神戸空港に新たに作る「サブターミナル」には、約90億円かかるみたい。意見募集してる
神戸空港に、約90億円をかけて「サブターミナル」を作る計画の資料が公表されてます。
神戸市中央区神戸空港1
神戸空港は、いま全国13都市への「国内線」が運行されてます(2022年10月時点)。
今後、国際チャーター便を就航させ、2025年の大阪・関西万博開催時には、航空需要が拡大し対応しきれなくなることが想定されるなどの理由で、新たにサブターミナルが必要になるそうです。
建設予定地は、現在の駐車場の少し西側にある赤枠で囲んである場所。
「出発・到着ロビー」や「商業施設」、国内線の「搭乗待合室」や、国際線に必要な「出入国審査場」、航空会社の事務所などが入り、約1万7000㎡。
現在あるターミナルビルの床面積と、ほぼ変わらない広さです。
サブターミナルの方は、原則「2階建て」になるそうで、「メインエントランス」は「山や海との調和」をイメージした雰囲気を目指すみたい。
イメージ図では、かなり天井が高く描かれて、海も山も見える感じです。
「地域木材の活用」も掲げられてるので、六甲山の木材などが使われるのかもしれません。
いまある「ターミナル」とは、500mほど離れることになるようなので、移動に関しては「バスやタクシー」が利用しやすい乗降施設や「新しい駐車場」を作ってスムーズにいくように考えるそう。
スケジュール的には、今年度中に事業者を選び、2023~2024年度に設計・建設。万博の始まる2025年に使えるようにする想定。
神戸空港に関しては、2030年には「国際定期便」も就航を目指すということですから、それに対応できる規模での整備。
概算事業費は「約90億円」です。
計画(案)の資料は、インターネットと市の施設で見ることができ、市民の意見募集がされてます。
資料の閲覧場所
・港湾局空港調整課
神戸市中央区港島中町4‐1‐1 ポートアイランドビル8階
(9:15~12:30、13:30~18:00)
・市政情報室
神戸市中央区加納町6‐5‐1 市役所1号館18階
(8:45~12:00、13:00~17:30)
・各区役所まちづくり課、須磨区役所北須磨支所、西区役所玉津支所
(8:45~12:00、13:00~17:30)
※閲覧は、土日祝、12月29日~1月3日を除く開庁時間中のみ
意見募集期間
2022年12月16日(金)~2023年1月20日(金)
意見の提出方法
①郵送
2023年1月20日(金)必着
〒650-0046
神戸市中央区港島中町4ー1ー1ポートアイランドビル8階
神戸市港湾局空港調整課意見募集宛
②FAX
078-595-6273
神戸市港湾局空港調整課意見募集宛
③メール
airport_koutyou@office.city.kobe.lg.jp
件名に「意見募集」と記載し、メール本文にテキスト形式で入力。
※コンピュータウイルス感染防止のため、添付ファイルは使用不可
④持参
神戸市港湾局空港調整課
市役所1号館12階
平日9:15~12:300、13:30~18:00
⑤神戸市HPの意見送信フォーム
意見送信フォーム
ちなみに、サブターミナル以外にも今後「空港基本施設」に約143億円、「道路などの工事」に約50億円かかるという話も…。
神戸空港の整備には、まだまだお金がかかるようです。果たして国際線の需要はどこまであるのか、いい投資だったと言える未来がくることを願うばかりです。