プロが直伝!簡単ひと手間で「卵料理」をランクップする裏ワザ3つ
シンプルで、一見簡単に作れそうな卵料理。でも、いざ作ってみると意外と失敗してしまうこともありますよね?
今回は、2018年8月3日(金)放送の読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』より、プロが直伝する“目玉焼き”、“プレーンオムレツ”、“ゆで卵”をランクアップさせる方法をご紹介します!
番組で、卵料理をランクアップさせる技を伝授してくださったのは、ホテルニューオータニ大阪の副総料理長・永井義昌さん。いったいどんな裏技が飛び出すのでしょうか?
■1:「目玉焼き」は、事前に白身の水分を取るのがポイント!
目玉焼きを作ろうとフライパンの上に卵を割ったとき、白身が広範囲に広がり、“目玉焼き”の厚みがまばらになってしまうことはありませんか? これは、卵の白身に多くの水分が含まれているためなのだそう。
そこで、均等な厚みを出すために、ザルを重ねたボウルに卵を割って、ザルの下に余分な水分を含んだ白身を落とします。
濃い白身だけを使ってフライパンで焼きます。ここで卵を焼く前にフライパンに“塩を振る”のがポイント!
黄身の上にできた白い膜は、実は塩が溶けてできたもの。見た目によくないため先に塩を振るといいのだそう。
卵をフライパンで焼く時間の目安は、弱火で1分。たったこれだけで、“半熟目玉焼き”の完成です。
■2:卵にマヨネーズを加えると「ふわふわオムレツ」に
“オムレツ”は、作っている途中で卵が固まってしまったりして、ふんわり仕上げることが難しいですよね。
ふわっと滑らかな“オムレツ”を作りたいなら、マヨネーズが有効だそうです。
まずは、ボウルに卵を2個割ります。ここで、ティースプーン1杯分程度のマヨネーズを入れます。マヨネーズの油が“オムレツ”をふわふわにしてくれるんだそうです。
次に、フライパンにバターを溶かして、強火のまま溶いた卵を流し込みます。
強火のまま約12秒間、勢いよくかき混ぜます。
その後は、火から離して余熱だけで卵を包めば出来上がり!
■3:ゆでる前に卵の底にヒビを入れると「ゆで卵」がつるんとキレイに!
“ゆで卵”は、生卵を湯がいて殻をむくだけなのに、一緒に身もはがしてしまったりして、つるっとむけないことも多いですよね。
そこで生卵の底を、スプーンで軽くたたいて、ヒビを入れてからゆでると、驚くほど簡単にむけちゃいます。
事前にヒビを入れることで、卵の白身と殻の間に隙間ができるため、くっつかずにむきやすくなるんです。
ゆで卵をたくさん作りたいときは、水を少し入れたタッパーに茹で終わった卵を入れて、左右に10数回振ると、気持ちいいほどするする殻がむけて、一度に簡単にゆで卵が作れますよ。
いかがでしたか?
ほんのひと手間加えるだけで、卵料理が簡単にランクアップ! 皆さんも、ぜひご家庭で試してみてくださいね。(文/原田 静香)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)