コロナ後に観光で行きたい都道府県45位…!? ケンミンショーで明らかになった「奈良の古墳事情」
奈良といえば、鹿や大仏など観光地として有名ですよね。そんな奈良では“古墳”にも注目してほしいんです!
2021年10月28日(木)に放送された『秘密のケンミンSHOW極』では、緊急企画として奈良の古墳事情が特集されました。
annaでもその内容をたっぷりとお届けします♡
【関連記事】同日に放送された「和歌山のラーメン事情」もチェック!■コロナ後に観光で行きたい都道府県ランキング45位
『魅力度ランキング』でおなじみのブランド総合研究所が発表した『コロナ後に観光で行きたい都道府県ランキング』。
北海道、沖縄県、京都府と人気観光地がトップ3にランクインする中、奈良県はなんと下から3番目の45位。奈良県といえば、世界遺産の『東大寺』をはじめ国宝建造物数は日本最多で、修学旅行などでも誰もが一度は訪れる一大観光都市。
しかしながら、関西スタートリオだけでなく、滋賀にも2ランク離され、お隣の和歌山ははるか上の26位と、観光都市・奈良にあってはならない非常事態です。
奈良県民にこの由々しき事態を報告すると「ちょっとひどない?」「滋賀県より低いの?」とショックが隠せない様子でした。
そんな奈良の飛躍のカギとなる自慢は“古墳”だと言うのです。古墳といえば、2019年にお隣、大阪の古墳群が世界遺産に登録されたばかりですが、奈良県民は古墳となる「古墳といえば奈良」と興奮していました。
■古墳は身近な存在
奈良県といえば、主に古墳を作っていたとされる古墳・飛鳥・奈良時代に中央政権が置かれており、上空からみると奈良市内だけでも多くの古墳が確認できます。地上からでは、宮内庁の管理下で立ち入り禁止ともあって、近寄りがたい雰囲気があります。
しかし、奈良県民たちに聞くと「古墳は遊び場」「ちょっとこんもりしてたら古墳」となにやら身近な存在のようです。
そこでローカル古墳ハンティングに出発。まずは大和郡山市の住宅地を捜索すると、突如巨大なこんもりを発見! 看板をみると正真正銘の古墳のようです。
そんな古墳のお隣さんでは、古墳を見ながら洗濯物を干されており「ほんとに庭みたい」と話してくれました。
続いては飛鳥時代の中心、明日香村の住宅地では駐車スペースの先に隠れ古墳を発見! こちらの古墳は中にも入ることができちゃうんです。
さらに橿原市の公園内を散策すると、遊歩道には古墳と思われるこんもりがお出迎えしてくれます。教育委員会の方によると『新沢千塚古墳群』という場所で、ポコンとしているところは古墳でまず間違いないとのこと。
公園の地図をみてみると、敷地内には400基の古墳が……! それもそのはずで奈良県内にはコンビニが約500軒に対して、古墳は20倍の約10,000基も存在しているのです。(※番組調べ)
■古墳がモチーフの複合施設にケーキも
約1,500基の古墳が存在する天理市の駅前に行ってみると、古墳っぽい何かが駅前を占拠していました。天理市長に話を聞いてみると、『コフフン』という複合施設で歴史の積み重ねの中で古墳がモチーフになったのだそう。
古墳のオブジェの屋上にはキッズが大興奮のトランポリンが設置されています。
ほかにもすり鉢型古墳や、古墳のフォルムを全面に押し出したカフェまでも! もはや天理駅前は古墳のテーマパークを化していました。
また奈良市のケーキ屋さんでは古墳型ケーキが提供されているんです。古墳の緑は抹茶スポンジで表現し、発掘用のスプーンでいただきます。
■古墳が多すぎるが故の悩みも
実は奈良県民には古墳や遺跡が身近すぎるが故にある悩みが……。
奈良県にはあちらこちらに古墳や遺跡が眠っているため、工事の際になにかが出土すれば即発掘調査が行われ、工事がストップすることも。ショッピングセンターや学校、病院などを建てる際にこのような問題にぶち当たるんだそう。
いかがでしたか? いわば“古墳県”とも言える奈良。奈良観光に行く際は、ぜひ古墳をチェックしてみてはいかがでしょうか。
放送を見逃した方は民放公式テレビポータル『TVer(ティーバー)』をチェックしてみてください。読売テレビ『秘密のケンミンSHOW極』は、毎週よる9時に放送中! 番組公式『YouTube(ユーチューブ)』では、地上波放送後の本編VTRだけでなく、YouTube限定のオリジナル動画も続々配信中です。(文/内藤こころ)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『秘密のケンミンSHOW極』(毎週木曜 よる9時~)
必見!annaとっておき情報をご紹介♡【AD】
■ 髪のお悩みはシャンプー・コンディショナーでトータルケア! 「セグレタ」っていつから使うべき?
■ 阪急うめだ本店で「北欧フェア2024」を開催! 幸せな暮らしのヒント探しにでかけよう
■ 【ジブリに会える!】「金曜ロードショーとジブリ展」を京都市京セラ美術館で開催中!
■【四国水族館】撮りたい、見たい!体験したことのない景色を目指して。
■【ルクア大阪】どこよりも種類豊富な「Teva」に興奮!この夏の大本命を探しに行こう
■大人も子どもも、きっと夢中になる。100年以上前から奏でられる“生きた音”の世界へ