いよいよ平成最後のお正月! 京野菜を使ったお正月で新年を迎えよう
いよいよ年末ムードが高まってきましたね。お正月の準備は進んでいますか(^^♪ 平成最後のお正月は京野菜を使った、ちょっと本格的な料理を作ってみませんか? それぞれに面白い云われや言い伝えがあるので、それを話題に食べるのも楽しいですよ~。
え! これゴボウ? 意外なところから誕生した「堀川ごぼう」
見た目からびっくりですが、これ、ゴボウなんです。豊臣氏滅亡後、秀吉が建てた「聚楽第」の堀に周辺の住民が捨てた野菜屑の中にあったゴボウが芽を出して、とても太くなっているのを見つけた農民が2年ごしで栽培する方法を発見したのが始まりといわれています。こんなに太いのに繊維が軟らかく、味が芯までちゃんと染み渡るんです。さらにビタミンCやミネラルも豊富なんすって。
おせちを鮮やかに彩る「金時にんじん」は美容にも◎
「京にんじん」ともいわれ、おせちやお雑煮をはじめ京料理に欠かせない彩り食材として古くから用いられています。特に京都で栽培された「金時にんじん」は、軟らかくて芯まで真っ赤なのが特徴。この赤色には美容に良いリコピンを多く含んでします。
「くわい」を食べて、来年は新な芽を出そう!
丸い塊茎の部分から芽が伸びている姿から「芽(目)が出る」縁起物としておせち料理に欠かせない野菜です。皮が美しい青色の青くわいが一般的で、独特のほろ苦さがあり、加熱するとホクホクした食感になります。
平成最後のお正月に作ってみよう!
「堀川ごぼう」「金時にんじん」「くわい」を使ったお節レシピ
堀川ごぼうの鋳込み
作り方はこちら→【クックパッド京都府公式キッチン】
金時にんじんの煮物
【材料】
金時にんじん…1/2本
A:堀川ごぼうの鋳込みで残った煮汁と合わせて、材料が浸かる程度のだし汁
酒…少々
みりん…少々
塩…少々
淡口醤油…少々
砂糖…少々
【作り方】
1 金時にんじんを一口大に切り、串が通るくらいまでゆでる。花型に抜いても◎
2 Aのだし汁に酒・みりん・塩・淡口醤油・砂糖を合わせて火にかける。
3 沸騰したら1を入れ落し蓋をして弱火で煮る。
くわいの煮物
【材料】
くわい…8個
B:金時にんじんの煮物で残った煮汁と合わせて、材料が浸かる程度のだし汁
酒…少々
みりん…少々
塩…少々
薄口醤油…少々
砂糖…少々
【作り方】
1 くわいの皮をむき水でさらしたあと串が通るくらいまでゆでる。(この時くちなしの実をガーゼに包んで入れると色がきれいになる)
2 1のくわいを酒・みりん・塩・薄口醤油・砂糖を合わせたBのだし汁でじっくり弱火で煮る。
それぞれを彩り良く盛り付けて完成!
堀川ごぼうの鋳込みを作る時の手抜きメモ
・生すりみが無い場合はハンペンでも◎。
・月環がない場合は、茹でた後、食べやすい厚さ(2.5㎝ほど)に切り花型で抜いてから鋳込んで焚いても大丈夫でした。
・お出汁を引いたりするのがめんどうな方は市販の麺つゆ、出汁つゆに好みで砂糖や醤油をプラスしてもいいと思いますよ(^_-)-☆ 私は、京丹後市弥栄町にある、だいまるしょうゆさんのダシ醤油をベースに使いました。
おすすめレシピ、まだまだあります!
今回紹介した以外にも京野菜を使った、お正月にオススメの料理がまだまだあります。下記のサイトにもいろいろ掲載されているのでチェックしてみてくださいね~
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