冬に行きたい西播磨の観光スポット6選!ゆず・ぼたん鍋・蒸し牡蠣食品などグルメ情報が満載♪
冬の西播磨は食の宝庫!相生の牡蠣や宍粟のぼたん鍋など、海や山に恵まれた西播磨ならではの冬の味覚を堪能しに出かけませんか?クリスマスや年末年始、バレンタインなど何かとイベントの多いこの季節。いつものイベントをより楽しく!あったかく!盛り上げてくれるグルメ情報を中心に紹介します。
1.楽水フィッシングセンター(ぼたん鍋・釣り)<宍粟市>
宍粟市の自然豊かな山々に囲まれた「楽水フィッシングセンター」。食事処には昔懐かしい囲炉裏(いろり)があり、大きな窓からは四季のアートが覗く趣あふれる空間が広がります。冬は囲炉裏を囲んでいただく鍋料理が醍醐味。1日1組夜限定で、ぼたん鍋やカニ鍋、てっちりなどが楽しめます。イチオシは新鮮な猪(しし)肉を堪能できる『ぼたん鍋』(4,400円/人)。宍粟の深い森を走り回る野生のイノシシは身が引き締まっていて、寒さに耐えるために上質な脂を蓄えているため、うま味たっぷり。もともと猟師だった店主が目利きして、1番おいしい状態の猪肉を仕入れています。お肉は意外にもさっぱりとした味わいで、獣臭さが全くないのも驚き。肉と野菜のうま味がぎゅっと詰まったスープは、体に染み渡るおいしさです。小鉢やあまごの塩焼き、締めのうどんも付いていて、身も心も満たされること間違いなし。ゆっくりと火が通っていく囲炉裏料理を囲んで、ワイワイ語らいながら過ごすのも、囲炉裏ならではの楽しみ方ですね。このほか、宍粟の食材をふんだんに使った薬膳料理やサーモン丼、カルパッチョなどの一品料理もじっくりと味わって。※鍋料理は夜のみの提供で、11月〜3月の期間限定。3人からの受付で、完全予約制です。その他のメニューは、モーニングやランチでも注文可能。外には宍粟名物の淡水サーモンやあまごの釣り体験が楽しめる釣り堀も。家族や友人、恋人と釣果(ちょうか)を競うのも盛り上がりそう。釣った魚はその場で塩焼きにしたり、刺身や唐揚げにしたりと、おいしく調理してもらえます。道路を挟んで釣り堀と反対側には、アスレチック広場とドッグランも完備。調理の待ち時間や食事を楽しんだ後に、自然の中で思い切り遊んで。気さくな店主やスタッフの笑い声が絶えない、アットホームな「楽水フィッシングセンター」。家族のように迎え入れられて、心あたたまる時間を過ごせますよ。◆料金プラン
アマゴ釣り放題(1時間) 無制限 6,000円
大人 〜10匹 4,000円
親子セット 〜8匹 3,000円
小学生以下 〜5匹 2,000円
サーモン釣り 1匹 3,500円
※上記料金は釣具のレンタル料を含みます。釣った魚の調理料金は別途かかります。(塩焼き1匹110円〜)
2.小河ゆず食品(小河ゆず栽培組合・食と農を守るかあちゃんず)<相生市>
瀬戸内海に面し、穏やかな気候に恵まれた相生。同市の矢野町小河地区では「小河(おうご)ゆず」の栽培や加工品の生産に力を入れています。ゆずは捨てるところがないと言われるほど、栄養・おいしさ・加工性どれをとっても優れた果物。11月に収穫を迎えたあと、牡蠣や鍋料理の調味料としてはもちろん、スイーツなどのさまざまな製品に加工され、余すことなくその魅力を発揮してくれます。「小河ゆず栽培組合加工部」では、減農薬で栽培される小河ゆずの品質の良さを生かし、保存料や食品添加物を使わない商品作りを行っています。パンやヨーグルト、クッキーなど、さまざまなメニューにひとアレンジして楽しめる「ゆずマーマレード」は、「西播磨フードセレクション2013」で特別賞を受賞。そのままちゅるんと飲んだり、凍らせてシャーベットにもできる「ゆずゼリー」も、2015年に同コンテストで金賞を受賞。兵庫県認証食品に認定されるなど、広くその名を馳せています。同グループの商品は、イメージキャラクター「ougo(おうご)ちゃん」 のラベルが目印です。ougoの文字が生み出す、微妙な表情の違いもかわいらしく、いろいろな商品を集めたくなりますね。
左から『ゆずみそ』『唐辛子入りゆずみそ』『しょうが入りゆずみそ』各390円
相生市の特産品である「若さの味噌」とコラボした『ゆずみそ』もおすすめ。同市の女性農家6グループが集う「食と農を守るかあちゃんず」が、“子どもたちに野菜をいっぱい食べてほしい”と開発したのがきっかけで、今では幅広い料理に使える万能調味料として愛されています。チューブタイプなので、使いたい分だけサッと出せるのもうれしいですね。味わいは、ゆずの苦味のもととなる部分を手作業で丁寧に除去してあるので、完熟したゆずの甘みと爽やかな香りがぎゅっと凝縮されフルーティー。「若さの味噌」特有の糀(こうじ)の粒々がよいアクセントになっています。味は『ゆずみそ』のほか、かあちゃんずが自分達で育てた唐辛子を使った『唐辛子入りゆずみそ』、同じく自家栽培のしょうがを使った『しょうが入りゆずみそ』の全3種類があります。※画像は西播磨フードセレクション実行委員会提供なかでも『唐辛子入りゆずみそ』は、「西播磨フードセレクション2016」で金賞を受賞した自信作。この冬はぜひ、『唐辛子入りゆずみそ』を添えて“姫路おでん”ならぬ“西播磨おでん”を味わってみては?おでんのやさしいダシに、みそのコクとピリッときいた唐辛子の風味がベストマッチ。お酒のアテにもぴったりですよ。
◆主な販売場所・道の駅 あいおい白龍城・ふるさと特産館 好きやde西播磨・JA兵庫西旬彩蔵 赤穂店・上郡店・飾磨店・書写店・たつの店
3.イチゴ販売(田邊農園)<佐用町>
春が旬と思われがちなイチゴ。近年では、安定した環境のビニールハウス栽培が浸透し、冬でもおいしいイチゴが採れるようになっています。西播磨各地ではイチゴの栽培が盛んで、佐用町の「田邊農園」を筆頭に、12の農家が集う「赤佐いちご部会」で情報交換や研修を積んでいます。土作りからこだわったり、新品種の栽培に取り組んだり、イチゴの打ち出し方は農家によってさまざま。品種にもよりますが、出荷は12月〜6月と長期間なので、いろいろな農園のイチゴを食べ比べて違いを味わうのも楽しそうですね。各農園の詳細は「西播磨フルーツ∞プロジェクト」公式サイトでチェックしてみて。
「田邊農園」では『あきひめ』『紅ほっぺ』『やよいひめ』に加え、この冬から『よつぼし』を初出荷。甘み・酸味・風味がバランスよくそろって、“よつぼし”級に“美味”なことから名付けられた『よつぼし』は、適度な酸味と存在感のある甘みが特徴です。甘酸っぱいイチゴが好みの人は『紅ほっぺ』をチョイスして。まさにほっぺが落ちるおいしさに、心踊ります。「田邊農園」ではイチゴ狩り体験はなく、予約直売または近隣の店舗で販売しています。2021年の販売開始は12月上旬ごろを予定。1パック500円〜800円となる見込みだそう。(シーズン中に変動有り、内容量や販売先によって値段が異なります)クリスマスやお正月、バレンタインなど、何かとイベントの多い冬。真っ赤に染まった大粒のイチゴをそのまま頬張るもよし。手作りスイーツに豪華に飾るもよし。冬の思い出をイチゴで彩ってみては。◆主な販売場所・田邊農園・主婦の店 赤穂店・JA兵庫西旬彩蔵 山崎店・書写店・さよう野菜市店
4.THE ISLAND CAFE(アイランドカフェ)<太子町>
太子町にある「THE ISLAND CAFE(アイランドカフェ)」。店内にはたくさんのグリーンやインテリア雑貨が並び、まるで絵本の世界に迷い込んだようなかわいらしい雰囲気が広がります。メニューも彩り豊かなものばかりで、どれにしようか悩む時間もひとつの楽しみ。モーニングからカフェタイムまで営業していて、カウンター席やソファ席もあるので、いろんなシーンで利用できます。
※冬季限定『チョコスモアダッチベイビー』990円、『マシュマロ入りココア』550円
看板メニューはドイツ生まれのパンケーキ『ダッチベイビー』。熱々のスキレットで、バターの香りと一緒に運ばれてきます。ナイフを入れると外側はカリッ!と音がなるほどサクサク。中はもっちりとした食感で、甘すぎない味わいがトッピングと絶妙にマッチします。冬はマシュマロメニューが登場!オーブンでじっくり焼き上げたマシュマロはとろっとろ。冷たいチョコアイスと絡めてコントラストを楽しんで。『マシュマロ入りココア』は雲のようにふわふわ浮かぶマシュマロに思わず胸キュン。甘い香りとあたたかいココアが幸せな気持ちにしてくれます。
『メンチカツランチ』1,210円 ※12月限定
ランチは『チキン南蛮』(1,100円)や『カニクリームコロッケ』(1,210円)などの定番メニューのほか、月替りメニューもスタンバイ。12月は、キャベツがたっぷり入ったヘルシーなメンチカツが登場します。ジューシーなメンチカツは素朴な味わいの雑穀米と相性抜群。お米には佐用産の無農薬雑穀米を使用しています。ふわとろの卵にくるまれたポテトサラダもまた絶品。副菜やスープ、デザートまで、一品一品がおいしく、丁寧に作られているのを感じられるはず。
『クリームマンゴーソイラテ』イートイン660円、テイクアウト600円
ドリンクメニューは、ほとんどがテイクアウト可能なのもうれしいポイント。『クリームマンゴーソイラテ』は、たっぷりのマンゴー果肉とクリーム、バニラアイスをトッピングしたパフェ風の一品。アイランドを思わせる爽やかなビジュアルが映えます。このほか、『クリームソーダ』(550円)や『いちごミルク』(550円)など、全9種がラインアップ。食後のデザートやドライブのお供にもぴったりですね。どこを切り取っても写真映えする、“かわいい”がぎゅっと詰まった「アイランドカフェ」。心がポッと温まる心地よい時間を過ごしに訪れてみては。https://tanosu.com/cafe/62497/
5.蒸し牡蠣『珠せいろ』<相生市>
西播磨の代表的な冬の味覚・牡蠣。播磨灘にはミネラルをたっぷり含んだ清流・揖保川と千種川が注ぎ込み、通常は牡蠣が出荷サイズになるまで2〜3年かかるところ、たった1年で成長するほどの好環境がそろいます。「株式会社マルト水産」が手がける『珠せいろ』(3,500円/500g)は、そんな播磨灘産の大粒牡蠣をたらふく食べたい!というわがままを叶えてくれる一品。世界で唯一の蒸し牡蠣専門工場で、特許を取得した蒸し上げ製法と急速冷凍法を駆使し、冷凍品とは思えないうま味と食感を実現しています。牡蠣は蒸気たっぷりのスチーマーで十分に蒸されます。その後、うま味エキスが凝縮され、ぷりっぷりに仕上がった蒸したての牡蠣をマイナス40度で急速冷凍。細胞組織が壊れていないので、まるで真珠のように艶やかでしっとりとした牡蠣に仕上がります。
解凍後はそのままではもちろん、さまざまな料理で楽しめます。バターソテーやパスタ、グラタン、アヒージョなど、レシピは無限大。ソテーにする場合は、バターだけで炒めると焦げやすいため、オリーブオイルも使うと簡単かつヘルシーに仕上がるそう。牡蠣の中心部までしっかりと熱が通った状態で届くので、安心して食べられ、焼きムラなどの失敗しらず。味はもちろん、誰でも簡単に調理できるのが『珠せいろ』の魅力です。生牡蠣の常識を超えたクオリティーとアレンジ性の高さが評価され、2014年には「第53回農林水産祭」で内閣総理大臣賞を、2017年には「西播磨フードセレクション」でグランプリを受賞。一度食べると“生牡蠣以上”と舌鼓を打つこと間違いなしの逸品です。『珠せいろ』を存分に楽しむなら500g入りのパック購入がおすすめ。30g以上の大粒の牡蠣がゴロゴロと15粒ほど入っています。賞味期限は1年なので、冬はあったかい料理と、夏はひんやりと、1年中海のミルクを堪能して。◆主な販売場所・道の駅あいおい白龍城・ふるさと特産館好きやde西播磨
6.『いまい農場のプリン』<宍粟市>
「西播磨フードセレクション2021」で23食品の中からグランプリに輝いた『いまい農場のプリン』(1個480円)。2021年9月に販売を開始してからすぐに受賞をし、早速ファンも増えている注目の宍粟スイーツです。スプーン越しでも分かるとろ〜りとした食感に、思わずあっと驚くはず。バニラビーンズなどの香料や添加物は一切使用していないので、卵本来の“純”で“濃厚”な味わいが楽しめます。カラメルはやさしいほろ苦さで、子どもから大人まで食べやすい味わいです。
鶏のエサは、兵庫県産の米や宍粟産黒大豆など国産飼料を100%使用。さらに全量発酵させることで、整腸にも努めています。また、ビタミンやミネラルを多く含み、鶏にとって天然の薬となる草はなんと牧草から自家栽培するほどのこだわりようです。極め付けは水。卵は約65%が水分でできているので、鶏の飲み水はとても重要なんだとか。「いまい農場」では、鶏たちにミネラルをたっぷり含んだ千種川源流水を与えているので、真冬でも元気に走り回るほど健康なんだそう。抗生物質などの薬剤は一切使わず、トサカも鮮やか、羽根のツヤもピカピカの健康な鶏を育てています。
手塩にかけて育てた鶏たちの卵は、卵臭さがなくまろやかな味わい。黄身はふっくらしていて、つまようじが何本も立つほど弾力があります。黄身の色は、意外にもレモンのような明るいイエロー。濃いオレンジ色にするエサや着色料などは使用していないので、ナチュラルな色味が天然の証です。自然素材を使っているからこその真っ白な見た目と、やさしい味わいが特徴の『いまい農場のプリン』。見た目・味・食感・安全性、全てにこだわりぬいた高いクオリティーに、一度食べればプリンの概念が変わるかも。プリンを直接購入したい場合は下記の販売所へ、発送を希望の場合は「いまい農場」の公式HPからメールで受け付けています。◆主な販売場所・いまい農場・道の駅 みなみ波賀・道の駅 播磨いちのみや・ふるさと宍粟PR館 きてーな宍粟(イーグレ姫路1階)・ふるさと特産館 好きやde西播磨