理想の位置はこの3つをチェック!グッと印象が変わる「眉の描き方」
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さて、美容ライターの筆者が不定期にお伝えしているメイクのポイント。今回のテーマは難しいと感じる人も多い“眉”です。
眉は顔の中でも自分で整形できる部分でもあり、印象を大きく左右する部分でもあります。逆に言えば、眉メイクをマスターすることで自分の理想の印象をつくれるということ。
今回はまず、そんな“眉メイク”の基本となる大切なポイントをお伝えしていきます。
■眉にも理想の位置がある!3つのポイントをチェック
毎朝メイクをするとき、なんとなく自分の眉の形をなぞって描いているだけだったり、とりあえず眉が“あればいい”というようなメイクになっていたりはしませんか?
実は眉にも、顔のバランスからみる“理想の形”というものがあり、それを意識するだけでも表情が引き締まります。ではその“理想の形”に近付くために押さえておきたい“眉頭・眉山・眉尻の位置”をみていきましょう。
(1)眉頭
顔の中心の一番太く、眉毛のスタートとなっている部分は“眉頭(まゆがしら)”と呼ばれます。
この眉頭の理想的な位置は、小鼻の延長線上。自分の眉がここからのスタートになっているかどうか、確認してみましょう。
(2)眉山
眉の中でも一番高くなっている部分が“眉山(まゆやま)”です。
眉山は眉全体を3つに分けたとき、眉頭から3分の2くらいの位置にあるのが理想的。まっすぐに鏡を見たときに、瞳の外側の延長線と、目尻の延長線の間におさまっていればOKです。
(3)眉尻
顔の一番外側の眉毛の尻尾の部分が“眉尻(まゆじり)”です。
この先端は小鼻と目尻を結んだ延長線と眉頭の下の水平線が交わる部分が理想的。すっと消えるようにまとめられているとより自然です。
■丁寧に確認しながら描くことで理想的な眉へ
自分の眉と照らし合わせてみて理想の位置がわかったら、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーをつかって実際に眉を描いていきましょう。
位置がわかりにくいという人は、このようにペンシルを実際に顔に当て、理想の位置を確認してから、目印となる点を先に軽く打っておくと、より描きやすくなりますよ。
ペンシルの方がよりシャープにはっきりと、パウダーの方はふんわりとナチュラルな印象に仕上がるので、なりたい印象や眉毛の状態に合わせて、部分部分で使い分けていくのも良いでしょう。
1本1本毛を描き足すように、ムラができないように、鏡を近付けたり話したりしてバランスを見ながら丁寧に描いていくことがポイントです。
■日ごろのお手入れも重要!アイメイクの一部として眉も意識してみて
さらに元の眉毛を理想の形へと近付けておくことで、毎日のメイクもしやすくなります。眉は伸びるのも早く感じる部分なので、定期的にお手入れしてあげることで、いつでもキレイな目もとをつくることができます。
はみ出た眉毛を剃ったり、長さを調節するのであれば、実はメイクをしている状態がオススメ。
先ほどご紹介した理想の眉の位置を参考にして眉を描いたら、そこからはみ出した部分を剃ったりカットすることで、簡単でキレイな眉が仕上がります。夜メイクを落とす前に、鏡でチェックしながら調整する習慣をつけておくと、お手入れもグッと楽になりますよ。
眉は印象を左右するとても大切な部分です。人の目もとを見るときって、瞳やまぶたやだけではなく、眉もセットで目に入りますよね。なので実は、アイメイクはまぶただけではなく、眉も重要になってきます。
アイラインやアイシャドウ、マスカラは念入りにするのに、アイブロウが適当になってしまっては、せっかくメイクした目もとの印象も下がってしまうかもしれません。アイメイクの一部として眉の形や雰囲気も意識しながら、より魅力的な表情を目指しましょう! (文・写真/須田夏美)
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