パール多めは顔デカ注意!可愛さアップする「顔の形別チーク」の入れ方
11月、そろそろ上着が必要な季節になってきました。10月のハロウィンが過ぎると、街中はもうすっかりクリスマス! 年末に向けても忙しくなってきそうで、すでに11月から忘年会がはじまるという人もチラホラ。
そんなイベントも増えてくるこの季節ですが、せっかくなら可愛く素敵なメイクをして参加したいですよね。
今回はそんな女子の味方にもなってくれる、チークの入れ方を美容ライターの筆者が伝授いたします!
■女性の強い味方!ひと塗りで可愛くなれるチーク
可愛い色味が多く、店頭でもつい手に取ってしまうチーク。頬にのせるとパッと顔色が明るくなり、パールの効果でツヤっぽくもなれたりする魔法のアイテムです。
ですがチークというと、つい塗りすぎて“おてもやん”になりがちな印象も。今回はそんな失敗チークを解消する塗り方を、顔のかたち別にお伝えします。自分に一番合いそうな方法で、チークを塗ってみてくださいね!
■どれにあてはまる?顔の形別チークの入れ方
(1)丸顔さん
まず丸顔さんの場合、チークをまるく入れたり、頬の中央の色が濃すぎてしまうと、顔の丸さが強調されることになってしまいます。なのでチークは少し斜めに入れるようにしましょう。
瞳の中心から外側に少し引き上げるように入れることで、シャープな印象がつくれます。
それでも顔が強調されるようで気になるという人は、チークを顔の中心からではなく、外側から入れることで、小顔効果が生まれます。
(2)面長さん
面長さんは、顔の長さが強調されないようにチークを入れていきます。
頬骨よりも少し下の位置から、真横にチークを入れるようにしてください。こうすることで顔全体のバランスを取ることができますよ。
(3)逆三角形さん
逆三角形さんは、シャープな印象が強いので、ふんわりとした雰囲気を意識することでやわらかい印象をつくることができます。
頬骨の少し上に円を描くように丸くチークを入れてください。このとき、フェイスラインの外側まで広げてしまうと、顔が大きく見えてしまうので注意しましょう。
(4)ベース型さん
ベース型さんは、エラを目立たないようにすることがポイントです。
まずチークを頬骨のあたりから真横に楕円形に入れます。さらにシェーディングパウダーや少し暗めのファンデーションを使って、エラのあたりを消すようになぞると、輪郭が引き締まって見えますよ。
顔の形によってチークの入れ方を変えることで、印象は大きく変わります。
そのほかにもチークの濃さや塗り方の応用もたくさんありますが、まずは基本を覚えておいて、そこにテクニックを加えることで、さらにメイクの幅も広がるので、ぜひ参考にしてみてください。
■ツヤっぽく仕上がるホリデーならではのチークも使いこなして
この季節は『クリスマスコフレ』と呼ばれるホリデーコレクションが各ブランドから発売されています。
さまざまなアイテムが詰まったパレットはもちろん、チークも多く発売されています。
ただいつも店頭に並ぶアイテムよりも、パールが多く配合されていたり、“ツヤ感”を重視したりするアイテムも多いのがホリデーコレクションの特徴です。
せっかくなので今回はホリデーチークのおすすめの使い方もお伝えします!
(1)パールが多めのホリデーアイテム、全体塗りはNG!?
キラキラとしたパールが多く配合されているホリデーチーク。とても綺麗で気持ちも高まりますが、いつものチークと同様にただ塗り広げるだけでは、実はマイナスの要因も。
パールは光を集めて立体感を演出してくれる反面、全体に塗り広げると顔が大きく見えてしまったり、毛穴の開きを強調してしまうことがあります。
ただなんとなく塗り広げるのではなく、より高さを出したい部分やツヤ感を演出したい部分を意識しながら、部分部分で少しずつ足していくようにしましょう。
頬やCゾーン、鼻すじにすっと入れてあげるだけで、ほどよいツヤ感が演出できます。
ブラシにとったチークをそのまま肌にのせるのではなく、一度手もとやティッシュでなじませるようにすると、量をより調整しやすくなりますよ。
(2)単色使いだけじゃない!普段のチークと重ね使いOK
ホリデーチークはパールが多く配合されている分、普段販売されているチークよりも薄づきになっているものも多く、様々な使い方ができます。
単色でチークとして使うのはもちろんですが、ハイライトとして先ほどご紹介したように塗ってみたり、普段使っているチークとの重ね塗りをしたりすることで、違った雰囲気をつくることができるんです。
また、カラーによってはアイシャドウとしても使えるので、購入したカラーがどんなことに使えるか、いろいろと探してみるのも楽しいですよ!
女性にとって魔法のアイテムでもあるチーク。これから寒くなる季節には、頬につくる血色感もとても大切になります。寒空の中でも輝く笑顔をつくれるよう、チークを味方にメイクを楽しみましょう!(文・写真/須田夏美)
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※ anna