ハーブティー、はじめてみない?プロが教える美味しい淹れ方&アレンジレシピ【カモミール編】
寒さも本格化し、今の時期は特に体調管理に気を付けている人も多いのではないでしょうか。そんな人はハーブティーで体を温めたり、リラックスさせたりするのもおすすめの方法です!
そこで今回は、メディカルハーバリストでティーコーディネーターの平井宏美さんに、カモミールティーの美味しい淹れ方を教えていただきました! 普段あまりハーブティーを飲まない……という人も思わず試したくなるような、自宅でも簡単にできるアレンジレシピもご紹介していきます。
■この季節に嬉しい効能がたくさん!カモミールティーの魅力
カフェのメニューでもよく出てくる「カモミール」。その語源は「大地のリンゴ(chamaímēlon)」というギリシャ語に由来しています。甘く優しいリンゴのような香りが特徴で、ハーブティーに詳しくなくても飲んだことがあるという人は多いのではないでしょうか。
リラックス効果や体を温めてくれて、質のいい睡眠や血行促進・風邪予防にもいいとされています。また、ホルモンバランスを整える効果も期待できるので、女性特有の悩みがある人にもおすすめなんだとか。
■お家でできる美味しいカモミールティーの淹れ方
まずはお家でも気軽にカモミールティーを飲みたい方のために、基本の美味しい淹れ方を教えていただきました!
<作り方>
(1)汲みたての水を沸騰させて、ポットとカップを温める
(2)カモミール2gをポットに入れて、一呼吸冷ましたお湯を140~180cc注ぐ
(3)1分半~3分待ち(ミルクティーなら3分)、好みの濃さになったらカップに注ぐ
(4)ティースプーンでひと混ぜしてテイスティング
(5)蜂蜜やお砂糖でほのかな甘さに調整をして出来上がり!
ハーブに含まれているアロマは鼻から脳へと香りを届けてくれるので、全身でリラックスできるんだそう。香りも楽しみながら飲んでみてくださいね!
■もっと美味しくなる!?おすすめアレンジレシピ2つ
続いては、簡単にできるアレンジレシピを2つご紹介! カモミールはストレートで飲むのも美味しいですが、アレンジティーはもっと美味しいのだとか。
(1)カモミールのハニーミルクティー~林檎の香り~
<材料>
お水・・・140cc
牛乳・・・70cc
カモミール・・・3~5g
ハチミツ・・・適宜
リンゴ・・・スライス2枚
<作り方>
1.小鍋にお湯とリンゴのスライスを加え、弱火で加熱
2.お湯が沸いたらカモミールを入れて、火を止めて3分待つ
3.ミルクをくわえて弱火で加熱する
4.ハチミツで好みの甘さに仕上げたら出来上がり!
鉄分がハーブのタンニンと反応をして濁ることもありますが、お味は美味しく味わえますよ。ハチミツとミルクの甘みと、リンゴの爽やかな香りのマッチを楽しんでください。
(2)オレンジ香るカモミールティーソーダ
<材料>
カモミール・・・2g
お湯・・・60cc
オレンジジュース(100%)・・・30cc
ガムシロップ・・・30g
炭酸水・・・70cc
氷・・・適宜
オレンジ・・・スライス1枚
<作り方>
(1)100%のオレンジジュースとガムシロップを1:1で混ぜ合わせ、オレンジのシロップをつくる
(2)2gのカモミールにお湯を60cc注いで2分待ち、茶漉しで濾して氷をひとつ入れてよく混ぜる
(3)1でつくったオレンジのシロップをグラスの3分の1程度注ぎ、氷をゆっくり入れる
(4)氷に当てながらゆっくりとグラスの3分の2の所まで2を注ぐ
(5)最後はグラスのぎりぎりまで無糖の炭酸水を注いでオレンジを飾ったら出来上がり
カモミールのソーダなんて斬新ですよね。オレンジのさっぱりとした風味はカモミールとの相性も抜群! すっきりとしたい気分のときにおすすめです。
今回カモミールティーを紹介してくださったのは、annaアンバサダーの平井宏美さん。
たくさんの効果があるカモミールティー。ストレートティーはもちろん、2つのアレンジレシピもぜひ挑戦してみてくださいね。(文/anna編集部)
【画像・参考】
※ 平井宏美/Instagram(@andrest_mignon)