スタイリストが教える「衣替えのポイント」面倒な収納のコツや注意点も!
季節が変わり、やってくる衣替えシーズン。場所を取る冬物を収納するのって大変ですよね……。また次のシーズン出そうと思うとシワになっている!なんてことありませんか?
そこで今回は、annaアンバサダーでスタイリストとして活躍しているnoricoさんに、衣替えを行う際の注意点を教えて頂きました! お家で時間を持て余している……という人はぜひ紹介するポイントをふまえて、衣替えに挑戦してみてくださいね♡
■コート、ニット……冬物のしまい方
コートやニットなど、厚手のアイテムが多く、衣替えが面倒な冬物。一気にやってしまうのではなく、暖かくなり始めたら厚みのある服から少しずつしまっていくと負担も少ないですよ◎。
場所をとるコートはたたんでしまいたくなりますが、使用しない時期も生地の厚みに合わせたハンガーで保管するのがベター。クリーニングは時間がかかるので、早めに衣替え作業を始めておくといいでしょう。
また、なんとか小さく収納しようと無理やりニットをしまいこんでいませんか? ニットは無理に畳んで詰め込むと、縮みやヨレの原因となってしまうので要注意! 重ねるのは3枚から5枚以内に抑え、適度にスペースをとって収納するのがポイントです。
■靴の正しいしまい方
ロングブーツやムートン素材は冬物ならではの楽しみ。一足は持っておきたいアイテムですが、使わないときでも型くずれしないように保管するのが難しいですよね。
まずは、靴の中に薄紙を丸めて、常に入れておくように心がけましょう。そうすることで型くずれはもちろんのこと、湿気によるカビ予防や臭い防止にもなります。
また、靴箱に入れて収納する場合は、中身がわかるように保管するのが鉄則! 来年出すときに手間取る心配がありません。収納場所から見える方の側面に、中身の靴写真や名前を書いたタグをつけておくと便利です。
靴をたくさん持っている方は、靴を上下に収納できるアイテムを使用するのもおすすめです。一足分の幅しか取らないので、普通に収納する2倍の量をしまうことができちゃいますよ◎。
■夏物を取り出したらやるべき事
冬物を収納したら、次は夏物をすべてクローゼットへ取り出さなければいけません。まずは、シワになりやすいものから片づけていきましょう。
シルクやコットン生地などのシワになりやすいものは、ハンガーにかけて収納します。保管時にシワになってしまっていた服はすぐにアイロンをかけておくと、着たいときにすぐ着られますよ! またシャツは春夏に重宝しますが、こちらもシワになりやすいアイテム。型くずれしないようにきちんとハンガーにかけておくのがおすすめです。
一方、デニムやポリエステルの服はシワになりにくいので引き出しに入れても大丈夫◎。デニムに変な折り目が付かないように、きれいにたたんでおきましょう。
シワになりにくいアイテムでも、隙間なく収納しようとすると型くずれの原因になってしまいます。今年は何を着るのか見極めながら、必要であれば同時に断捨離をしながら衣替えを進めていくことで、スムーズに済みますよ!
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noricoさんのInstagram(@ylewen_)には、今季取り入れたい春夏のコーデがたくさん紹介されています。自分のワードローブをキレイに収納して新しいアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか?(文/吉村すみれ)
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※ norico/Shutterstock(ivastasya/New Africa/Moustache Girl/Photographee.eu/Floral Deco/Ronnachai Palas/Pixel-Shot/GoodStudio)