ナポリタンを生み出したシェフが作った「究極のスイーツ」とは?
2020年2月9日(日)15:00~放送の読売テレビ『東京オリンピック1964 魂のレシピ ~世界をもてなした伝説の料理人たち~』では、今から56年前、東京オリンピックの裏側で世界を相手に戦った選手村食堂の料理人たちにスポットを当て、徹底取材を敢行! ナビゲーター・松下奈緒さん、語り・ムロツヨシさんと共に知られざる物語を掘り起こします。
1964年の東京オリンピックで選手村食堂の運営を任せられたのは、4人の料理長たち。全員が当時の日本の洋食界をけん引する実力派シェフばかりでした。今回は、そんな彼らが作り上げてきた“日本の洋食”にまつわる歴史をご紹介します!
■日本人シェフがナポリタンを開発?今や定番メニューを生み出したシェフとは?
選手村料理長の1人だった入江茂忠シェフ。帝国ホテルと並ぶ日本洋食界のルーツ『ホテルニューグランド』から選手村へ派遣されました。実はこの入江シェフ、誰もが知る『スパゲティ・ナポリタン』の生みの親なんです!
終戦後、進駐軍の軍人がケチャップで和えたスパゲティを食べているのを見た入江シェフは「これじゃ味気ない」と思い、『ナポリタンソース』を考案し、新たな料理として完成させたのだそう。
■さらにプリン・ア・ラ・モードも!
入江シェフは、私たちと親しみのある『プリン・ア・ラ・モード』も考案。
日本人なら誰もが知っている定番メニューを生み出した入江シェフは、日本の洋食界の発展にも大きく貢献した人物なのです。
時を越えてトーチのように受け継がれる“魂のレシピ”とその奥に隠された知られざる物語『東京オリンピック1964 魂のレシピ ~世界をもてなした伝説の料理人たち~』は、読売テレビで2020年2月9日(日)15時00分~放送。知られざる男たちの戦いに、胸熱くなること間違いなしです。(文・佐々木貴博)
<番組情報>
東京オリンピック1964 魂のレシピ ~世界をもてなした伝説の料理人たち~
放送日:2020年2月9日(日)15:00~
【画像・参考】
※ 東京オリンピック1964 魂のレシピ ~世界をもてなした伝説の料理人たち~/ⓒytv