美しい肌のカギは「肌免疫」と「感覚神経」を鍛えること!美肌のための最新スキンケア理論とは
疲労が溜まったり、精神的なストレスを感じると肌が荒れる、化粧ノリが悪くなる、といったことは誰しもが経験したことがありますよね。体の免疫力が低下すると風邪を引いてしまうように、シミやシワといったすべての肌トラブルには「肌免疫」と「感覚神経」が関係していることを知っていますか? 「肌免疫」とは肌本来が持つ防衛機能のこと。「感覚神経」には、肌の再生力をコントロールする機能があります。
紫外線や大気汚染、乾燥・花粉など外側からの刺激や、栄養バランスの乱れ、ストレスといった内側からの影響から肌を守るためには、この2つの機能の働きが大きなカギとなるのです。
皮膚とこころ・全身の関係について研究されている、医学博士で資生堂研究員の細井純一さんに『美肌のための最新スキンケア理論』について伺いました。
肌の土台作りには「肌免疫」と「感覚神経」を鍛えること
身体のさまざまな機能と肌は密接につながっています。誰にも備わっている免疫系と神経系を鍛えることができれば、健康はおのずと叶います。
・「肌免疫」について
「肌免疫」は、細菌やウィルス、アレルギー物質などの異物から肌を守る機能のこと。肌において、その免疫システムの司令塔として働くのが「ランゲルハンス細胞」と呼ばれる樹状細胞で、いわば肌のガードマン。ランゲルハンス細胞には、
①ばい菌や有害な化学物質などの異物を見つけて排除する機能
②紫外線や乾燥
といった刺激への反応を鎮静化する機能があります。このランゲルハンス細胞の働きを強化し、常に最適な数に保つことで、肌は健康な美しい状態でいられるのです。
・「肌免疫」を司るランゲルハンス細胞はどんなときに減ってしまう?
過度の紫外線や乾燥はもちろん、精神的なストレス、さらには栄養失調などトラブルの要因となる刺激を鎮静化した後に力尽き、死んでしまいます。ガードマンの数が手薄になるということはトラブルを招きやすくなるということ。生活習慣やスキンケアを見直して、常に最適な数のランゲルハンス細胞をキープし続けることが大切です。
・「感覚神経」について
身体の内外で起きた刺激を脳に知らせ、脳からの指令を伝えて肌の再生などをコントロールする「感覚神経」が美肌づくりの鍵を握ります。例えば、「つるつる」「がさがさ」「熱い」「冷たい」「硬い」「柔らかい」などの情報は、肌センサーから「感覚神経」へと伝えられ、神経伝達物質を介して脳に伝えられます。
・「感覚神経」が鈍くなると…?
「感覚神経」が鈍いと情報が正しく伝わらず、皮膚の細胞にダメージや炎症があっても「気付けない」=回復にむけての修復を始めないということに。健康な美しい肌に「感覚神経」の最適化が必要なのはそのためなのです。
「肌感度」にアプローチ。 美しさを引き出すSHISEIDOのモイスチャライザー
SHISEIDOのモイスチャーライザーは「肌感度」にアプローチ。もともと自分の肌に備わっている2つの力「DEFEND」(守り抜く)&「REGENERATE」(引き出す)に着目。
「REGENERATE」を代表するモイスチャライザーは、乳液とクリームの機能を兼ね備えたアイテム。独自のテクノロジーで肌感度にアプローチ。心地よいテクスチャーで肌本来の美しさを引き出す。今回発売した美白ケアの「ホワイトルーセント」、エイジングケアの「ベネフィアン ス」に加え、保湿ケアの「エッセンシャル イネルジャ」から、肌タイプに応じて選べる。
【参考】
※ 美しい肌のカギは「肌免疫」と「感覚神経」を鍛えること 美肌のための最新スキンケア理論-SHISEIDO PR事務局
美しい肌のカギは「肌免疫」と「感覚神経」を鍛えること!美肌のための最新スキンケア理論とははWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。