世界初…!? 関西が世界に誇る「スゴ技」とは
日々の生活に欠かせないスーパーマーケット。包装されたボトルを見て「これってどうやって包装されてるの?」と疑問に思ったり、山積みになった野菜を見て「どれを選ぶのが一番お得なのかな?」と考える方、多いのではないでしょうか?
今回は、2020年11月17日(火)に読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』の人気コーナー『まるトクZIP!』で放送された、関西の会社が開発した世界初のスゴ技マシンをご紹介します。
包装の仕組みや計量器の秘密など、ぜひチェックしてみてくださいね。
■どの袋詰めを選んでも実は変わらない?【計量器のスゴ技】
スーパーマーケットで売っている野菜の一つ、ピーマン。3個入りや4個入りがあって、結局どれを選ぶのがお得なのか悩んでしまいますよね。しかし、実際に計測してみると3個入りや4個入りの差はわずか数グラム。一体どういう仕組みで叶えられているのでしょうか? 早速調べていきましょう!
京都市に本社を構える『株式会社イシダ』は、明治26年から続く計量器メーカー。数多くの計量器を作り続け、スゴ技がたっぷり詰まった計量器を開発しました。
それが、世界初の『組み合わせ計量機(コンピュータスケール)』です。この機械を使えば、食品の重さを一定にして組み合わせることができます。
機械の中を通って、上からたくさんのピーマンが流れてきました。それぞれのレーンにピーマンが仕分けられていきます。
14個のレーンのそれぞれにはかりがついており、その中から瞬間的に組み合わせを算出して、ピーマンを下に落としていきます。組み合わせの総数は、なんと16,383通り! 約1秒で高速計算し、同じ重さになるように選別されています。
『株式会社イシダ』の計量器で袋詰めされている商品は、ピーマンだけではありません。スナック菓子やお茶、世界中のたくさんの食品会社が『組み合わせ計量機(コンピュータスケール)』を使用しています。
■不良包装を激減させた【トルネード】のスゴ技特許
次にご紹介するのは、神戸市に拠点を構える『日本テクノロジーソリューション株式会社』。
こちらが開発した機械は、『熱旋風式シュリンク装置TORNADO(トルネード)』です。活躍する包装の種類は『シュリンク包装』。
ドレッシングなどの筒状のパッケージで見たことがありますよね。しかし、従来の『シュリンク包装』には弱点がありました。
時折、不良品の包装が出来上がってくることです。従来の『シュリンク包装』の不良品には、フィルムを張り付けられた際に段が入ることが。ガサガサした見た目になることがありました。原因は、両サイドから熱風を当てフィルム包装をするため。風が当たらない箇所が生まれていたのです。
その課題を解決したのが特許を取得されている『トルネード』。熱風を回しながら容器にあてることで、全方位にフィルムを完璧に張り付けることができます。
また、『トルネード』のすごいところはそれだけではありません。チョコレートのような高温で溶けてしまう商品は、従来の『シュリンク包装』では熱風が当たり溶けてしまうため使用できませんでした。しかし、『トルネード』はあくまで熱風を当てるのは容器の外側だけ。容器自体や中身が高温になることはなく、どんな食品もノーダメージで包装できます。
【関連記事】シャワーから温かい泡がでてくる!? 日本が世界に誇る最先端の「スゴ技製品」2ついかがでしたか? どれも、世界に誇る関西発のスゴ技マシン。スーパーマーケットで買い物をする度に、なんだか誇らしい気分になっちゃいそうですね。(文/ikeari)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜 5時20分~)
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