使われなくなった中古ランドセルを回収し、きれいにクリーニング・修繕して、経済的な理由でランドセルを購入するのが困難な家庭に無償提供する奈良市のボランティア活動「ランドセル・バンク」。
同市でランドセル専門店「ランドセルの木ノ下」を営む木下修平さんが中心となり、2021年春に発足。テレビや新聞などのメディアでも取り上げられたことで、昨年は、奈良県はじめ沖縄から北海道まで全国から約400個もの中古ランドセルが集まった。しかし半数の約200個はリユースできない状態のため処分となり、残り半数のうちの約40個が新しい貰い手に引き継がれたという。