夏休みにも間に合う!日帰りで行ける関西の「秘境&大絶景スポット」5選
もうすぐ夏休みも終わり。遠出はできないけれど、まだまだ満喫し足りない!という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、2018年7月18日(水)に放送された、読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』の特集企画『まるトク ZIP!』より、日帰りで行ける“関西の秘境&大絶景スポット”5選をご紹介します。
秘境&大絶景スポットを教えていただいたのは、登山・アウトドア用品の専門店『好日山荘』のカメラマン・加藤智二さん。どのような絶景が見られるのでしょうか!?
■1:洞窟の中にある神聖な場所!兵庫県新温泉町『シワガラの滝』
まずご紹介するのが、ひそかに人気を集めている珍しい神秘の絶景『シワガラの滝』。
兵庫県新温泉町にあるこちらの絶景は、大阪から車で約3時間。そこから、険しい岩の上や崖の上を歩くこと30分で到着します。
落水によって、岩盤が削られ、洞窟の中にできた珍しい滝なんです! 昔は修行者が滝にうたれる修行の場として使っていた神聖な場所で、今も厳かな雰囲気が漂います。
<スポット情報>
シワガラの滝
住所:兵庫県美方郡新温泉町海上
アクセス:舞鶴若狭自動車道春日ICから約105km。最寄りの駐車場から徒歩30分。
■2:まるで水鏡のような絶景!奈良県宇陀市『龍王ケ渕(りゅうおうがぶち)』
水鏡のような美しい池が見られるのが、奈良県宇陀市(うだし)にある『龍王ケ渕(りゅうおうがぶち)』。
大阪から車で約1時間半。車で池の近くまで行けちゃうのが便利ですね。
天気の良い日に行くと、水面には周辺の木々が鮮やかに映し出されます。最近訪れる人が途絶えないというのもうなずけるほどの絶景です。
<スポット情報>
龍王ケ渕
住所:奈良県宇陀市室生向渕
アクセス:名阪国道針ICから約30km(公共交通機関を利用して行く場合は、近鉄電車室生口大野駅から徒歩約1時間30分)
■3:車の中から雲海が見える!? 奈良県『野迫川村(のせがわむら)』
平均標高700メートルの場所にある、奈良県の『野迫川村(のせがわむら)』(別名『天空の国』)。早朝に高野辻(こうやつじ)というパーキングに行くと、車の中から“雲海”が見えるそうです。
奈良県にある野迫川村は、大阪から車でおよそ2時間。近くに高野山があるので、一緒に観光するのもおすすめです。車から歩かずに、幻想的な山並みを一望できるなんで、嬉しいですね。
<スポット情報>
野迫川村(のせがわむら)
住所:奈良県吉野郡
アクセス:阪和自動車道岸和田和泉ICから約57km
■4:自然が作り上げた峡谷は、神秘的で超絶景!奈良県『瀞峡(どろきょう)』
奈良県、和歌山県、三重県の県境にある『瀞峡(どろきょう)』。
大阪から車でおよそ4時間かかりますが、関西でもっとも秘境感があふれる、行く価値ありの究極の絶景スポットです。
全長31メートルの川。しかし水の色が、まるで湖のような濃厚な緑色をしています。これは不純物が少なく、水が澄んでいる証拠なのだそう。こんな景色が見られるのは、関西でここだけ! 観光客は、ジェット船や遊覧船などで、この神秘の絶景を見ることができますよ。
<スポット情報>
瀞峡(どろきょう)
住所:和歌山県新宮市熊野川町玉置口
アクセス:西名阪自動車道柏原ICから約150km
■5:日本最長297メートル!スリル満点な奈良県十津川村の『谷瀬の吊り橋』
奈良県十津川村にある『谷瀬の吊り橋』。日本最長297メートル、高さ54メートルの吊り橋の下には十津川が流れており、最恐の大絶景が一望できます。
大阪から車で約2時間半、電車・バスで約3時間。JR五条駅から吊り橋のある上野地のバス停まで路線バスがあり、公共交通機関のみで来ることができます。
1954年に上野地と谷瀬を結ぶ吊り橋として作られ、人々の生活に役立っていましたが、今ではここだけでしか味わえない大絶景を求めて全国各地から観光客が訪れているそう。
吊り橋は2人通るのがギリギリの幅で、足を踏み出す度に橋が軋みスリル満点!
十津川村は面積の96%が山を占めている大自然の村。歴史を辿る遺産、旅人を癒す温泉など、魅力溢れる、まさに関西の秘境です。
<スポット情報>
谷瀬の吊り橋
住所:奈良県吉野郡十津川村谷瀬
アクセス:西名阪自動車道柏原ICから約87km(公共交通機関を利用して行く場合は、JR五条駅からバスで1時間30分、上野地で下車。徒歩約1分)
以上、日帰りで行ける関西の秘境&大絶景スポット5選を紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 夏休みのおでかけにもまだ間に合います。ぜひみなさんも訪れてみてくださいね。(文/原田静香)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』(月曜~金曜 5時20分~)