神戸市が医療従事者へ新たな支援を行うと発表。ファンドサポーターの募集も
新型コロナウイルス感染症患者の治療や予防をはじめ、医療の最前線で奮闘する医療従事者の活動を支援するための寄付金を募集する『こうべ医療者応援ファンド』が2020年4月に設立されました。
これを活用してさらなる支援を行うため、神戸市はファンドに対して、新型コロナ患者受入れ病院に勤務する医療従事者への支援を要請しました。それに伴って神戸市からファンドに対して5,000万円を拠出すると発表しました。
新型コロナ患者の対応はもちろん、通常医療に加えて徹底した感染防止策の実施や病床の使用制限などにより負担が増し、経営上の苦渋の決断をせざるを得ない病院もあります。ファンドに集まった寄付金は、こうした医療機関を通じて医療従事者の勤務環境の改善に役立てられるそうです。
医療現場からの感謝のメッセージ
また、医療従事者支援の輪を広げる取り組みとして、ファンドPRの協力や募金箱の設置、タイアップ商品等の開発に協力できる市内の企業・団体を募集しています。従来のロゴにメッセージを加えた新しいロゴマークを活用していくとのことです。
2021年4月からは、ふるさと納税を活用して寄付を募り「こうべ医療者応援ファンド」を通じた医療従事者への支援等に活用するそうです。
お問い合わせ先
■公益財団法人こうべ市民福祉振興協会
運営振興課 岩佐・市民交流課 横山
電話:078-743-8007 / FAX:078-743-8180
■神戸市福祉局政策課
神谷・宮田
電話:078-322-5196 / FAX:078-322-5529
■神戸市健康局地域医療課
境・山本
電話:078-322-5246 / FAX:078-322-6045
目先の感染者数が減少しても、病院ではまだまだ過酷な状況で働く医療従事者の方々がいます。感染予防行動を心掛けるのはもちろん、それぞれにできる支援をしていきたいですね。
◆関連リンク
・神戸医療者応援ファンド – 公式サイト