2021年GW連休中の天候は？気象予報士が教える「関西の天気予報＆紫外線情報」

新年度になり、慌ただしい日々をお過ごしの方も多いはず。4月も後半に入り、もうすぐゴールデンウィークに突入です。今年は遠くへおでかけが厳しくても、連休中のお天気は気になりますよね。

そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、連休中のお天気や夏に向けて気になる紫外線について教えていただきました。

■GWは気温の変化に注意!?

―もうすぐGWに突入しますが、4月下旬の天気を教えてください。

ゴールデンウィークの始まりは曇りや雨になりそうです。その雨の後、北風で朝晩少し肌寒くなるでしょう。連休半ばは晴れて過ごしやすい陽気となりそうですが、連休終わり頃に次の雨がきそうです。

今回のゴールデンウィークは天気、気温ともに変化の大きい連休となる見込み。寒暖差がありますので、ジャケットなど上着でうまく調節していただければと思います。

―朝晩の寒暖差の激しさは、いつ頃まで注意が必要ですか？

5月1日が八十八夜です。八十八夜は、2月3日の立春から数えて“八十八日”目のことを指します。この頃から日に日に夏めいてきて、新茶の茶摘みや稲の種まきの季節といわれます。逆を言えば、この頃までは朝晩冷え込む日もあるということです。「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、八十八夜を過ぎると霜も降らなくなると昔からいわれています。

■4月・5月の紫外線は、夏と同じレベル！

―春から夏にかけて、紫外線はいかがでしょうか。

画像：ウェザーニューズ

4～5月の紫外線は、夏の後半並みに強くなっていくと予想されます。夏ほど日焼けしないのは、日焼けやシミの原因がUV-Bにあるからです。一方、今のような春時期は、UV-Aという光の波長が長く肌の奥まで届く、シワの原因となる可能性の高い紫外線が真夏並みに強いので、今から紫外線対策をすることをおすすめします。

―蓬莱さんも紫外線ケアなどされていますか？

画像：蓬莱大介

日焼け止めはそれほど塗りませんが、化粧水と乳液は寝る前と朝にするなど、保湿はしています。朝出かける前と就寝前に化粧水と乳液、番組出演時にメイクをする場合は、メイクの前後にも化粧水と美容液、リンパマッサージなどをするので、1日4回近くは保湿をしていますね。

―蓬莱さんは、GWをどう過ごされますか？

今年のGWは人の多いところに行くのが怖いので、自宅や近所の公園で子どもと遊ぼうと考えています。いっそ、仕事が入ってもいいかなとも思っています（笑）。

―GWが終わると、母の日ですね。

母の日は、毎年お花を飾っています。私は恥ずかしいので、実母には何もしませんが、妻や子どもたちが何かを送ってくれると思います。

まだまだ朝晩が寒い日々が続きそうですね……。体調にも影響がでないよう防寒対策はもちろん、手洗いやうがいなどコロナ対策もお忘れなく！（文／筒井麻由）

【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ！ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気！

【画像・参考】
※ ウェザーニューズ／蓬莱大介
※ WindKindaitei／Shutterstock

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