美味しいには「秘密」がある!『ガスト』『丸亀製麺』人気の外食チェーン店の裏側
誰もが一度は行ったことのある人気ファミリーレストラン『ガスト』や、人気のうどん屋さん『丸亀製麺』。どちらも人気のお店ですが、美味しい商品を提供するための“秘密”があったんです。
今回は、2019年11月22日(金)に放送された読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』の人気コーナー『情報喫茶店』より、『ガスト』と『丸亀製麺』の美味しさの秘密に迫っていきます!
■ガストの人気メニュー・ピザが美味しい秘密って…?
最初に美味しさの秘密に迫るのは大人気ファミリーレストラン『ガスト』。数あるメニューの中でも人気なのがピザなんです!
「ファミレスのレベルを超えている」「専門店のピザよりも美味しい」という声が上がるほどのクオリティのピザを安くいただけるということで、『たっぷりマヨコーンピザ』(499円・税抜)は『チーズINハンバーグ』に次いで人気ナンバー2のメニュー。
2018年に製造工程を一新し、味とボリュームを改良した途端、人気が急上昇したのだとか。
製造工程の秘密に迫るべく訪れたのは群馬県にある『セントラルキッチン』。なんと、ガストのピザ作りは朝の3時30分から始まります。
店舗から必要な分だけ発注が来て、オープンに間に合うように作るため、朝早くからの作業となっているんです。
なんと全長400mのピザマシンで作られていて、粉からピザができるまでの最初から最後までの工程がほぼ全て繋がっているんだとか。
生地に使用する小麦粉にももちろんこだわりが。“ルヴァン粉”と呼ばれる天然酵母の一種を使用し、生地の風味を良くしています。
生地をこねる機械も、職人の手の動きを再現したマシンを使用し、きめ細かい生地になるまで、およそ8分間高速でこね続けます。そうすることで、食べた時のふっくら感が増すのだそうです。
生地を丸める時も、“ねじる”と“パンチ”の複雑な動きができる機械を使用し、均一に丸くします。
丸めた生地は、26分間かけて発酵させ、何回にも分けて生地を伸ばし、ピザが出来上がります。そしてこの段階で一度ピザを焼きます。
「一度焼いてしまうとパサパサになるのでは?」と疑問に思うかもしれませんが、焼いた生地は瞬間冷却され、美味しさが逃げないうちに一気に閉じ込められているんです。
お店では一度焼かれた生地に注文を受けてからトッピングをのせて熱々の状態になるように高温のオーブンで再度焼き上げられています。
だからガストでは、美味しいピザを食べることができるんですね!
■超難関試験を突破した『丸亀製麺』の「麺職人」って!?
続いて美味しさの秘密に迫るのは、人気のうどん屋さん『丸亀製麺』。2万人の社員のうち約230人しか合格していないという試験があるのをご存知ですか?
『麺職人』はうどん作りのテストで、試験項目はおよそ100項目。“麺匠”と呼ばれる丸亀製麺の麺の味を決める試験官が丸2日間かけて厳しく審査する超難関試験です。茹で時間など、およそ100項目をチェックするんだとか。
麺職人のいるお店にはこのような看板がかかっているので、ぜひチェックしてみてください。
さらに、麺職人の服は襟が紺色なので一目で見分けることができますよ。見つけたらラッキーかも?
麺にこだわりを持ち、追及し続ける丸亀製麺だからこその秘密です。
いかがでしたか? おいしさの裏側にある企業努力を感じながら味わいに、あなたもぜひ足を運んでみて。(文/藤田真奈)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)
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