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大阪から2時間半!観光もグルメも120%楽しみたい♡欲張り女子にぴったりな金沢・富山1泊2日旅

2020.03.26

どうせ行くなら、観光もグルメも満喫したい!とついつい欲張ってしまいますよね。そんな欲張り女子を満足させてくれる人気の旅先が北陸エリア!

関西からアクセスもしやすく、以前から人気の観光地のひとつである石川・金沢だけでなく、今年開業5周年の『北陸新幹線』(詳細はこちら)を使えば、お隣の富山県へもあっという間に足を延ばすことができます。今回は、関西からもサクッといけて、欲張り女子も大満足な“北陸満喫モデルコース”をご紹介します!

 

■2日間のコースはこんな感じ!

【1日目】
特急サンダーバードで金沢へ

(1)近江町市場『井ノ弥』で豪華海鮮丼を満喫
(2)『保存食専門店stoock』で自分へのお土産探し
(3)ひがし茶屋街『金箔屋さくだ 本店』へ金箔な◯◯◯を見に行こう!
(4)金沢に来たら何度でも行きたくなる『金沢21世紀美術館』でアートに触れて
(5)金澤おでんの名店『赤玉 本店』でほっとするおいしい時間を

【2日目】
とっても快適な北陸新幹線で高岡・富山へ

(1)ものづくりの魅力が詰まった新観光スポット『能作』で鋳物製作体験に挑戦
(2)世界一美しいと地元で評判の『スターバックス コーヒー 富山環水公園店』
(3)体感できるアート&デザインにわくわくする、『富山県美術館』
(4)お土産も忘れずに!富山のすべてに出会えるアンテナショップ『ととやま』

 

■大阪から約2時間半!雅な街並みが美しい金沢からスタート

大阪から金沢へは特急サンダーバードで約2時間半。電車に乗ってしまえばスイスイ〜っと連れていってくれます。女性専用席もあるので、チェックしてみてくださいね!

画像:anna

朝出発すれば、お昼頃には到着するので、まずはしっかりと腹ごしらえからスタート!

 

■1:北陸といえば海の幸♡『井ノ弥』の極上海鮮丼を満喫

画像:anna

金沢駅からも近く、金沢のど真ん中に位置する『近江町市場』。金沢の台所でもあり、観光地としても人気のグルメスポットです。

画像:anna

まずは『近江町市場』内にある、行列が絶えないことで知られる海鮮丼の専門店『井ノ弥(いのや)』さんへ! メニューは常時40種以上がそろっていて、注文が入ってから切り分けてくれる肉厚なネタは鮮度抜群!

画像:anna

人気店のため開店前から並ぶお客さんも多く、そんな開店前に並んでくれるお客さんたちに感謝の気持ちを込めて“飲食代金10%OFF”のサービスもしているのだとか。

画像:anna

そんな『井ノ弥(いのや)』で食べたいのが、丼から溢れんばかりに海鮮が乗った『上ちらし近江町 特盛』(3,000円・税込)。様々な魚介類が所狭しと盛り付けられていて、なんとも贅沢な一品です。

画像:anna

鮮度もボリュームもいうことなしの絶品海鮮丼をリーズナブルに提供している大将の心意気も素敵ですよね。

<詳細情報>
井ノ弥(いのや)
住所:石川県金沢市上近江町33-1
アクセス:JR金沢駅から北鉄バス『武蔵ケ辻・近江町市場』バス停から徒歩約3~5分
電話番号:076-222-0818
営業時間:【月~土】10:00~19:30(L.O.19:00)【日・祝】10:00~16:00(L.O.15:30)※ネタがなくなり次第終了
定休日:火曜日

 

■2:『保存食専門店stoock』で可愛いご当地の保存食をチェック!

画像:anna

続いて、『近江町市場』から歩いてすぐの場所にある『保存食専門店stoock(ストック)』へ。

画像:anna

ご当地の加賀野菜などを使い、保存料や添加物を極力使用せず素材の味をそのまま活かしたピクルスをはじめ、北陸の海の幸を干物にしたおつまみなど、味や素材にもこだわったおしゃれな商品がずらりと並びます。

画像:anna

お店での人気商品は、加賀野菜を使った『金沢のピクルス』やお湯で溶いて飲むと身体もぽかぽか温かくなる『ジンジャーシロップ』など。

画像:anna

パッケージのデザインがおしゃれなものばかりで、お土産用についつい買いすぎてしまいそうです。

<詳細情報>
保存食専門店 stoock
住所:石川県金沢市尾張町2-8-26
アクセス:JR金沢駅から北鉄バス『武蔵ケ辻・近江町市場』バス停より徒歩5分/『尾張町』バス停より徒歩4分
電話番号:076-255-1283
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休

 

■3:ひがし茶屋街『金箔屋さくだ 本店』へ金箔を見に行こう

金沢観光といえば『ひがし茶屋街』。石畳の道に風情のある町家が軒を連ねる、金沢を代表する観光スポットでカフェや伝統工芸品のお土産屋さんが立ち並びます。

画像:anna

今回は、金沢の伝統工芸品である金箔の世界に触れられる『金箔屋さくだ 本店』へ。

金沢は金箔の一大産地でもあり、国内で生産される金箔のほとんどが金沢で作られているのだそう。なかでも同店は今年ちょうど創業100年になる老舗なんです。

画像:anna

店内には金箔を使った商品がずらりと並ぶだけでなく、職人さんの作業風景の見学や『金箔張り体験』(700円~)もできちゃいます。体験は要予約で所要時間は約60分なので、旅のスケジュールに合わせて注意してくださいね!

画像:anna

また、お店ではアイスキャンディーで知られる白山市にある老舗和菓子屋『田中屋』とコラボレーションした『金箔アイスバー』(600円・税込)を味わうことができますよ! 黄金に輝くアイスバーはSNS映えもバッチリ◎。

画像:anna

このアイスバー、実はとってもエコでエシカルな作りなのも注目のポイント!

画像:anna

実はゴミを出さないための配慮として、アイスの棒がお箸になっていて、もう一本は別途提供されるので持ち帰って使用することもできちゃうんです! 家でも旅の思い出として使えるのは嬉しいですよね。

画像:anna

さらに、「『金箔屋さくだ 本店』に足を運んだなら是非覗いて帰ってほしい」、とお店の方もイチオシなのは……なんと、トイレ! なんと、全面に金箔があしらわれている空間が広がっているんです。思わず写真を撮らずにはいられないかも!?

<詳細情報>
金箔屋さくだ 本店
住所:石川県金沢市東山1-3-27
アクセス:JR金沢駅から北鉄バス『橋場町』バス停より徒歩5分
電話番号:076-251-6777
営業時間:9:00~18:00 ※季節により変動あり
定休日:なし

 

■4:金沢に来たら何度でも行きたくなる『金沢21世紀美術館』

(左)マイケル・リン<市民ギャラリー 2004.10.09-2005.03.21>
(右)パトリック・ブラン<緑の橋>
画像:anna

金沢へ来たなら、一度は行ってみたい『金沢21世紀美術館』。街に開かれた公園のような美術館という建築コンセプトで2004年に誕生した現代アートがテーマの美術館です。

館内には展示作品だけでなく、建物自体もアートとして楽しめるようになっていて、目で見るだけでなく体感できるのも魅力のひとつ。

レアンドロ・エルリッヒ<スイミング・プール>
画像:anna

特に、レアンドロ・エルリッヒ作の『スイミング・プール』は見逃せません。

(左上)ヤン・ファーブル<雲を測る男>
(右)パトリック・ブラン<緑の橋>
画像:anna

その他にもヤン・ファーブルの「雲を測る男」など、有名な作品が目白押し。

画像:anna

美術館の有料展示エリア外にもSNSなどでよく見かける『うさぎ椅子』などもあるので、探してみてくださいね!

<詳細情報>
金沢21世紀美術館
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
アクセス:JR金沢駅から北鉄バス『広坂・21世紀美術館』バス停すぐ
電話番号:076-220-2800
営業時間:【展覧会ゾーン】10:00~18:00 ※金・土は20:00まで【交流ゾーン】9:00~22:00

 

■5:金澤おでんの名店『赤玉 本店』でほっとするおいしい時間を

一日中歩きまわった後は、ゆっくり晩ごはんを食べたいですよね! そして、せっかく旅で訪れたなら、ご当地の美味しいものを食べたいはず。

画像:anna

金沢といえば、おでんが有名ってご存知でしたか? 上品な出汁がしっかり染みた優しい味のおでんで、ほっとする晩ごはんを楽しみましょう。

画像:anna

片町にある『赤玉 本店』は、昭和2年創業。伝統の味を守り続けてきた人気のおでん屋さんです。「女性の方で、ふらりと一人で入ってこられる方も多いですよ」と女将さん。代々女将さんが切り盛りしてきたお店だからこそ、女性一人でも入りやすい雰囲気があるのかもしれません。

画像:anna

『赤玉 本店』に来たなら、まずは同店ならではのメニューを頼んでみて。『赤玉』独自の具『赤玉』(360円・税込)は、うずらの卵を包む練り物が赤いのが特徴。赤い色はパプリカで着色しているので、ほんのりパプリカの風味が感じられますよ。

その他には、金沢ならではの具『車麩』(260円・税込)もおすすめ。ドーナツ状になった麩は、しっかり出汁が染みていてふかふかでジューシーです。

画像:赤玉 本店

夏などの場合は、「暑いときにおでんは……」と思うかもしれませんが、ひんやり冷たい『夏おでん』もあるので、どの時期に行っても楽しめそうです!

<詳細情報>
赤玉 本店
住所:石川県金沢市片町2-21-2
アクセス:JR金沢駅から北鉄バス『片町』バス停すぐ
電話番号:076-223-3330
営業時間:【1F】12:00〜23:00【2F】17:00~22:30 ※詳細はHPをご確認ください ※ラストオーダーは閉店の30分前 ※おでんの具がなくなり次第閉店

 

盛りだくさんな1日目、いかがでしたか? 金沢市内で宿泊をするなら、交通手段とセットになったお得なプランもチェックしてみてくださいね!

 

■2日目はピカピカ快適な北陸新幹線で富山県へ

画像:anna

2日目は富山の高岡にある能作へ! 県をまたぐし、少し遠いかな……と思ったら、なんと、北陸新幹線なら金沢駅から新高岡駅まで14分とあっというまに到着します。

 

■1:新観光スポット『能作』で鋳物製作体験に挑戦

富山県高岡市は、錫(すず)や真鍮で仏具や花器などの製造が盛んな、ものづくりの街。そんな高岡市内で2017年に社屋兼観光複合施設を新装したのが『能作(のうさく)』です。

画像:anna

鋳物製品の製造工程をただ見学・体験するだけでなく、ものづくりや周辺の地域の魅力を伝える工夫が凝らされた、今話題の新観光スポットで、連日多くの人が訪れているのだとか。

画像:anna

まず入ってすぐに出迎えてくれるのは製品を作る際に用いる木型。こちらは装飾用のオブジェではなく、実際に現場で今でも使われているものを飾るように収納しているのだそう。工場の職人さんがこの壁から型を取って現場に戻っていく姿も時折見られますよ。

画像:anna

こちらでは体験も充実。一番短くて30分ほどで錫製のグッズを作ることができ、作ったものはその日にそのまま持ち帰ることができるのも魅力です。

画像:anna

一番人気なのは、『ぐい呑製作』(90分コース4,000円・税抜き)。型にしっかりと砂を詰めて流し込む隙間を作り、そこへ熱された錫を流し込んでいきます。仕上げに刻印もできるので、プレゼントにもピッタリ。 世界に一つだけの“マイぐい呑”づくりに挑戦してみて!

画像:anna

体験のあとは、併設されているカフェ『IMONO KITCHEN(イモノ キッチン)』で、ご飯が楽しめます。

画像:anna

同店のイチオシは「燻製作りが趣味」という能作社長直伝の燻製ベーコンが乗った『職人カレーセット』(1,500円・税抜き)。器にはおしゃれな能作の錫製品が使われていて、思わず欲しくなってしまいます。館内にはショップもあるので、実際に買えるのも嬉しいポイントです。

画像:anna

さらに、こちらではものづくりだけでなく、錫と縁のある結婚10年目の錫婚式のお祝いができるブライダル事業や周辺の観光などにも力を入れているのだそう。一日では楽しみきれないくらい見所満載ですよ!

<詳細情報>
能作(のうさく)
住所:富山県高岡市オフィスパーク8-1
アクセス:JR新高岡駅から世界遺産バス『能作前』バス停すぐ
電話番号:0766-63-0001 ※工場見学・体験は要事前予約
営業時間:10:00~18:00 ※工場見学は9:30~17:00 ※IMONO KITCHENは10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:年末年始 ※工場見学は日曜・祝祭日休業、土曜は月により変更有

 

■2:世界一美しいと地元で評判の『スターバックス コーヒー 富山環水公園店』

お次は富山市内のあの有名スポットへ。新幹線なら新高岡駅から富山駅まではわずか9分で移動できます。

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富山駅から徒歩15分ほどの位置にある『富岩運河環水公園』は、春は桜の名所として、その他の季節も街の人の憩いの場として賑わっているのだとか。そんな公園内に“世界一美しいスタバ”として地元で言われている『スターバックス』があるんです! よく晴れた日には、店舗の背後に雄壮な立山連峰が見られる絶景スポットでもありますよ。

画像:anna

広い店内は、どこの席からも外を眺めることができるようになっています。

画像:anna

天井の高い大きな窓から水辺の景色を眺めながら、少し休憩してみては。

<詳細情報>
スターバックスコーヒー 富山環水公園店
住所: 富山県富山市湊入船町5 富山富岩運河環水公園
アクセス:JR富山駅から徒歩16分
電話番号:076-439-2630
営業時間:8:00~22:30

 

■3:体感できるアート&デザインにわくわくする、『富山県美術館』

同じく公園の敷地内にある、ガラス張りの美しい建物が印象的なアート&デザインをテーマにした『富山県美術館』も見逃せません。かつて市街地にあった『旧富山県美術館』が、2017年に公園内に移転してきました。

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この『富山県美術館』のコレクション展では、20世紀美術を代表する作家の作品やポスターのコレクション、デザイナー達の個性が光る椅子などを多数展示。常設展でも、年に4回は入れ替えをしているそうで、何度行っても違う姿を楽しむことができます。

画像:anna

椅子の展示の一部は、実際に座ることもできるので、座り心地を比べてみて!

また、屋上にはオノマトペ(擬音語、擬態語)をモチーフにした遊具で遊べる『オノマトペの屋上』があり、大人も子どもも時間を忘れて楽しむことができます。

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美術館1階にあるミュージアムショップも是非チェックしてみて。展覧会に関連したグッズだけでなく、富山県ならではのアイテムも多数あり、日常的に使えるようなものも多く、どれも欲しくなってしまいます。

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特におすすめなのは、『富山ぶらりkamifu-sen』(880円・税込)。富山といえば薬売りが有名ですが、その薬売りがおまけとして渡していたのが紙風船。四角い形をしているのが特徴なのだそうですよ。

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紙風船には富山名物のイラストが描かれていて、色も可愛らしいので思わず笑顔になること間違いなし。その他にも素敵なグッズがたくさんあるので、 宝探し気分で楽しんでくださいね!

<詳細情報>
富山県美術館
住所:富山県富山市木場町3-20
アクセス:JR富山駅から徒歩15分
電話番号:076-431-2711
営業時間:【美術館】9:30~18:00(最終入館17:30)【屋上庭園】8:00~22:00(最終入館21:00)【ミュージアムショップ】10:00~18:00
定休日:HPを確認ください

 

■4:お土産も忘れずに!富山のすべてに出会えるアンテナショップ『ととやま』

帰る前にお土産は忘れず押さえておきたいところ。富山といえば、海の幸、地酒、薬などなど、有名な名産品が豊富です。

画像:anna

そんなご当地ならではのものに出会えるアンテナショップ『ととやま』に行けば、お菓子やお酒から伝統工芸品まで一通りチェックすることができますよ!

画像:anna

帰りの電車の中でちょっと一杯飲みながら帰りたい人には、ちょうど良いサイズ感の『ほたるいか素干し』(540円・税込)や『しろえび素干し』(486円・税込)などのご当地おつまみも豊富です◎。

画像:anna

薬売りにちなんで、実際に効用がある薬を昭和レトロなパッケージで販売されています。洒落のきいたキャッチコピーも書かれているので、思わず笑ってしまうような面白いお土産を選びたい人は、ぜひチェックしてくださいね。

<詳細情報>
ととやま
住所:富山県富山市新富町1-2-3 富山ステーションフロントCiC1F
アクセス:JR富山駅から徒歩3分
電話番号:076-444-7137
営業時間:10:00~20:00
定休日:第三火曜日(不定休)

 

その他、富山にはまだまだ見どころいっぱい! 富山でのおでかけ先を探すなら下記のリンクから探してみてくださいね!

1泊2日では楽しみきれないほど素敵なスポットが盛りだくさんの北陸エリア。今年のおでかけ先のひとつにしてみては。楽しい時間が過ごせますように!(文、写真/中山カナエ・イラスト/赤松かおり)

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