口を使わずに風船を膨らませる方法、知ってる?大人も子どもも大盛り上がり!自宅でできる超簡単・楽しい実験5つ
やることはやり切った……もう暇すぎる!という方や、子どもたちが退屈そうにしている……そんな時には、短時間でぱぱっとできる実験はいかがでしょうか?
今回は、2020年4月10日(金)に放送された読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』の『情報喫茶店 ~春の実験室~』より、自宅にあるアイテムでできる簡単実験をご紹介していきます。
■1:口を使わずに風船を膨らませるには?
飾り付けなどで使う風船ですが、膨らませるのが苦手……、という人もいるはず。でも、おうちにあるもので口を使わずに風船を膨らませられるってご存知でしたか? 用意するのは、掃除のときなどに使う重曹にお酢だけ。
まずはペットボトルにお酢を注ぎます。
次に、風船の中に重曹を入れましょう。用意はたったこれだけ!
風船をペットボトルの口に取り付けて、重曹がペットボトルに落ちるようにセットすれば、ブクブクと泡が湧いて、風船が膨らんでいきます。
この泡の正体は、重曹にお酢が反応して生まれた炭酸ガスなんだとか。お酢のかわりにクエン酸でも代用可能なので、自宅にある方は試してみてくださいね!
■2:イソジンの色が透明に!?
次にご紹介するのは、うがい薬『イソジン』とオブラート、ビタミンCの錠剤があればできるマジックです。
まずはビタミンCの錠剤を粉になるまで砕きます。
次に、薬などを飲む際に使うオブラートに砕いたビタミンCをくるみ、ペットボトルのフタに仕込んでおきましょう。
最後に、水で薄めたイソジンをペットボトルに入れて、下準備は完了!
あとは、ペットボトルを思い切り振ってもらえば、茶色がかった液体がみるみるうちに透明になります!
これは、イソジンに含まれるヨウ素という成分がビタミンCと反応することで起こる現象だそう。おうちで簡単にできるマジックなので、お子様の前で披露してみては?
■3:発泡スチロールがあっという間に消える!?
次にご紹介するのも、マジックに使えそうな実験です。用意するのは、発泡スチロールとネイルを落とすときに使う除光液の2つ。
除光液を入れたグラスの中に発泡スチロールを入れると発泡スチロールが溶けてしまいました!
実は、発泡スチロールはほとんどが空気でできた物体。なので、プラスチックを溶かす除光液につけると、プラスチック部分が消えて跡形もなくなってしまう……というわけなんです。
発泡スチロールを捨てるとき、少しでも量を減らしたい場合に覚えておきたい知識ですね!
■4:取っ手のとれたタンスを開けるには?
もし、タンスの取っ手がとれてしまって中の服が取り出せない、なんてことになったらあなたはどうしますか? 実はそんなとき、下敷きとシールさえあれば取っ手が無くてもタンスを開けることができるんです!
まずは下敷きに、シールを貼り付けましょう。このとき、ただ貼るのではなく、折り目をつけてつまみのようなものを作ってあげます。
そして、つまみが付いた下敷きをたんすにそっと当てて、後ろに引くと……、
この通り、タンスが開くんです!
仕組みは単純。空気には「大気圧」という力があるので、下敷きと引き出しがぴったりとくっついた状態になるんです。そのおかげで、一体化した下敷きが取っ手の働きをしてくれるんです。
■5:ガム1枚でヤシの実を割る方法
分厚く硬い殻に覆われているヤシの実。中の水を取り出すことはハンマーがあったとしても大変な作業。でも実は、そんな道具を使わずに、ある食べ物を使えば、簡単に殻を割ることができるという噂があるんです。
その食べ物とはなんとガム! ガムを手でこねて、三角錐のような先端をとがらせた形にしましょう。
あとは、先端に向けてヤシの実を勢いよく振り下ろします。
すると、特別な器具なども使わずに、簡単に皮に穴を空けることができました。
本来なら柔らかいガムですが、頭上から振り下ろすという角度と、ある程度の速度がかかることにより、尖ったキリのようにヤシの実にも突き刺さるんです。
柔らかいガムでヤシの実が割れるという噂は本当だったのです。ヤシの実が手に入ったらぜひ試してみては?
【関連記事】スタイリストが教える「服の整理」のポイント生活に役立つ実験から、誰かに披露したくなるような楽しい実験まで、5つの実験をご紹介しました! 自宅にもある身近なアイテムであっと驚くような結果が出るので、ぜひおうち時間などで試してみてはいかがでしょうか?(文/つちだ四郎)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)
おでかけできない今だからこそ見ておきたい!おすすめスポット【PR】
【奈良】1日1本のプレミア列車で行く♡
【北陸】大阪から2時間半!JRでいく女子旅
【日帰り】女子旅スポット5選
【関西在住の家族必見!】おすすめスポット5選