プロに聞いた! 長時間落ちないリップの塗り方のコツ【リップのタイプ別】
口紅が落ちてしまうと、老けや疲れた印象を与えてしまうことがあります。
それを防止するためには、口紅のセレクトと、アイテムの特徴に合わせた塗り方がとても大切。
今回はリップのタイプ別に合わせて、色づきを長持ちさせるテクニックを美容家の杉本由美さんに教えてもらいました。
指でのせるのがポイント!クレヨンタイプ
ナチュラルに仕上げたいという方におすすめなのがクレヨン型のリップ。
クレヨンリップは輪郭も取りやすいうえ、比較的塗りやすいリップですよね。
まずは一般的な使い方の通り、直塗りをしていきましょう。このあと二度づけをしていくのですが、直塗りではなくリップを指でポンポンと唇にのせてください。このひと手間で、リップが落ちにくく長持ちしやすいですよ!
色づきに物足りなさを感じる方は、二度塗りする前にティッシュで軽く押さえ、表面の油分をオフしてから指でつけていくと、より鮮やかな発色に仕上げることも可能です。
リップブラシできちんと塗り!スティックタイプ
トレンドメイクを楽しみたい方は、カラーバリエーションが豊富なスティックタイプをセレクトする方が多いですよね。このタイプのリップは直塗りでも良いのですが、色落ちさせないためにはリップブラシを使うのがおすすめ。
まず唇の中心から口角に向かって輪郭をなぞり、そのあと内側にもリップをのせていきます。
全体にのせたら唇の上にティッシュをあて、表面にある余計な油分をオフしましょう。そして今度はリップブラシを使って縦塗りをします。縦ジワに沿ってリップを塗ることで色落ちを防ぐことにつながり、より鮮やかな色づきに。
何もつけていない唇に!ティントタイプ
テクニックいらずで、理想のメイクに仕上げることが可能なアイテム・ティントタイプ。
ティントリップは、油分によって落ちやすくなることがあるので、何もつけていない唇に塗るのがおすすめ。
まずは唇の中央にだけティントリップをのせ、上下の唇同士を重ね合わせなじませます。なるべく唇ギリギリまで広げるのではなく、少し内側を意識すると上手に塗れます。
リップの色落ちは顔色を悪く見せてしまったり、老け見えにつながるためなるべく避けたいですよね。
リップの特徴に合わせた色持ちをキープさせる塗り方で、いつも魅力的な女性を目指しましょう。
【画像】
※ Antonio Guillem / Shutterstock