【小野】雑貨カフェ「HOWBI」スープモーニング専門店や生ドーナツ専門店が登場!夜カフェも
小野市市場町にある「HOWBI(ホウビ)」は、“人が集まる雑貨カフェ”がコンセプトのカフェ。マスターが描くカラフルな絵画やポップなインテリアに囲まれた、アーティスティックな空間が魅力です。2023年春から、朝はスープモーニング専門店「Canall(キャナル)」、カフェタイムは生ドーナツ&カクテル専門店「Chu-ton(チュートン)」、夜は「HOWBI」が夜カフェと、新しく3部制で営業をスタート!訪れる時間によって魅力が変わる新しくなった「HOWBI」にぜひ足を運んでみて!
・人が集まる雑貨カフェ「HOWBI(ホウビ)」
JR加古川線市場駅から車で約5分、白いビルの2階に店を構える「HOWBI(ホウビ)」。店名の「HOWBI」は、「house(家のように落ち着く)」、「wood(自然の温もりに囲まれた)」、「bird(鳥のように自由な)」の頭文字を取り、「自分への“ご褒美に”くつろいでもらいたい」という思い込めて名付けた造語だそう。その言葉の通り、感性を刺激される芸術的な空間の中、時間を忘れてのんびり過ごすことができます。2023年春から新たにカフェを営む仲間が2人加わり、3部制で営業がスタート。朝はスープモーニング、カフェタイムは生ドーナツ、夜は夜カフェと、訪れる時間帯によって楽しみ方が異なり、一層魅力が深まりました。迫力あるアクリル絵画たちが目を引くポップな店内。なんと店内に飾られた絵画やタペストリーなどの装飾品はすべて、画家であるマスターが手がけたんだそう。壁紙や手作りのテーブル、カラフルなソファなど、アイテム一つひとつに遊び心が満載で、どこを切り取ってもフォトジェニック。靴を脱ぐスタイルでゆったりとくつろげます。小さなキッズスペースもあり、子連れでも気軽に利用できるのがうれしいポイント。ハンモックはおひとり様に人気の特等席。ゆらゆらと揺られながら過ごすカフェタイムは、日ごろの疲れをリフレッシュできる至福のひとときです。店内にある雑貨の販売スペースには、10人以上の作家によるハンドメイド小物や衣料品、店主がドバイで見つけたセレクト雑貨などが所狭しと並びます。料理の待ち時間を利用してぜひのぞいてみて。
・【朝】スープモーニング専門店「Canell(キャナル)」
『スープモーニング(我が家のシチュー)』750円
8:00~11:00(L.O.10:30)のモーニングタイムは、スープモーニング専門店「Canall(キャナル)」が担当。店名には、英語で“すべて出来る”という意味の「can all」が含まれています。同店の自慢は、ボイストレーナーの顔を持ち、日ごろから食事を気にかけている店主が作る、野菜をたっぷり使ったスープ。スープには「栄養とうま味が溶け込んだスープを朝に食べることで、1日を元気に過ごしてほしい」という思いが一杯にギュッと詰まっています。スープのほか、小麦パンや卵サラダ、季節野菜の副菜でワンセットです。
左から『美活スープ』、『我が家のシチュー』
スープは、定番の『我が家のシチュー』(750円)と2週間ごとに内容が変わる『美活スープ』(850円)の常時2種類をスタンバイ。農家である店主の実家で採れたものや地元産などの新鮮で旬の野菜を中心に使用し、レシピはすべて栄養士の資格を持つ娘さんと一緒に考えているそう。なるべく味付けは控えめにし、野菜そのものの味を生かした優しい味わいを心がけています。取材日の『美活スープ』は「新タマネギの鶏ミンチスープ」。兵庫県産の新タマネギを丸ごと1個使用し、中央とトップに鶏つくねをトッピングした“食べるスープ”です。つくねには豆腐を使用し、ふんわり感をプラスするなど、味・栄養バランス・食べやすさなどの細部に至るまでこだわりが満載。通常約2週間で『美活スープ』の内容が変わりますが、「新タマネギの鶏ミンチスープ」は好評につき、新タマネギが摂れる間は継続するそうです。メニューの最新情報は公式Instagramから要チェック!定番の『我が家のシチュー』は、店主のお母さんが昔からよく作ってくれたという懐かしの味。シチューと言うとクリームシチューを想像しますが、同店のシチューは和風出汁で5種類以上の野菜と牛肉を煮込み、少しとろみを付けたスープが定番なんだそう。野菜の甘みやお肉から出るうま味が出汁に溶け込み、スプーンが止まらなくなるおいしさです。迷ったときはぜひこちらを選んでみて♪
・【カフェ】生ドーナツ&カクテル専門店「Chu-ton(チュートン)」
11:00~17:00(L.O.16:00)のカフェタイムは、「Chu-ton(チュートン)」の生ドーナツやカクテルを片手に、甘いカフェタイムを過ごせます。生ドーナツは常時6種類がラインアップ!海外のようなカラフルなドーナツを目の前に、思わず心が躍ります。看板商品は手作りの生ドーナツ。今メディアで注目が集まっている生ドーナツとは、卵やバターをふんだんに使用したリッチなドーナツのことで、ふんわりモチモチとした食感ところんと丸いフォルムが魅力です。同店では小野市産小麦「ふくほのか」や「共進牧場」の牛乳、「宮本さんちの平飼い地たまご」を使用するなど、なるべく小野で採れる素材を厳選。ドーナツの生地は前日に仕込み、一晩寝かせることで生ドーナツならではのやわらかさを生み出しています。メニューは定番ドーナツ以外に、季節限定メニューや新商品も随時登場するので公式Instagramのチェックが欠かせません。
『ハニーレモン』390円
堂々の人気No.1は『ハニーレモン』。ほんのり甘い生地に、ハチミツ入りの甘いグレースとハチミツ漬けレモンの香りが調和した爽やかな一品です。ハチミツは小野市に採蜜場がある「俵(たわら)養蜂場」の百花蜜を使用。華やかな香りがレモンのフレッシュな香りを引き立てます。
『ブリュレ』390円
「宮本さんちの平飼い地たまご」や「ふくほのか」、きび砂糖などの厳選素材で作った自家製カスタードを、トップにちょこんとのせた『ブリュレ』も人気。あぶったことで生まれるほろ苦さや香ばしさが、濃厚なカスタードと生ドーナツをまとめあげています。見た目のインパクトも抜群で、手土産にも喜ばれそうですね。
『キウイジンジャー』700円
お酒好きな店主が本気で作ったノンアルコールカクテルもおすすめ。ラインアップは2種類あり、『キウイジンジャー』は、ハイボールやチューハイなどのサッパリとしたアルコールが好きな人にぴったりです。ジンジャーエールとキウイとの意外な相性の良さに、一度飲んだらやみつきになること間違いなしです。
『クランベリーココナツ』650円
クランベリージュースとココナッツミルクを合わせた異国情緒あふれるフレーバーも。味の主張が強いクランベリージュースを、ミルキーなココナッツミルクがいい意味でぼかしてくれて、ゴクゴクと飲めそう。フローズンミックスベリーもたっぷり入っているので、見て・飲んで・食べてベリーを堪能してみて。
・【夜カフェ】「HOWBI」
『たけちゃんのスパイスベジカレー』1,000円
夜は「HOWBI」が手がける夜カフェタイム!カレーやガパオ、スイーツ、ドリンクなど、ごはん系から甘いデザートまで幅広くそろえています。イチオシは、店主の名前が入っていることからもこだわりの強さを感じる『たけちゃんのスパイスベジカレー』。以前ドバイへ行ったときに食べたスパイスカレーの感動をお客さんに届けたいという一心で、試行錯誤の末辿り着いた渾身の逸品です。現地にならい、肉類は一切使わず具材は野菜のみ。9種類のスパイスが織りなす複雑な味わいと、ゴロゴロと入った野菜や豆、自家製野菜マリネの酸味のアクセントが絶妙に調和しています。モチモチの紫黒米と一緒に召し上がれ!
『野菜スムージー(グリーン)』600円
野菜をおいしくて手軽にたっぷり摂りたいという人は『野菜スムージー』に注目を!フレーバーは『グリーン』『パープル』『オレンジ』があり、どれも5種類の野菜をたっぷり使っています。飲みやすさを重視するなら『グリーン』がおすすめ。栄養価の高いケールを使っていますが、バナナやレモンでフルーティーで飲みやすい味わいに仕上げています。光サイフォンで抽出する『光サイフォンコーヒー』(450円)も女性に人気があります。お客さんのお目当ては、ライトダウンした店内で見る赤く輝く光の美しさ。ハロゲンランプが灯す幻想的な光景に思わずうっとりしてしまいそう。
『フレンチトースト』550円
5種類あるスイーツメニューの中でも特に人気なのが『フレンチトースト』。同店はバゲットを使用し、外はパリッと、中はふわっとした食感が楽しめます。ボリュームがありながらも、甘すぎないので思わずペロリ。フレーバーは『チョコ&キャラメルのせ』か『ブルーベリー&ラズベリーのせ』から好きな方をチョイスしてみて。アーティスティックな雰囲気の店内で、時間帯ごとにさまざまな食事やスイーツが楽しめるカフェ「HOWBI」。今後は「HOWBI」「Canall」「Chu-ton」の3店舗コラボ企画も考えているそう。自然と笑顔になれる色とりどりな空間で、ちょっぴり非現実的な1日を過ごしてみては?