東遊園地の海側で、ボロッと崩れた橋脚など「阪神・淡路大震災」の凄さを目の当たりに。身近にある震災遺構
東遊園地の海側あたりに「震災遺構」が残されていて、当時の地震の凄さに触れることができます。
神戸市中央区新港町17
阪神・淡路大震災の遺構があるのは、「浜手幹線」海側の歩道。
奥に見えている歩道橋が、「東遊園地」の花時計を見下ろすことができる「税関前歩道橋」。海側には阪神高速の高架が通ってます。
西を向くと、NTTのビルや「ドコモ」の基地局のアンテナが見えます。少し行くと、水族館「アトア」などがある新港町方面に曲がる交差点。
まず目に入ってくるのが、被災した高速道路「浜手バイパス」の橋脚。鉄骨がむき出しになり、ボロボロとコンクリートが崩れてます。
実際に、こんな大きさのものが、これほどの被害を受けるのかと改めて揺れの大きさを感じさせる遺構です。
遺構の横には、当時の写真が展示されていて、上の方までヒビが入っていたのが分かります。
こちらは、高速道路で温度変化などによっておこる伸び縮みに対応するための「伸縮装置」。
鋼製ですが、ぐにゃりと曲がっています。
大きな揺れで橋げたが、山側と海側で計360㎝もずれ、伸縮装置が変形したんだそう。
こうした「被災の姿」を残すことで、改めて防災意識を高められるようにと誰でも見れる場所に保存されてます。
昨年できた図書館「こども本の森 神戸」からもすぐの場所ですし、震災を知らない子供たちと一緒に見て感じるのもいいかもしれません。
※クリックすると、リンクが開きます。
こうした「震災遺構」などの場所が、地図上にまとめられたサイトがあります。
神戸市内から淡路島まで広い範囲で探せるので、自宅の近くなどで探してみてはいかがでしょうか。
震災から今年で28年です。
◆関連リンク
・1995.1.17伝承ポイントマップ - 公式サイト
外部サイト
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