3月1日(火)以降、神戸市で「5~11歳の子ども」への『ワクチン接種』が始まるみたい。ファイザー社製・かかりつけ医など個別接種医療機関でのみ
神戸市は、「5~11歳の子ども」へのワクチン接種を「3月1日(火)以降」に開始することを発表しました。
集団・大規模接種会場は設けず、かかりつけ医など『個別接種医療機関』で接種が実施されます。
メリットとデメリットを子ども本人・保護者に十分に理解してもらう必要があること、子どもの体調・症状をよく知っている「かかりつけ医」などによる接種前後の対応ができること、以上2点が理由なんだそう。
ワクチンは「ファイザー社製・小児用(有効成分が通常の1/3)」を使用し、3週間の間をあけて2回接種します。対象は約8万7000人で、接種には「親の同意と立ち合い」が必要です。
市内在住の小児・保護者に対して、時期をわけて「接種券」が送付されます。
接種回数2回分の「シール式接種券」が青い封筒で送付されるそう(12歳以上の方の初回接種に使用した接種券と同じ様式)。
接種券のほか、①予診票 ②予診票記入例 ③接種のお知らせ(国・神戸市作成)④ファイザー社製小児用ワクチンの説明書が同封されているので、確認してください。
発送日
2022年2月28日(月)8歳~11歳(約5.1万人)
2022年3月7日(月) 5歳~7歳(約3.6万人)
※3月7日(月)以降、満5歳を迎えた小児に毎週送付されます
小児接種にあたっては、集団・大規模接種会場ではなく、『個別接種医療機関』で接種が実施されるそうです。
あらかじめ「かかりつけ医」などとよく相談の上、早目(できれば3月中旬まで)の予約が推奨されています。
個別接種医療機関
市内161か所 ※2022年2月16日現在
予約方法
接種券が届いた人から、小児接種を行う医療機関の「窓口」で予約をすることができます。
医療機関によって予約の受付方法が異なるので、神戸市ホームページで「小児接種予約が可能な医療機関」と「予約受付対象者」を確認してから、医療機関の窓口に問い合わせてください。
なお、神戸市予約サイト/新型コロナワクチン接種コールセンターでは予約ができません。
接種開始日
「2022年3月1日(火)」以降、準備ができた医療機関で小児接種の予約が受け付けられます。保護者の同意・立ち合いが必要です。
【持ち物】
接種券/予診票/本人確認書類(本人・保護者両方)/母子健康手帳/お薬手帳(持っている場合のみ)
問い合わせ
【こども向け専用相談窓口(こども健康相談窓口)】TEL:078-277-3324(毎日 9:00~17:00)
「かかりつけ医」がない場合などでも、こども本人や保護者が接種にあたって健康面などで看護師や保健師に確認・相談することができる「専用相談窓口」です。
※こども向け専用相談窓口では接種の予約受付はできません
【耳や言葉が不自由で電話での問い合わせが困難な方】メールアドレス:pwd-vaccine-kobecity@persol.co.jp/FAX:050-3156-0729
5~11歳の子どもへのワクチン接種について、国は当面「努力義務」の対象とせず、希望する保護者が受けさせるワクチンと位置づけています。
特に「慢性呼吸器疾患」「先天性心疾患」など、重症化リスクの高い基礎疾患を有する子どもは、接種が推奨されているとのこと。
親子でかかりつけ医などと相談をして、接種を検討してみてください。
◆関連リンク
・小児接種を行う医療機関一覧 - 神戸市