TOP ライフスタイル 買いだめしても、もう腐らせない!プロが教える『食品保存の裏ワザ』

買いだめしても、もう腐らせない!プロが教える『食品保存の裏ワザ』

2020.05.15

外出がままならない今、買い物をするときも数日分を一度に購入することも多いのではないでしょうか? たくさん買っても、使いきれずに傷めてしまうこともありますよね。

そこで今回は、2020年4月28日(火)に放送された読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』の人気コーナー『まるトクZIP!』から『食品保存の裏ワザ』を食品別にご紹介!

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

教えてくれるのは、料理研究家で食品保存アドバイザーの島本美由紀さん。これまでに20冊以上の料理本を出している食品保存のスペシャリストです。

 

■1:水につけ置くだけ!『もやしの保存方法』

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

もやしは、まとめ買いしても、日持ちしないために使う前に傷んでしまうこともありますよね。そんなもやしを長期保存するには、保存容器にもやしを入れて、水に浸すだけ。

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

水の中で発芽するもやしは、元の状態に近づけてあげるだけで、簡単に長持ちするのだとか。2日に1度、水を取り替えれば、1週間は新鮮な状態を保って保存できますよ。

 

■2:葉の水分をふき取って!『みず菜の保存方法』

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

冷蔵庫で保存しているうちにしなびてしまうみず菜も、ほんのひと手間加えるだけで、1週間もみずみずしいまま保存できます。

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

適当な長さにカットしたみず菜を2~3分水にさらしてから、水を切ります。葉についた水分をしっかりと拭き取ってから、キッチンペーパーを敷いた保存容器に入れて冷蔵庫へ。葉に水が残っていると、そこから傷んでしまうので、拭き残しがないようにしてくださいね。

 

■3:りんごと一緒に入れるだけ!『じゃがいもの保存方法』

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

常温保存もできて、いろんな料理にも使えるじゃがいもは主ふの味方。けれど、気温が高い場所に置いておくと、すぐに芽が出てしまうため、できるだけ芽を出さないように保存する必要があります。

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

じゃがいもを発芽させずに保存するには、ビニール袋を2枚重ねた中に、じゃがいもとりんご1玉を入れるだけ。暑い日や夏場は、この状態で野菜室へ入れてください。りんごから放出されるエチレンガスで、じゃがいもの成長が抑えられ、発芽させずに保存ができます。

ただし、冷やしすぎるとじゃがいもの味が落ちてしまうので、野菜室保存は暑いときだけにすると◎。

 

■4:野菜室保存で涙も出なくなる『玉ねぎの保存方法』

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

じゃがいも同様に常温保存がきく玉ねぎも、厚い時期は傷みやすくなるので、じゃがいもと同様に2重にした袋の中に玉ねぎを入れて野菜室へ。

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

玉ねぎも冷やしすぎてしまうと味が落ちてしまうため、野菜室保存は暑い時期だけに限定するのがおすすめ。

 

■5:買ってきたときのよう!『ステーキ肉の保存方法』

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

安いときに買いだめすることが多いお肉は、買ったときのトレイのままで冷凍保存していませんか? ラップの中に空気が入っているので、そのまま保存すると酸化や変色の原因になってしまいます。

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

お肉を美味しく長期保存するなら、次の手順で冷凍庫へ。

(1)ラップを敷いた上に、トレイのままひっくり返してお肉を乗せる。
(2)お肉に触れずに、空気が中に入らないようしっかりとラップで密閉。
(3)ラップで包んだお肉を、さらにアルミホイルで包み込む。
(4)アルミ製バットに乗せて、冷凍庫へ入れ、数時間後取り出す。
(5)アルミホイルで包んだまま、保存袋に入れて再び冷凍庫へ入れる。

このときお肉に触れると、細菌が発生することがあるので、触れないように注意しましょう。これで1ヵ月は、買ってきたときとほぼ変わらない状態のまま冷凍保存が効きますよ。

 

■6:絶品ミルフィーユカツも作れる『薄切り豚肉の保存方法』

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

安くて使い勝手の良い薄切り豚肉も、ステーキ肉と同じようにラップに包んだら、保存袋に入れて冷凍庫へ。このとき、アルミ製バットの上で冷やせば、急速に冷凍できるため、ほぼ鮮度が変わらずに保存が可能です。

画像:読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』

冷凍保存しておいた薄切り豚肉で、解凍せずに絶品トンカツが作れます。

<材料>

冷凍薄切り肉・・・100g
小麦粉、溶き卵、パン粉・・・各適量

<作り方>

(1)ラップを外した豚肉を凍ったまま小麦粉、溶き卵、パン粉を付けて衣の下準備をします。
(2)170~180℃ほどの油で、表面がきつね色になるまで揚げて、器に盛ります。

ミルフィーユ状でやわらかく、とてもジューシーな味わいのトンカツがあっという間にできますよ。

【関連記事】15000個も売れた!おうち時間にぴったりの人気アイテム

光熱費もかさむ自粛生活。保存の裏ワザテクを使いこなして、家計負担を少しでも減らしていきたいですね。(文/浜田みか)

【画像・参考】
読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜 5時20分~)
※ Africa Studio/Shutterstock

おでかけできない今だからこそ見ておきたい!おすすめスポット【PR】
【奈良】1日1本のプレミア列車で行く♡
【北陸】大阪から2時間半!JRでいく女子旅
【日帰り】女子旅スポット5選
【関西在住の家族必見!】おすすめスポット5選

Recommend あなたにおすすめ