郵便局でそれぞれ違う『風景印』神戸ではポートタワー・六甲山・異人館など
郵便局では、その局ごとに違う「風景印」というのがあり、神戸でも様々な風景のものがありました。
「神戸市立中央図書館」の入口横の展示で、特集されていた「風景印」です。
「風景印」は、その郵便局の地域にゆかりのある風景や名所を描いた「消印」で、郵便局の窓口で押してもらえるというもの。
灘郵便局は「酒樽」、北野にある神戸中山手郵便局は「風見鶏の館」、長田郵便局は「長田神社の儀式」など郵便局の近所の風景が描かれてます。
送料分の料金は必要ですが、特に別料金などはかからないそう。
中央郵便局は、ポートタワー・異人館・船など神戸らしい風景がてんこもり。
基本的には丸ですが、時々変形のものがあり、神戸魚崎郵便局は薦(こも)被りの「酒樽」の形です。
ハガキや封筒にこんな「風景印」が押してあると、受け取った人も「おっ」てなるんじゃないでしょうか。
ちなみに、誰かに送らずに手元に置いておきたい人は、台紙などに切手を貼って押印してもらう「記念押印」という方法も。郵送で押印を依頼する「郵頼(ゆうらい)」もできるそうです。
風景印のある「郵便局」は、すべてというわけではないようで全国約1万1000局と言われてます。
郵便局のHPで地域を絞って「検索」することができるんですが、ここに載っているのは「2004年以降」の風景印で、載ってないけど「ある」という郵便局も。
「風景印百科」という本で調べるか、愛好家の人がまとめてくれているサイトを探すか、、、電話するか。
ちなみに、「風景印」は時々更新されたりします。神戸衣掛郵便局は「スマスイ」が描かれてますが、リニューアルが完了すると絵柄も変わるかもしれません。
風景印以外にも、イベントに合わせて期間限定で登場する小型印(イラスト入りの消印)もあって、神戸ではルミナリエ期間に合わせて、会場や中央郵便局で押してもらうことができてました。
今年のルミナリエは中止ですが、それ以外のイベントなどでも時々作られてるようなので、チェックしてみるのも面白いかもしれません。
風景印や小型印を、記念切手と組み合わせて送るという人もいるようです。
初めて窓口でお願いする時はなんだかドキドキしそうですが、もらった人に心遣いが伝わる気もしますし試してみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・郵便局(風景印) - 公式サイト