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棍棒で棍棒を飛ばす、里山生まれのエクストリームスポーツ「棍棒飛ばし」の全国大会「ZNKK X CUP 第1回全日本棍棒飛ばし選手権大会」が10月7日、奈良県宇陀市の大宇陀健民グラウンドにて開催されました。
好天に恵まれた今回は午前に飛距離を競う個人戦。午後に4チームによる総当たりの団体戦が行われました。棍棒飛ばしの誕生秘話やざっくりとしたルールについては下の関連記事を読んでみてください。
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団体戦はそれぞれが攻守に分かれて対戦します。攻撃側は棍棒を飛ばして、その飛距離ごとに定められた得点を集め、防御側は飛んでくる棍棒をコート外へ打ち返したり、キャッチしたりして得点を防ぎます。
老若男女関係なく、本能のおもむくままに棍棒を振り下ろして思いっきり棍棒をぶっ飛ばす。ストレスの発散なのか、それとも内からたぎる闘争心なのか、全力で楽しむ大人たちの姿。良いプレーには「ナイス棍棒!」なんて声も掛けられていました。
優勝は3戦全勝の「大宇陀神殴仏s」。チームリーダーで全日本棍棒協会会長の東祥平さんは「このX CUPは作るのに苦労したので他のチームに渡すことにならなくて良かったです。また来年以降、うちを倒せるように練習に励んでください」と話しました。
参加者の男性も「棍棒飛ばしには本能的なエネルギーを呼び起こしてくれるような力があります。今回は4チームの参加でしたが、今後もっと参加チームが増えてくれるよう魅力を発信できたら」と競技の普及に意欲を見せていました。
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