「服が手放せない…」スタイリストが教える衣替えのテクニック
そろそろ衣替えをしたいけれど、何から始めれば……そんな方も多いのでは? 衣替えの際に、いらなくなった洋服を片付けてすっきりさせたいですよね。
そこで今回は、annaアンバサダーでスタイリストとして活躍しているnoricoさんの衣替えテクニックをまとめてご紹介いたします。ポイントを参考に、冬本番を迎える前にお洋服の整理に挑戦してみて!
■スタイリスト直伝!“上手”な衣替えのhow to
毎年シーズンごとに新しい洋服が欲しくなってくるもの。買えば買う程、洋服が増えてきてしまいますよね。しかし、古い洋服ってまだ着られる気がして捨て時がよくわからないという方も多いはず……。まずは洋服の捨て時を紹介していきます!
Point 1:部屋着やパジャマにまわさないで!
古くなった洋服を部屋着やパジャマにしてしまう人もいるかもしれません。でもそうしているといつまで経っても捨てられません。
服に黄ばみやヨレ、取れないシミや穴が空いたら、まさに捨て時。また、洗濯により型くずれしたり毛玉ができたりした服も同様に手放すチャンスです。どれだけお気に入りの服でも、そういった服を着続けるのはあまり気持ちがいいものではありません。潔く捨てて、部屋で過ごす時も着心地が良いものを選びましょう。
Point 2:捨て時は「手入れで改善されるか」
捨て時は「手入れをしても改善されない程ダメージを受けているか」を見極めるのが大切! 例えば、ついてしまったシミがどんなに漂白や洗濯をしても取れないとき。
何度も洗濯やクリーニングを繰り返すと洋服はどうしても傷んでしまいます。シミや黄ばみなど手入れをしても改善されない場合は、捨て時だと思ってお別れしましょう!
・迷った時の判断基準は?
愛着がある洋服や、捨てるのはもったいないと思ってしまうアイテムだとなかなか捨てられませんよね。そんなときは再活用できるか考えてみるのも一つの手です。
Point 1:譲りたい相手はいる?
まずは譲りたい相手がいるか考えてみましょう。自分がいらなくなったアイテムでも、人によっては喜んでくれるかもしれません。
またフリマサイトや古着として出品するのも◎。手直しすればまだ着られそうなものであれば、いい値で売れる可能性もありますよ!
Point 2:リメイクやアレンジで再利用できるか?
素材や柄を生かしたリメイクアイテムを作るのも◎。穴が空いてしまった服も、子ども服や小物などにアレンジすれば、おしゃれなアイテムによみがえるかもしれません。
また、シミや気になる部分を除去すればおしゃれなトップスに変わることも。お気に入りのアイテムだったなら、自分らしい形にリメイクしてさらに個性を出したおしゃれを楽しむこともできますよ。
また、サイズの合わなくなったものやどんなに頑張っても黄ばみの取れないものは思い切って処分しましょう! どうしても選ぶのが難しい場合は、プロのスタイリストの方にコーディネートなどを見据えたうえで第三者的に選んでもらうのも一つの方法です。自分では見つけられなかったポイントに気付けるのでかなり有効ですよ◎。
■手放したくないけど汚れているときは…
・襟の汗ジミや汚れの落とし方
襟元の汗ジミや気が付かない間についてしまうシミ。頑固なシミ汚れには、酸素系漂白剤がおすすめ! 漂白剤は繊維の中に染み込んだ皮脂汚れや色素を分解して落としてくれます。
漂白剤といえば、洋服そのものの色まで落ちてしまいそうなイメージですが、酸素系の漂白剤なら色柄物のアイテムでも安心して使用することができますよ。
漂白剤の使い方は簡単。酸素系漂白剤と一般的な洗濯洗剤を1:1の割合で混ぜ、スプレーボトルに入れましょう。汚れた箇所に特製スプレーを振って、しばらく置いてから洗濯してください。そうすることで、シミも落ちやすくなるので試してみてくださいね!
・メイク汚れが付いてしまったら?
ちょっとした動作でついてしまうメイク汚れ。特に、リップやファンデーションの汚れは目立ちやすく、簡単には落ちてくれません。
そんな時は食器用中性洗剤を使うのがおすすめ。食器用中性洗剤をメイク汚れ部分につけ、歯ブラシなどで軽くシャシャッとこすります。汚れを軽く落としてから洗濯するだけで、見違えるほどメイク汚れが落ちますよ!
【関連記事】秋冬支度出来てる?スタイリストが教える「正しい衣替え」今秋の衣替えで洋服をスッキリ片付けてみては? 今回教えてくれたのはannaアンバサダーでスタイリスト・noricoさん。
noricoさんのInstagram(@ylewen)では、トレンドを取り入れたおしゃれなコーディネートやアイテムがたくさん紹介されています。(文/anna編集部)
【画像】
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