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【明石海峡大橋】世界最大級の吊橋のライトアップ・ブリッジワールド・通行料金など最新情報(2023)

2023.02.03

世界最大級の吊橋「明石海峡大橋」。別名「パールブリッジ」とも呼ばれていて、その名のとおり真珠を連(つら)ねたように見える夜間のライトアップが非常に美しく、多くの人々を魅了します。ライトアップの時間や点灯色のほか、「ブリッジツアー」や「海上ウォーク」など人気ツアー&イベントの最新情報を紹介します。通行料金や周辺の観光情報も合わせてチェックして。

◆世界最大級の吊橋「明石海峡大橋」

「明石海峡大橋」は兵庫県神戸市から淡路島の岩屋までを結ぶ世界最大級の吊橋。その長さは3,911メートル、主塔の高さは約300メートル、中央支間長(2本の主塔の間の長さ)は1,991メートルを誇ります。1998年4月に開通し、建設費は5,000億円にのぼりました。本州と四国を結ぶルートとしての役目もあり、「神戸淡路鳴門自動車道」の一部として供用されています。

【ライトアップ】点灯時間や色は?夜の「明石海峡大橋」を満喫!

「明石海峡大橋」の大きな魅力の一つでもあるライトアップ。明石海峡の夜景と共に輝く、ライトアップされた「明石海峡大橋」の美しさは、観光には外せないスポットです。毎日行われる光のイルミネーションには多彩なパターンがあり、世界で初めて光の色を自在に演出できるケーブル照明が1,084個も設置されているのだとか。ライトアップは、平日は日没から23:00まで、土・日曜、祝日は日没から24:00まで行われています。ライトアッププログラムは基本の28パターンに加え、「煌めき」「オーロラ」「桜」と名が付く3種類の動くライトアップパターンを合わせて、全31パターンものプログラムが。多種多様なライトアッププログラムのうち、平日の「標準ライトアップ」は、春はパールグリーン、夏はパールブルー、秋はパールピンク、冬はパールイエローと、別名「パールブリッジ」の名にふさわしく、季節ごとに色を変えて演出します。なお、土・日曜、祝日の標準ライトアップは、グリーンブルーに点灯します。「標準ライトアップ」のほかにも、開通記念日や震災記念日などの神戸や淡路島に関係する「特定日ライトアップ」や、年末年始やクリスマスなど特別な日は「特別ライトアップ」があります。動くライトアップが点灯する特別な日は、20:00、22:00からは基本28パターンを1分間隔で1時間繰り返し、19:00、21:00、23:00からは煌めき、オーロラ、桜の各パターンを1時間内で繰り返し点灯します。このほかにも、30分ごとに誕生石の色で時刻を知らせる「時報」など、多種多様な演出で光のファンタジーが繰り広げられます。ロマンチックなイルミネーションが楽しめる「明石海峡大橋」のライトアップ。夜景デートの大定番というのも納得です。ライトアップの種類・点灯時間・色などの詳細や、ライトアップスケジュールについては、「本四高速」の公式HPをチェックして。

【ツアー】「ブリッジワールド」橋の塔頂から見る大パノラマが圧巻!

※下記は2022年時点の情報です。2023年の「明石海峡大橋ブリッジワールド」は開催の方向で協議中とのこと。詳細が決まり次第、「本四高速」の公式HPで発表されます。「明石海峡大橋ブリッジワールド」は、海面からの高さ約300メートルの主塔に登り、360度のパノラマ絶景が見られる体験ツアーです。開催日程は、毎年4月1日〜11月30日の月・金・土・日曜と祝日。さらに午前と午後の2回に分けて実施されるので、体験できるチャンスはかなり多そう。参加条件は、高所恐怖症、閉所恐怖症でないこと。対象は中学生以上。補助具なしで自ら2キロメートルの歩行と階段の昇り降りができること、トイレを2時間程度我慢できることも必須条件です。2022年の「ブリッジワールド」は神戸側主塔のエレベータ工事のため、集合場所を淡路島側に変更し、淡路島側の主塔を案内するコースに変更して実施されています。集合場所は「明石海峡大橋」の淡路島側アンカレイジ。淡路ICから車で5分の「道の駅あわじ」の駐車場から歩いてすぐの位置にあります。受付を済ませたら説明会へ。ガイド用のイヤホンやストラップ、ヘルメットなどを装着し出発!ガイドさんが同行してくれるので安心ですね。出発してすぐに、「明石海峡大橋」の管理路の高さまで、171段・高低差40メートルの階段をのぼります。ツアーで一番疲れるポイントですが、橋の大きさを体感することができます。さらに進み、階段を降りて金網の管理用通路を通ります。高さ約40メートルで、金網は透けて海面が見えるので、この時点でもかなりスリリング。そのまま淡路島側の主塔まで、約1キロメートルを徒歩で渡ります。2本ある主塔のうち、淡路島側の主塔に到着。この時点では海上から約65メートルの高さです。ここから主塔内部のエレベーターに乗り込み98階まで上ります。エレベーターを降り階段でさらに1フロア上ると目的の塔頂に到着。細い階段の上の天井扉を開いて外に出ると、そこには360度の大パノラマが広がります。

神戸方面の景色

淡路島の景色

塔頂の高さはなんと約300メートル!恐ろしく高い場所から、広い海と橋を行きかう真下の車が米粒のように小さく見える、目もくらむような景色が広がります。天気の良い日は「あべのハルカス」や「関西国際空港」なども見えるとか。滞在時間は約15分間。ツアー終了後は「認定証」がもらえるので、いい記念になりそうですね。ほかのツアーに比べ、開催回数が多く参加しやすいので、ぜひ家族でチャレンジしてみて。詳細は「明石海峡大橋ブリッジワールド」公式HPから確認できます。

<ブリッジワールドの詳細>※2022年の開催情報開催日4月~11月の月・金・土・日曜および祝日のうち、「本四高速」が指定する日※開催日は、「明石海峡大橋ブリッジワールド」の申込ページにて確認を午前の部:9:3012:10 / 午後の部:13:3016:10所要時間:約2時間40分※ツアー時間は変更する場合があります

参加条件・中学生以上・補助具なしで2キロメートル以上の歩行、階段の昇降ができる人・高所および閉所恐怖症でない人・トイレを2時間程度我慢できる人

募集人数1回につき36名 先着順

参加費大人5,000/人 中学生2,500/集合場所までの交通費、淡路島からの帰りのバス、船代などの交通費は参加費には含まれていません。

申込方法専用のWEBエントリーページ※詳細は「明石海峡大橋ブリッジワールド」の公式HP

申込締切定員になり次第終了

問い合わせ先ブリッジワールド事務局電話 078-784-3396 / FAX 078-787-5110受付時間 平日9:3017:00

<旅行会社各種ツアー>旅行会社が主催するツアーも随時開催中!塔頂体験ツアーのほか、新たなインフラツアーとして、「明石海峡大橋」の管理路を神戸側から淡路側まで歩いて渡りきる「管理路ウォーク」を含めたツアーも実施しています。ツアーの一覧は「本四高速」の公式HPから確認を。

【イベント】「海上ウォーク」で橋の上をお散歩♪2023年は3月に開催!

普段なら自動車でしか渡れないこの橋を、歩いて渡れるスリル満点のイベント「明石海峡大橋 海上ウォーク」。2023年は「神戸淡路鳴門自動車道」全通25周年を記念して、3月18日(土)・19日(日)の2日間、「明石海峡大橋海上ウォーク」と「大鳴門橋うずしおウォーク」の2橋ウォークが同時開催されます。片方だけの参加はもちろん、セットプランもあるので、詳細は公式HPで確認を。※天候等により中止になる場合があります「海上ウォーク」の参加条件は、高所恐怖症、閉所恐怖症でないこと。補助具なしで自ら4キロメートル以上の歩行と40メートルの階段の昇り降りができること、トイレを2時間程度我慢できることです。集合、受付場所は「橋の科学館」。参加者は集合時間まで「橋の科学館」(入館料大人310円、子ども150円)を無料で見学できます。あらかじめ振り分けられた班ごとに順次出発!まずは、「明石海峡大橋」の両端を固定している巨大なコンクリート構造物「アンカレイジ」の中へ。参加者にはヘルメットが配布され、装着方法の説明と海上ウォークでの注意点の説明を受けます。その後、7階のおよそ40メートルの高さまで階段で登ります。7階まで行くとシャッターが開き、いよいよ淡路島へウォーキングツアーの始まりです。歩くのは管理用通路。覚悟すべきは、この高さ約40メートルの管理用通路の床がスケスケの金網状になっているということ。はるか下に海面が見える通路を、勇気を出して踏み出しましょう!遠くに見える海や、行きかう船を見下ろしながら歩くこと4キロ。約1時間半で淡路島に到着します。かなり体力が必要ですが、とても人気のあるイベントです。非日常でスリリングな体験を楽しんでみては?<海上ウォークの詳細>●開催日2023年3月18日(土)・19日(日)所要時間:約2時間30分※所属する班によって出発時間が異なります。詳細は公式HPで確認を●応募締め切り2023年2月22日(水)●参加条件・中学生以上(保護者の同伴が必須)・4キロメートル以上の歩行、高さ40m程度の階段の昇降ができる人・高所及び閉所恐怖症でない人・トイレを2時間程度我慢できる人●募集人数1日1,065人(10班立て) ※先着順●参加費大人3,800円/人 中学生以下2,800円/人※別途、事務手数料220円/人が必要です。※集合場所までの交通費、淡路島からの帰りのバス、船代などの交通費は参加費には含まれていません。●申込方法専用のWEBエントリーページにて受付

【料金】通行料は?ETCと現金の料金も紹介

「明石海峡大橋」(垂水ICから淡路IC間)の片道の通行料金は、ETC搭載の普通車で平日片道910円、ETC搭載軽四自動車で片道760円です。ただし、現金車の場合は、普通車で片道2,410円、軽四自動車等で片道1,940円なので、ETC搭載車で出かけるのをおすすめします。淡路島からさらに四国へ渡る「大鳴門橋」(淡路島南ICから鳴門北IC間)の通行料金も、ETC搭載車なら平日で普通車が690円、軽四自動車等が580円なので、「明石海峡大橋」を通って四国方面にお出かけするのも良いかも!詳しい通行料金は、「本州四国連絡高速道路株式会社」の公式HPを参考に。

【観光・公園】「淡路サービスエリア」や「淡路島 国営明石海峡公園」の見どころ

本州から「明石海峡大橋」を渡り、淡路島に上陸してすぐの「淡路サービスエリア」は、西日本最大級のサービスエリア。ここは全国でも珍しく上下のサービスエリアの行き来が自由で、途中の「淡路ハイウェイオアシス」という施設を経由して連絡道路でつながっています。神戸方面から淡路島に入ると最初に到着する淡路サービスエリア下り線。大きな観覧車が目印です。高さ60メートルの大観覧車や展望広場から「明石海峡大橋」の絶景を眺めることができます。淡路島特産のタマネギや明石タコの料理などが食べられるレストランやフードコート、パン屋さん、スターバックスコーヒーなど飲食店も充実。そのほか約650平方メートルもあるドッグランも完備しています。このサービスエリアは、「明石海峡大橋」のライトアップ鑑賞のベストスポットとしても人気の場所で、「橋の見える丘」として商標登録もされています。ここから見る夜景もまた圧巻!明石市と神戸市の街が織りなす美しいネオンライトと「明石海峡大橋」のライトアップ、そして「国生み神話(※)」をモチーフにした蓄光石や百日紅のライトアップ(日没から自動点灯)により、あたり一帯が幻想的な雰囲気に包まれます。※国生み神話とは…日本最古の歴史書『古事記』の冒頭に記載されている神話。淡路島は日本で最初につくられた島として、神話の舞台になっている。遊歩道にある「恋人の聖地」というモニュメントは、ピクチャーフレームのようなゲート型。切り取った橋をバックに写真を撮れるフォトスポットです。モニュメントの天井にはハート型の穴が無数に空いていて、日中なら太陽の光が降り注ぎ、ハートのシャワーを浴びることができるとか。地面にもハートのアート、椅子もハート型と、すべてが「恋人の聖地」という名前にふさわしい素敵な場所です。「明石海峡大橋」の素晴らしいライトアップをながめながら、ロマンチックな雰囲気にひたれる最高の夜景スポットです。「淡路サービスエリア」から車で20分ほどのところには、「国営明石海峡公園」があります。甲子園球場10個分もの広大な敷地には、大型複合遊具や芝生広場、バーベキューサイト(要予約)など遊び場が充実。大人も子どもも1日中楽しめる人気スポットです。神戸市側には、「明石海峡大橋」の添加施設として建てられた「舞子公園 舞子海上プロムナード」が。「明石海峡大橋」についての資料展示や展望ラウンジ、展望カフェレストランを完備していて見どころ盛りだくさんです。日の出スポットとしても人気で、例年初日の出を見に行く人でにぎわいます。さまざまな企画や演出で楽しませてくれる、世界一長い吊橋「明石海峡大橋」。ライトアップを眺めたり、ツアーに参加して間近で迫力を感じたり、周辺施設で遊んだりと、楽しみ方は無限大!何度でもその魅力に触れたくなる「明石海峡大橋」へ、家族や恋人と出かけてみては?※本記事で使用した画像は「本州四国連絡高速道路㈱」提供のものです

■詳細情報

【明石海峡大橋】

所在地 神戸市垂水区東舞子町~淡路市岩屋間

通行料 垂水ICから淡路IC間普通車:ETC車910円 / 現金車2,410円軽四自動車:ETC車760円/ 現金車1,940円

通常速度 最低速度50km〜最高速度80km/h

休園日 なし

全長 3,911メートル

高さ 297メートル

開通 1998年4月5日

管理者 本州四国連絡高速道路株式会社078-291-1033(9:00〜17:30)

公式HP 

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