太りにくい体になりたい!プロ直伝「美姿勢」を目指すエクササイズ2STEPを試して
美しいと感じる人の共通点のひとつは、“姿勢がいい”こと。姿勢がすらっと伸びているだけで、印象が変わりますよね。また姿勢を正しく美しく整えることで、全身の筋力をバランスよく使いやすくなるそう。太りにくい体づくりに役立てることができるのだとか。
そこで今回はヨガセラピストのyuukaさんに、“美姿勢”を目指すストレッチ&エクササイズを教えてもらいました。「腰や肩が疲れた」「姿勢が悪くなっているかも」と感じたら、ぜひ試してみて!
STEP1:体側を伸ばすストレッチ
上半身が縮むと猫背に近づく!?
ついつい前かがみ気味になってしまう姿勢。スマホやパソコンを長時間見るとき、座っていても、骨盤が後ろへ倒れ、背中が丸まりやすくなりますよね。立っているときは意識していても、座っているときの悪姿勢が定着してしまっていると、結局は丸まった姿勢を戻すことが難しくなってしまいます。
そんなときは縮みがちな体側をしっかり伸ばしてあげるだけで、気持ちよく上半身が伸びるようになりますよ!
(1)両脚を腰幅程度に開いて立ちます。
(2)両腕を上に持ち上げて、右手で左手首をつかみます。
(3)息を吸います。息を吐きながら、右手で左腕を引っ張り、上体を右方向へ倒していきます。
(4)胸の横から脇腹までが伸びているのを感じながら、息を深くゆっくり吐き出します。
(5)息を吸いながら元の姿勢に戻り、息を吐きながら反対側へ倒します。
(6)交互に3〜5回ずつ行いましょう。
STEP2:美姿勢のための下半身エクササイズ
「股関節」の筋力をつけよう
立ったときに、骨盤が床に対してまっすぐに立っていると、体に負担がかかりにくく、すらっと美しく伸びる姿勢が保てます。腹筋をしっかりと支えてくれる正しい位置を定着させるためには、股関節周りの適度な柔軟性と筋力を養うことが大切です。
特に筋力が弱くなってしまいがちな、お尻と太ももの境目となる“股関節の後ろ側”を養っていきましょう!
(1)両脚を腰幅程度に開いて立ち、両手は腰骨あたりに当てます。
(2)呼吸を整えます。
(3)息を吸いながら上半身を倒し、90度の角度をつけましょう。
(4)このとき、背中が丸まらないように、前方を見るようにします。
(5)息を吐きながら、ゆっくりと上体を元の位置まで起こします。
(6)お尻に軽く力が入るところまできちんと戻りましょう。
(7)10回行います。
上半身と下半身は連動して動くので、2つのエクササイズはセットで行うのがおすすめ!
1つだけしかできない場合は、体側を伸ばすエクササイズを優先してください。すっきり姿勢を伸ばすことで、気持ちをスッと晴れやかになるはずですよ。