奈良市在住の車椅子ライター、波子(なみこ)さんが、実際に「使いやすい」と感じた文具たちを試せるイベントが、3月25日(土)に橿原市の今井文庫(今井町3-2-32)で、3月26日(日)に奈良市のBONCHI(橋本町3-1)で、それぞれ開催されます。
波子さんは、先天性ミオパチーという筋力が衰える難病にかかり、約10年前から車椅子を利用。握力は15kgと小学4年生程度です。そんな彼女は、福祉用品ではなく文具店で販売されている既製品の中から、「握りやすい」「指先の力がいらない」「片手で使える」といった、弱い力でも使いやすく「頼もしい!」と思える文具を厳選。Webサイト「文具のとびら」にて、コラム『弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち』を連載されています。昨年10月には、小学館クリエイティブより書籍化もされました。
出版を記念した本イベントでは、波子さんのお話のほか、本人厳選の文具を実際に試すことができます。お子さんも、年配の方も、不器用な方も、誰にでも使いやすく、ちょっとした「使いにくさを解決」してくれる逸品ばかり。25日は、古い町並みの橿原市今井町、リノベーションされたブックカフェでお茶でも飲みながら…。翌26日は、奈良市もちいどのセンター街のイベントスペースで「頼もしい文具たち」の魅力を聞きに…。ぜひ奮ってご参加ください。
ともに予約不要で参加無料。ただし感染対策のため、マスク着用と手指消毒のご協力をお願いします。