1日に1万本売れる!程よい苦味がやみつきになる大阪・十三の名物「みたらし団子」人気の秘密
大阪・十三にある、人気のみたらし団子。なんと1日に1万本売れることもあるんだそう!
今回は、2020年1月10日(金)に放送された、読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』の人気コーナー『まるトクZIP!』より、大阪・十三の行列ができる人気の和菓子店をご紹介します。
■大阪・十三にある老舗の人気和菓子店『喜八洲総本舗 本店』
大阪・十三にある『喜八洲総本舗 本店(きやすそうほんぽ)』は、連日大行列の和菓子の名店。
並んででも買いたいお目当ての商品は、『みたらし団子』(1本 98円・税込)。多い時で1日1万本も売れるという大人気の商品です。
丸いだんごのイメージが強いみたらし団子ですが、『喜八洲総本舗』のみたらしだんごは“俵型”なのが特徴です。
1本ずつ丁寧に炭火で炙っており、香りもとっても香ばしいんです。お団子の焼き加減は、“薄め”、“普通”、“濃いめ”の3種類から選ぶことができますよ。
タレは、香川県産のたまり醤油とザラメ。
そこへ、味の決め手である“北海道厚岸産の昆布”からとったダシも合わせています。上質な昆布のダシがきいた、あっさりとした味わいのみたらしは絶品です。
■人気の秘密は苦味!? “俵型のおだんご”の秘密
1948年に立ち上げられた『喜八洲荘本舗』は、元々は“酒まんじゅう”が人気のお店。多い時で1日2万個も売れていたんだそう。
しかし、立地は十三駅前の繁華街。お客さんは、飲み屋帰りのサラリーマンがほとんどでした。そこで、「女性もきて欲しい」との思いからみたらし団子作りを始めたのだそうです。
しかし、特徴のないみたらし団子では物足りず、甘さの中に苦味も出せるようにと考えたことから、団子を“俵型”にして炙るようになったのだとか。
こうして焦げ目をつけることで苦味をプラスしたオリジナルのみたらし団子が完成。
1983年には『大丸梅田店』が開業し、そこへ出店したのをキッカケに認知度が高まりました。
さらに16年後、“だんご3兄弟”の曲がブームになった際に全店舗で曲を流し続けると話題となり、さらに人気が高まっていったのだそう。
行列をさばくための努力は、スタッフの力も。包装の名人“マッハさん”による、約15秒での包装も密かに話題です。手土産に購入する際は、ぜひ注目してみてくださいね!
<店舗情報>
喜八洲総本舗 本店(きやすそうほんぽ)
住所:大阪府大阪市淀川区十三本町1-4-2
最寄駅:阪急『十三駅』
電話番号:06-6301-0001
営業時間:8:00〜23:00(日・祝は22:00まで)
定休日:なし
普通のものとはひと味違ったみたらし団子。手土産に買って家族や友達と一緒に味わってみては?(文/奥山りか)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜 5時20分~)
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