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【夏&秋】京都が誇る極上フルーツの世界 

2023.07.24


京野菜やお茶のイメージが強い京都府の農産物。実は、極上のフルーツがたくさんあるのを知っていますか?夏から秋にかけて、モモ、スイカ、メロン、イチジク、ブドウ、ナシ、カキが次々に旬を迎えます。
今回ご紹介する直売所は、北は京丹後市から南は城陽市まで。旅行やドライブとあわせて、ぜひお出かけください♪ もちろん、お取り寄せも可能です!

メロン

【京丹後市】ミネラルたっぷりの大地が育んだ「まぼろしのメロン」/的場農場

新芳露:7月中旬~7月下旬、黄美香:8月上旬からお盆にかけて

画像提供:的場農場

京丹後市・久美浜で半世紀メロンを栽培する的場農場。日本海に面した水はけの良い砂丘地とミネラルたっぷりの潮風はメロンづくりにぴったりの環境です。7月から8月に旬を迎えるのが「新芳露(しんほうろ)」と、「黄美香(きみか)」の2種類です。
「まぼろしのメロン」と呼ばれる希少な新芳露は他のメロンにはない、完熟した際の芳醇な香りとみずみずしい風味、とろっとろの食感が評判です。新芳露は、追熟すると皮が緑から黄色にかわります。一方、黄美香は畑で栽培しているときから黄色いメロン。新芳露に比べると果肉がしまっているのでしっかりとした食べ応え。糖度が非常に高く年によっては糖度18度になることも。くちあたりのよい甘みで後味がすっきりと好評です。
クール便で届いた新芳露メロンは追熟してから食べるのがおすすめ。食べる前に少し冷蔵庫で冷やしてからいただきましょう。詳しい食べ方は商品と一緒に届く説明書をご覧ください。
数量限定で出荷時期も短いため、在庫については電話もしくはFAXで問い合わせてくださいね。

【京丹後市】網目模様が美しすぎる芳醇メロン/海の見える丘 白岩恒美農園

メロン:7月下旬から8月上旬

画像提供:白岩恒美農園

日本海を一望できる丘陵地に農園を構え多彩なフルーツを栽培する、海の見える丘白岩恒美農園。同園では芳醇な香りととろけるような舌触りが人気のネットメロンを栽培します。美しい網目模様が味への期待も高まりますね。常温保存で5日ほど置いておくと柔らかくなるそうで、その後冷蔵庫で1時間ほど冷やしてから食べるのがおすすめだそうです。

京のブランド産品「京たんごメロン」

画像提供:(公社)京のふるさと産品協会

京丹後市で栽培が盛んなメロンの中でも特に最高級のものを、京のブランド産品「京たんごメロン」として認定しています。日本海に面した水はけの良い砂地と日当たりの良い土地で、安心安全で環境にやさしい「京のこだわり農法」で生産され、京丹後市の海岸沿いで作られる糖度が15%以上の「琴引メロン」の中で、厳しい品質(大きさ・見た目)をクリアしたものだけが、京たんごメロンと呼ばれます。京都市内のスーパーや百貨店で探してみてください。

モモ

【京丹後市】「桃の女王」濃厚な香りと上品な甘みの清水白桃も!/岡﨑農園

嶺鳳、あかつき、清水白桃:725日頃から815日頃

画像提供:岡﨑農園

「一番美味しい時期に食べてもらいたい」というこだわりから、しっかりと熟したフルーツを全国各地に直送する京丹後市・久美浜の岡﨑農園。京丹後は、梅雨時期でも雨量が多すぎず、適度な水と日照条件のバランスがいいのでフルーツの栽培に適しています。
同園では主に嶺鳳(れいほう)、あかつき、清水白桃の3種類を栽培。1つの種類をなるべく長く収穫し、より多くのお客さんのもとに届けます。なかでも「桃の女王」と呼ばれる高貴な姿の清水白桃は、ピンクと白のグラデーションが特徴的。濃厚な香りとまろやかで上品な甘みを楽しめます。

【京丹後市】黄金桃(黄桃)のリピーターが続出!/白岩栄一農園

あかつき、奥あかつき、まどか、黄金桃、つきかがみ:7月から8月上旬

画像提供:白岩栄一農園

京丹後市久美浜町で約60年続く果樹農園、白岩栄一農園。直売所には減農薬の栽培にこだわった濃厚で瑞々しい季節の「完熟」フルーツが取り揃えられます。7月から8月上旬にかけてあかつき、奥あかつき、まどか、黄金桃(黄桃)、つきかがみ(黄桃)と順に収穫を迎えます。ちなみに7月下旬は比較的日持ちしやすい、まどかの収穫期。ここ最近の人気は、黄金桃!リピーターが続出の黄桃、ぜひ一度、ご賞味ください。

スイカ

【京丹後市】皮目の近くまで変わらぬ美味しさを/海の見える丘 白岩恒美農園

姫まくら:7月下旬から8月上旬

画像提供:白岩恒美農園

日本海を一望できる丘陵地に農園を構え多彩なフルーツを栽培する、海の見える丘白岩恒美農園。夏の一押しフルーツの一つが、ラグビーボール?と見間違うユニークなフォルムが目を引く姫まくら。姫まくらの平均的な重さは、約23kgで、冷蔵庫に入る丁度良い大きさ。他のスイカと比べて平均糖度が高く、皮が薄いので皮目に近いところまで十分な甘さが堪能できますよ。水分量が多く甘みと香りのバランスも絶妙です!

 

イチジク

【城陽市】あふれる果汁は完熟イチジクならではの美味しさ!/ 森島平兵衛農園

桝井ドーフィン、バナーネ、コナドリア、ネグローネ:7月下旬~10月下旬<天候による>、最盛期は8

画像提供:森島平兵衛農園

京都府南部にある城陽市。こちらの名産品といえば、栄養も豊富ないちじくですよね。近くに木津川が流れる城陽市奈島十六。こちらにある森島平兵衛農園では、一般的な品種として知られる桝井ドーフィンはもちろん、バナーネ、コナドリア、ネグローネといった、普段スーパーなどではなかなか出会えない希少な品種の栽培も手掛けています。

画像提供:森島平兵衛農園

森島さんのいちじくは、収穫のギリギリまで木の上で完熟させるのもこだわり。いちじくは完熟させることで糖度もあがりますが、その分痛みやすいため、通常市販ではなかなか手に入れられないそうです。完熟いちじくだからこそ味わえる美味しさを、ぜひご賞味ください!

画像提供:森島平兵衛農園

同園では「体も心も楽しくヘルシーになれる、豊かなイチジクライフを過ごしてもらえたら」という思いから、自社ブランド「KYOTOいちじくFACTORY」を立ち上げました。いちじくタルト(税込3800円、期間限定、数量限定)や冷凍いちじくと牛乳のみでつくったいちじくスムージー(税込500円)も販売中。

ブドウ

【京丹後市】もぎたて超大粒ブドウの味わいに感激/海の見える丘 白岩恒美農園

藤稔、デラウェア、ピオーネ、ブラックビート:8月上旬から10月

画像提供:白岩恒美農園

日本海を一望できる丘陵地に農園を構え多彩なフルーツを栽培する、海の見える丘白岩恒美農園。同園の主力商品のブドウは、8月上旬から10月まで楽しめます。品種は、藤稔(フジミノリ)やデラウェア、ピオーネ、ブラックビートなど実に種類が豊富。なかでもイチオシの藤稔は、1粒が最大40gもの大きさで、濃厚な味わいに思わず笑みがこぼれちゃいます!この味わいを引き出すために、肥料を極力減らしているとのことで、収穫してから傷みにくいというメリットもあるそうです。

【福知山市】地域再生のためにブドウ栽培に挑戦/丹波ほっこり農園

三和ぶどう:8月下旬から9月中旬


画像提供:丹波ほっこり農園

福知山市の石材店が新たに農業事業部を立ち上げ、2014年にオープンした丹波ほっこり農園。過疎化により地域で栽培されなくなったブドウ園を引き継ぎ、地域ブランドとしての「三和ぶどう」の継承と生産拡大を目指したのが農園のはじまりです。
三和ぶどうとは、福知山市の三和町で生産される大粒で糖度が高いマスカットベリーAのこと。丹波地方を代表する初秋の特産物のひとつです。なんと糖度は20度以上!このエリアならではの気候の寒暖差がブドウの甘さにつながっているんだとか。ブドウは果樹の中でもとくに手間がかかる果物。年間100日以上、丹精込めて育てられています。

【京丹後市】もぎたてのシャインマスカットを使った豪華クレープも/白岩栄一農園

藤稔、ゴルビー、シャインマスカット、翠峰:9月中

画像提供:白岩栄一農園

京丹後市久美浜町で約60年続く果樹農園、白岩栄一農園。9月になると直売所には減農薬の栽培にこだわった大粒で濃厚な甘みのブドウ、藤稔(上写真)、ゴルビー、シャインマスカット、翠峰が並びます。

画像提供:白岩栄一農園

直売所に併設するのは、自慢のフルーツを使ったクレープのお店「Mikke(ミッケ)」。中でもシャインマスカットをふんだんに使った贅沢&華やかなクレープは話題を呼んでいます。(日曜のみ営業、数量限定、売り切れ次第終了)

ナシ

【京丹後市】定番から希少品種まで完熟梨を直送/岡﨑農園

幸水、二十世紀、豊水、新興、王秋、愛宕、晩三吉:8月末から11月

画像提供:岡﨑農園

「一番美味しい時期に食べてもらいたい」というこだわりから、しっかりと熟したフルーツを全国各地に直送する京丹後市・久美浜の岡﨑農園。秋の主力は、梨!幸水、二十世紀、豊水、新興、王秋、愛宕、晩三吉といった、定番から希少品種まで豊富な種類を栽培しています。梨は4月に花が咲いてから収穫まで長いもので約7か月。1年を通じて、生育管理や病害虫対策など徹底管理のもと、手塩にかけて育てられています。

【京丹後市】多彩な品種の完熟梨を食べ比べ/白岩栄一農園

二十世紀、南水、あきづき、新興、王秋:9月から11

画像提供:白岩栄一農園

京丹後市久美浜町で約60年続く果樹農園、白岩栄一農園。直売所には減農薬の栽培にこだわった濃厚で瑞々しい季節の「完熟」フルーツが取り揃えられます。9月収穫のナシは、二十世紀、南水、あきづき。10月は新興、11月は王秋とナシの旬は続きます。上の写真は秋の訪れを告げる二十世紀梨。酸味と甘みのバランス、そしてなんといってもシャキシャキとした食感が心地よいですね。
買ったナシは食べる前に23時間冷やしてから食べるのがおすすめ。冷やしすぎには気をつけましょう。また痛んでしまったナシはジャムやコンポートにすると最後まで美味しくいただけるそうです。

京のブランド産品「京たんご梨」

画像提供:(公社)京のふるさと産品協会

ちなみに、丹後半島で生産された二十世紀梨の頂点を極めるのが京のブランド産品「京たんご梨」です。一つずつ糖度センサーで測って、一定以上の糖度のあるものだけを、ブランド産品として認証。こちらは京都市内のスーパーや百貨店で探してみてください♬

カキ

【京都市西京区】西山の豊かな自然の中で育まれるカキの王様/千弥農園

富有柿:10月下旬から11月下旬

画像提供:千弥農園

京都・西山連峰の麓に広がる京都市西京区大枝地区では、90年以上前から「カキの王様」とも言われる富有柿(ふゆうがき)の栽培が盛んで、大枝の名産品として知られています。収穫期の10月下旬になると近隣の農園の直売所も道路(府道10号線)に軒を連ねることから「柿街道」と呼ばれているんですよ。富有柿は、大ぶりでぷっくりとした丸みがあり、ジューシーでキメが細かい肉質と高い糖度、独特の香りを持っているのが魅力。

シーズンを迎える頃、千弥農園はカキ狩りでとても賑わいます。なんと富有柿が食べ放題!1020日から11月末までの約1ヶ月半の期間限定です。売店では柿のドライフルーツ(柿チップ/上写真右)や柿スムージーも販売。(人気商品につき欠品の場合も)

 

今回掲載したフルーツ農園はこちら

<メロン・スイカ・ブドウ>
海の見える丘 白岩恒美農園
京都府京丹後市久美浜町平田983
0772-83-0911
★直売所★
京都府京丹後市久美浜町平田1104-3
7月中旬頃~年末まで営業予定
9:00~17:00
不定休
★お取り寄せ方法★
・TEL0772-83-0911
・FAX0772-83-1227
・ブレンドファームネットショップ
https://blendfram.thebase.in/

〈メロン〉
的場農場
京都府京丹後市久美浜町葛野(作業場)
0772-83-0879/0772-83-1570(作業場)
★直売所★
7月半ばから8月お盆くらいの1か月営業予定
※直売所の詳しい場所はGoogle mapで「京丹後市久美浜町 的場農場」で検索
直売所情報、詳しくはお電話でお問合せください
★お取り寄せ方法★
電話もしくはFAXで注文可能
電話0772-83-0879/0772-83-1570(作業場)
FAX0772-83-1164

〈モモ・ナシ〉
岡﨑農園
京都府京丹後市久美浜町三原512
0772-83-0521
★お取り寄せ方法★
電話またはFAXで注文可能
電話0772-83-0521
FAX0772-83-1475

〈モモ・ブドウ・ナシ〉
白岩栄一農園
京都府京丹後市久美浜町平田1361
0772-83-1216
★直売所★
12月末までの営業予定
8:30~18:00
定休日なし
クレープMikke11:00~17:00(日曜のみ営業、無くなり次第終了)
★お取り寄せ方法★
電話で注文可能
電話&FAX0772-83-1216

〈イチジク〉
森島平兵衛農園
京都府城陽市奈島十六36
0774-52-0469 / 090-9091-9283
★直売所★
8月上旬から10月上旬営業予定
9:00~12:00
無休

〈ブドウ〉
丹波ほっこり農園
0773-27-1831(販売予約受付)
★直売所★
横田石材本社:京都府福知山市前田新町18
大身直売所:京都府福知山市三和町大身68
(国道9号線沿い、ぶどうののぼりが目印)
販売日は火・木・土・日曜
9001700(無くなり次第終了)
※詳細はインスタグラムからチェック
https://instagram.com/hokkorifarm
★お取り寄せ方法★
電話で注文可能
電話0773-27-1831

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