家にあるものでできる!夏休みの自由研究にぴったりな「おもしろ実験」5選
外が暑すぎる……と自宅で子どもと過ごしている方も少なくないはず。そんな時は、親子で楽しめる新しい遊びに挑戦してみては?
今回は、2020年7月3日(金)に放送された読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』の『情報喫茶店』より、自宅にあるアイテムでできる簡単実験をご紹介。夏休みの自由研究にもぴったりです!
■1:コップに水を入れると後ろの模様が逆になる!?
ワイングラスや円形のコップを使った実験。なんと水をいれると、後ろの模様が逆になるんです。
まずは、ワイングラスとカラフルな板を用意します。
水を入れると、模様がきれいに逆になる不思議な現象が……!
これは光の屈折を利用したマジック。水中と空気中では光の見え方が異なるため、円形のガラスだと、コップ全体がレンズの役割をして、後ろの模様が逆になるんです。
■2:イラストを水に入れると早着替え?
同じく光の屈折を利用した実験。まずは、イラストの描いた紙をビニール袋に入れ、水の中に入れてみると……
イラストに変化が! 一体どういうことなのでしょうか?
実は、ビニール袋の上から油性ペンで海パン姿を描くことで、水に入れる前に見えていたイラストは、水中では見えず、ビニールに描いたイラストだけが見える状態になっているのです。
この原理を使えば、こちらのヤドカリは水に浸けると……
カニに変身! アイデアを駆使して様々なバリエーションで楽しめます。
■3:水と油の幻想的なアート
続いて、まるでアートのような幻想的な雰囲気を楽しめる実験をご紹介!
まずは、お水をグラスに2cm程度入れます。
そして、グラスの水に好きな色の食紅で色をつけます。
次に、ベビーオイルをゆっくり注ぎ込みます(食用油でもOK)。水よりも多く入れるのがポイントです。
最後に入浴剤の破片を入れると……
泡が発生し、幻想的なアートに!
入浴剤が水と反応して泡になり、入浴剤から出る泡が、水の玉を上へ持ち上げ、
水は油よりも重いので、持ち上げられた水は今度はゆっくりと落ちていき、それが繰り返されて、水が油の中をぐるぐると回っているんです。
食紅の色を変えたり、ライトを下に忍ばせて、水と油の幻想的なアートを楽しんでみるのも◎。
■4:取り出せない卵を瓶から取り出す
瓶の口より大きいゆで卵が入ったガラス瓶。どうやって入れたのか、そして、取り出す方法をご存知ですか?
まずは取り出し方をご紹介。使用するのは、お湯と氷水。
瓶(※耐熱ガラスを使用)を氷水で冷やし、
逆さまにして、底にお湯をかけると……、ゆで卵が変形しながらも瓶からゆっくりと押し出されていきます。
気体は温度が高くなると体積が大きくなるという性質があり、お湯で温めれば、瓶の空気を膨張させてゆで卵を押し出せるのだそう。
入れるときは、お湯と氷水の順番を逆にしてするだけ。
このようにお湯で瓶を温め、ふたをするようにゆで卵をのせて、氷水で冷やしてみると……、
瓶の口より大きなゆで卵を瓶の中に入れることができますよ!
■5:コップとフォークで作る絶妙なバランス
コップの上に浮かぶ2本のフォーク。一体どうなっているのでしょうか?
実は1本の黒い棒が、コップの縁ギリギリのところで支えているんです。絶妙なバランス加減が難しそうですが、トリックが分かれば誰でもチャレンジすることができますよ!
まずは、2本のフォークを組み合わせます。
フォークの間に爪楊枝を隙間から突き刺すように差し込んで固定します。
そして、そのままコップの縁に乗せます。実は、棒が縁からはみ出ている状態なら意外と簡単に乗せることができるんです。
続いて、コップの内側にはみ出ている爪楊枝を火で燃やします。火はちょうどコップの縁で止まるので、最後に燃えカスを取れば完成!
初めから爪楊枝を黒く塗っておけば、燃やしたあとが残らず、コップの上に2本のフォークが浮かんでいるかのように見えるんです。
コップの縁の一点ですべての重さを支えていて、全体の重心を考えたとき、ちょうど支点の真下にあるので、きれいにバランスを保ち続けることができるのだとか。
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【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)
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