奈良市餅飯殿町45
アクセス:JR奈良駅から徒歩13分
電話番号:0742-93-8647
営業時間:9:00〜21:00
定休日:なし
※セール状況の詳細は、記事公開時点での情報です。最新の情報はお店にご確認ください。
■6:優美な景観をまったり楽しむ『奈良ホテル ティーラウンジ』
『餅飯殿商店街』から東へ徒歩約15分ほどのところにある『奈良ホテル』。こちらは、明治42年に創業した老舗ホテルで、関西の迎賓館とも謳われる場所です。荘厳でありつつも、どこか懐かしさを覚える外観です。
『奈良ホテル』の中には、宿泊客だけでなく観光客にも人気の『ティーラウンジ』があります。大きな窓に面した客席からは、中庭と若草山が望め、歴史と四季折々の風情を感じることができます。春には桜、夏には若草山の青々とした緑……。そして、ふらっと訪れる鹿にも出会えますよ。
そんなティーラウンジでは、手作りのケーキと紅茶専門店『ロンネフェルト社』の紅茶をいただきながら、ゆったりとした時間が過ごせます。ケーキは、古代米を使ったものや松の実をふんだんに使ったものなど、ここでしか味わえないものも。ケーキセットは1,350円~(税、サービス別)で、お好みのケーキ一品とコーヒーか紅茶がついています。
コーヒー・紅茶のケーキセット以外にも、グラスシャンパンとのケーキセット『プレミアムセット』(1,900円・税、サービス別)も人気です。暖かい季節になると、テラス席も利用できるとのこと。こだわりの紅茶を、暖かな日差しの下で味わってみるのもいいですね。
<施設情報>
奈良ホテル ティーラウンジ
住所:奈良県奈良市高畑町1096奈良ホテル本館1階
アクセス:JR奈良駅から奈良交通バスで『奈良ホテル』下車
電話番号:0742-26-3300
営業時間:8:30~18:00
■7:これぞ新発見!食卓に取り入れたくなる柿食品がいっぱい『柿の専門 いしい』
JR奈良駅に隣接する商業施設『ビエラ』2階にある『柿専門店 いしい』。こちらでは、柿を主原料にしたスイーツや食料品が購入できます。
一番人気が『柿バター』(150g入 600円・税抜)。内閣府の「ふるさと名品オブザイヤー地方創生大賞」にも選ばれたというこちらの商品は、完熟の柿を煮詰めてペースト状にし、そこへ国産バターとダイス状の柿を加えた贅沢な一品です。
おすすめの食べ方は、食パンに格子状の切れ目を入れて、予熱したトースターで軽く焼き目をつけ、一度取り出してからたっぷりと『柿バター』を塗って、再度トーストする食べ方。
そして、食べるときは耳からではなく、真ん中からいただくのが一番おいしい食べ方なんだそう。しっとりとしみ込んだバターと、温められてより甘みの増した柿の風味で、朝から食べ応えある食事に。
また、スライスした干し柿の『柿日和』(40g 350円・税抜)は、天然のビタミンCや繊維が摂取されるといわれている自然な甘みのおやつ。ヨーグルトに浸すと、また違った食感が楽しめます。
現在、期間・数量限定で『巻柿 くるみる』を販売中です。奈良・吉野で獲れた柿を干し柿にして、ホイップしたホワイトチョコとローストしたくるみを巻き込んだこちらの商品。
柿の風味とホイップチョコの柔らかな口当たり、くるみの香ばしい味わいがマッチして、お酒のお供やおやつとしてもおすすめです。珍しい組み合わせの和スイーツで、手土産にも最適な一品ですよ!
<店舗情報>
柿の専門 いしい JR奈良店
住所:奈良県奈良市三条本町1-1 JR奈良駅直結 ビエラ奈良2F
アクセス:JR奈良駅改札を出てすぐ
電話番号:0742-25-3535
営業時間:10:00~20:00
定休日:なし
奈良には学生時代に行ったきりという人も大人になると視点や楽しみ方が変わり、新たな発見ができること間違いなし!これからの季節は、奈良を散策するにもぴったり。
のんびりと景観やグルメ、ショッピングなど、大人ならではの旅の楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか?(文/浜田みか・撮影/大同香代子・イラスト/赤松かおり)
【画像】
※ anna/奈良ホテル/柿の専門 いしい
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