神戸市がPCR検査センターの機能を拡充。7月には自動PCR検査ロボットシステムが稼働し検査能力が5倍になるみたい
神戸市がPCR検査センターの機能拡充のため、神戸医療産業都市のシスメックスBMAラボラトリー内から西区のシスメックス研究開発センター内に移転し、5月17日(月)から運用を開始しました。
神戸市西区室谷1-1-2(シスメックス研究開発センター)
このセンターには自動PCR検査ロボットシステムが設置され、7月に稼働を開始する予定です。
自動PCR検査ロボットシステム(稼働準備中)
ロボットは、アームなどを使って検体が入った容器のふたを開いたり温度管理をしながら試薬を混ぜたりするなどすべて自動で作業が行われる仕組みで、検査時間を短縮するほか担当者の感染リスクを下げるなどのメリットがあるといいます。
これにより、センターの検査件数はこれまでの1日300件から1500件まで増やすことが可能になるそうです。
シスメックスPCR検査センター
【場所】神戸市西区室谷1丁目1番2号(シスメックス研究開発センター)
【稼働状況】2021年5月17日(月)から運用開始 ※自動PCR検査ロボットシステムについては7月に稼働開始予定
【検査能力等】自動PCR検査ロボットシステム稼働後は1日1,500検体の処理が可能。移転前のBMAラボラトリーで最大300検体実施していた神戸市の行政検査を引き続き行うほか、民間の検査機関として企業、医療機関等からの検体を受け入れる
市内でクラスターの多発のような感性拡大が深刻になった場合に備えるとしていますが、市民それぞれが今できることをして、深刻化を防げるのが一番です。改めて感染症対策を意識して行動していきましょう。
◆関連リンク
・新型コロナウイルスについて – 神戸市
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