【姫路】洋食店「キッチンしまだ」趣ある和の空間で秘伝のデミグラスを堪能!お得なランチも♪
JR・山陽電鉄姫路駅から北へ徒歩10分、「姫路城」からほど近いところに佇む「キッチンしまだ」。本格的な洋食を、町家のような趣ある和の空間でしっぽりと味わえる一風変わった洋食店です。特に、創業から継ぎ足して作る秘伝のデミグラスソースが絶品♪特別な日にこそ訪れたいお店です。
・「キッチンしまだ」
JR・山陽電鉄姫路駅から北へ徒歩10分のところにある「キッチンしまだ」。和テイストな店構えと家紋が書かれた大きな提灯がひときわ目を引きますが、実は洋食店。そのギャップに心惹かれる小粋なお店です。コンセプトは「本格的な洋食と和のテイストも取り入れた、枠にとらわれない料理」。専門学校を卒業後、大阪にある老舗洋食店「レストラン乃呂」で15年間修行をし、2014年に地元である姫路で念願だった自分の店をオープン。老舗洋食店で学んだ洋食の基本を大切にしつつ、和の素材や技巧を取り入れた創作料理も提供しています。店内は、「姫路城」の周辺に佇む町屋を連想させる和の趣あふれるインテリアで統一。割烹店のような高級感ある雰囲気に包まれ、落ち着いて食事を楽しむことができます。全席カウンター席というのもこだわりポイント!目の前で繰り広げられる料理の仕上げのパフォーマンスを眺めたり、時には店主と会話をしたりと、距離が近いカウンター席ならではの楽しみ方を満喫できます。
・お得なランチセットが人気!
『ハンバーグ(スープ・サラダ・ライスorパン付き)』1,760円 ※ランチタイム限定
ランチタイムは、メインにスープやサラダ、ライスorパンが付くお得なセットメニューをスタンバイ!メインは、サクサクジューシーな『メンチカツ』(1,760円)や、世界最高品質のエビ「天使の海老」を使った『海老フライ』(1,980円)など全部で約10種類。どれも、素材そのものから厳選し、かけるソースまで手作りにこだわった本格的なメニューです。中でも人気No.1は『ハンバーグ』。リング型のハンバーグの真ん中に卵を落とし、土鍋からあふれんばかりのデミグラスソースを上からかけた濃厚な一品です。スプーンを入れると、黄身がトロッと、ハンバーグの断面からは肉汁がじゅわり。それらをすべて絡めて食べれば、この上ない贅沢を味わえます。「ハンバーグの主役は肉ではなくデミグラスソース」と語る店主。フォークやお箸ではなく、スプーンでデミグラスソースを飲むようにいただくのが“しまだ流”です。主役となるデミグラスソースは、創業から継ぎ足しているベースに、香味野菜の甘みや香り、和牛のうま味や脂が溶け込んだ「フォンドボー」をひと月ほどかけてじっくり煮込んで完成します。赤ワインのツンとした酸味や素材同士がぶつかり合って生まれる雑味などが一切なくまろやか。それでいてしっかりとしたコクのある味わいに仕上がっているのは、上質な素材を何年もかけて煮込んできた証拠です。残ったソースはご飯やパンに付けて、余すことなく味わって。
『豚ロースカツレツ(スープ・サラダ・ライスorパン付き)』1,760円 ※ランチタイム限定
「山形豚」を使った厚切りロースカツレツは、男性の胃袋をも満足させるボリュームが自慢です。こちらに付けるのは、デミグラスソースではなく特製のトマトソース。カツの脂とトマトの酸味が調和することで、さっぱりとした味わいが楽しめます。セットに付くスープにも注目を。スープの内容は季節や月ごとに変わり、ポタージュを中心に登場します。取材日のスープは「オレンジ白菜のポタージュ」。水をほとんど使わず、ほぼ白菜の水分のみでじっくり煮込んだ甘くてクリーミーな一品です。素材本来のおいしさを生かしながらリッチに仕上げた極上のポタージュは、それだけでも食べに来る価値ありです。
・特別な日にはワンランク上のディナーコースを
『洋食コース』4,200円~
ディナータイムは、好きなものを好きなだけ食べられるアラカルトスタイルかコース料理かを選べます。ちょっぴり贅沢をしたい特別な日には、コースがおすすめ。野菜や魚介を使ったオードブルが3品と、選べるメインが1品、ライスorパン、食後のコーヒーor紅茶が付いて内容が盛りだくさん!お腹も心も満足すること間違いなしのコースです。取材日のオードブルは『豆乳プリン』『ブリのカルパッチョ」』『魚介のグラタン』の3品。まず始めにアミューズとして運ばれてくる『豆乳プリン』は、絹ごし豆腐のようになめらかな口当たりとプルンとした弾力があるプリンの上に、自家製のなめたけや長芋、イクラをトッピングした創作料理。意表を突くような組み合わせと想像を越えるおいしさに、一度食べるとやみつきになるかも。コース料理の醍醐味の一つが、洋食店にはちょっぴり珍しい新鮮な魚介を使ったオードブルを食べられるということ。取材は、『ブリのカルパッチョ』が登場しました。身が締まった新鮮なブリに、ブロッコリースプラウトなどの新芽をのせ、和風仕立てのフレンチドレッシングをかけたサラダ仕立てのカルパッチョです。3品目はアラカルトで人気の『魚介のグラタン』。自家製のホワイトソースの中には、ホタテやイカ、「天使の海老」の3種の魚介がたっぷり入っています。ホワイトソースは魚介のうま味だけでなく、隠し味のチーズのコクも際立ち、うっとりするほど濃厚な味わい。オードブルのあとは、お待ちかねのメインが登場!メインは『ハンバーグ』のほか、『牛タンシチュー』(+2,200円)や『牛へレ肉カツレツ』(+3,080円)など、7種類から好きなものをチョイスできます。店主のイチオシは、最上級クラスの和牛を使った『牛三角バラ肉ビーフシチュー』(+2,200円)。脂と赤身のバランスが良い三角バラ肉を、歯を使わなくても食べられるくらいやわらかく煮込んだ自慢の逸品です。ほどけるような食感や凝縮されたうま味は和牛ならでは。ぜひ一度ご賞味あれ♪お手ごろ価格のランチコースから、充実した内容のコース料理やフルコースまで、さまざまな料理でもてなしてくれる洋食店「キッチンしまだ」。秘伝のデミグラスソースは一見ならぬ、一食の価値ありの本格派です。ぜひ、洋食気分の日や特別な日にふさわしいお店を探しているときは、気軽に訪れてみて!