【淡路】「岩屋珈琲店」レトロな港町で本格コーヒーを味わって♪大人気フルーツサンドも
明石海峡大橋を渡ってすぐの港町、「岩屋」にある「岩屋珈琲店」。淡路ICから車で2分ほどなのでアクセスも抜群。多くの観光客が訪れる大人気のお店です。こだわりのコーヒーとフォトジェニックなフルーツサンドが大人気。旅の途中でほっこりと癒やしの時間を過ごしてみては。
ブルーの壁が目印「岩屋珈琲店」
淡路ICから車で2分ほどの場所にある「岩屋珈琲店」。海沿いをはしる国道28号線から見える鮮やかなスカイブルーの外観が目印です。趣のある看板はどこか懐かしさを感じさせてくれ、レトロな雰囲気の港町に溶け込んでいます。淡路島で貸別荘などを経営するオーナーが、「おいしいコーヒーが飲める素敵な空間を作りたい」と2020年にオープン。今では地元の人や観光客でにぎわう繁盛店に。周辺は昔ながらの商店街で、近年ではノスタルジックな雰囲気が観光客にも人気のスポットです。同店はワークショップなどを開催するなどして、地域の活性化にも貢献しています。店内はダークブラウンの木材と白壁を組み合わせたアンティーク調のインテリアで統一され、町屋を思い起こさせる落ち着いた雰囲気。4席あるカウンターでは気さくなスタッフとのおしゃべりを楽しんだり、1人の時間を満喫したりと、充実した時間を過ごすことができます。カウンター正面の棚に並んでいるのは、地元の鉱物や土を使って器を作っている淡路島の蜜窯「樂久登窯(らくとがま)」のコーヒーカップ。味わいのある器が店内のおしゃれな雰囲気を引き立てています。お店の奥にはコーヒーの樽をイメージしたテーブルをはじめ、3卓の丸いテーブル席を配置。時間を気にせずゆっくりとしたい人にオススメです。天板模様が淡路島の形になっているのもユニーク。旅の思い出にステキな1枚を撮ってみては。
豆からこだわった本格コーヒー
同店のコーヒーは注文を受けてから豆を挽(ひ)き、一杯ずつ丁寧に抽出。挽きたての豆の心地よい香りが店内にただよい、待っている間も至福の時間が流れます。使用している豆はオーナーが惚れ込んだ明石のコーヒーショップ「豆鶴(まめつる)」で焙煎したもの。種類によって焙煎度合いを変え、それぞれの特徴を生かした極上のコーヒーを味わうことができます。豆の情報はカウンターに詳しく記してあるので、自分に合った豆を探すのも楽しみの一つです。店内では豆やドリップコーヒーの販売も行っていて、本格的なコーヒーを自宅でも堪能できます。オリジナルのロゴが付いているのでお土産にするのも素敵。
『岩屋ブレンド』450円
オリジナル商品の『岩屋ブレンド』は、香ばしい苦みが感じられる極深煎(い)りの『ケニア』(450円)と、ナッツのような甘いフレーバーが特徴の『コロンビア』(450円)をブレンドしたスペシャルティコーヒー。苦みの中に感じられるほのかな甘い香りに癒やされます。酸味が少なく、飲んだ後にナッツやダークチョコレートの余韻を感じることができるのも特徴。ここでしか味わえない特別な一杯を楽しむことができます。コーヒーはテイクアウトも可能。のれんにもなっている同店のロゴや、近くの観光スポット「絵島(えじま)」をモチーフにしたイラストが描かれたオリジナルのカップに入れてもらえます。おしゃれなカップで気分も上がること間違いなし!おいしいコーヒーを飲みながら散策を楽しんでみては。
インスタ映え抜群のフルーツサンド
『フルーツサンド』450円~650円フルーツと金額は季節によって変動あり
コーヒーに合うフードメニューとして開発された『フルーツサンド』は、鮮やかな見た目がインパクト抜群。食材や味にこだわり、今では同店の看板メニューになっています。これを目当てに訪れるお客さんも多いのだとか。フルーツは旬のものを使用しているので季節によって変更されます。「シャインマスカット」や「お芋サンド」など、何度も訪れたくなる魅力的なメニューがたくさん登場。最新のラインアップは公式Instagramでチェックして。
『フルーツサンドセット』950円
イートインでは、フルーツサンドとドリンクのセットをお得な価格で味わうことができます。取材日にいただいたのは、淡路島の「山城農園」のイチゴを使った『究極のいちごサンド(5月までの期間限定)』。イチゴとクリームがパンからはみ出すほどのボリュームで満足感たっぷりの一品です。イチゴは大粒の見た目もさることながら、その極上の甘さにびっくりするはず。こだわりの生クリームとの相性も抜群です。パンは地元で大人気のベーカリーショップ「ブランジェリーフルール」の食パンを使用。島の豊かな食材を詰め込んだ、まさに究極のサンドイッチです。日によっては売り切れることもあるので、気になる人は電話でお取り置きを。フルーツサンド以外にも『野菜たっぷり卵サンド』(単品550円、セット950円)や『淡路島ホットドッグ(土日限定)』(単品500円、セット850円)、『月替わりケーキ(土日限定)』(単品350円、セット750円)などがスタンバイ。どれも淡路島の食材を使ったこだわりのメニューなのでぜひ味わってみては。
素材にこだわったドリンク
コーヒー以外のドリンクメニューも豊富なラインアップ。「スカッッシュ」や「スムージー」など、旬の食材を厳選して使用しているので、季節によっていろいろな味が楽しめます。
『ショコラバナナスムージー』580円
通年メニューの『ショコラバナナスムージー』はバナナ本来の優しい甘みとチョコレートの相性がピッタリで誰もが大好きな味。振りかけられたナッツが味のアクセントになっていて、止まらないおいしさです。ミルクがたっぷりで子どもにもオススメ。太めのストローでゴクゴク飲めば心も体も大満足間違いなしです。
『キャラメルマキアート』580円
たっぷりのったホイップクリームが魅力的な『キャラメルマキアート』は、ほろ苦いコーヒーとキャラメルが溶け合い、大人の味を楽しみたい人にピッタリ。まろやかなミルクとクリームの甘さで心がほっこり満たされます。同店のメニューはすべてテイクアウトが可能。使用されているクリアバッグは、フォトジェニックな写真が撮れると大人気です。近くには観光スポットの「ニジゲンノモリ」や「道の駅 あわじ」などがあるので、海や空、明石海峡などをバックにおしゃれな写真が撮れそう。魅力がたっぷりつまった「岩屋珈琲店」。今後もいろいろなメニューを開発中とのことで目が離せません。癒やしの時間を味わいに立ち寄ってみてはいかが。