【2019】秋の京都・紅葉もいいけど銀杏(イチョウ)もね!厳選3選
紅葉の季節がもうすぐやってきます。京都の紅葉といえば、真っ赤に染まるモミジをイメージする方も多いでしょうが、実は府内には黄葉こと“イチョウ”の名所もあるんです。今回は、KYOTO SIDE編集部が厳選した3ヵ所のイチョウスポットをご紹介!今年は金色に輝くイチョウを眺めに行くのはいかがでしょうか?
源氏物語とゆかりの深い岩戸落葉神社の大イチョウ@京都市北区
【見頃】11月中旬から下旬(年によって異なる)
モミジで有名な京都市の高雄から車を走らせること約15分。清滝川と岩谷川が交わる小野郷の地に、岩戸落葉神社というなんとも紅葉の時期にぴったりな名前の神社があります。『源氏物語』に登場する“落葉の宮”とゆかりのある神社で、岩戸社と落葉社がふたつ並ぶ社殿を囲むようにそびえ立つ4本の木が、樹齢不明の大イチョウ。まず境内の内側にある2本が色づき、地面が落葉で黄色いカーペットのようになったあと、外側の2本が色づいて、まるで一枚の絵画のようなフォトジェニックな景観を楽しめます。毎年11月中旬の一晩だけ、夜間ライトアップが行われる予定。2019年は11月16日(土)に開かれる予定とのこと。寒さ対策を万全にしてお出かけしてみてはいかがでしょうか?
■■inforomation■■
岩戸落葉神社
京都市北区小野下ノ町170
終日参拝可能
JRバス小野郷下車徒歩すぐ
幻想的な光景に思わず感動!引原峠の大イチョウ@京丹後市
【見頃】10月末から11月中旬
丹後半島の大部分を占める京丹後市。旧網野町の引原峠(ひっぱらとおげ)には、樹齢約60年のイチョウの木があり、すぐ近くを京都丹後鉄道の線路が通っていることから、列車とイチョウがコラボした写真を撮影できると鉄道ファンから人気を集めているそうです。
この美しいイチョウの景色をより多くの人に楽しんでもらおうと、地元の「楽夕会」メンバーが中心となって、2017年よりライトアップが行われています。3回目を迎える今年度は、10月26日(土)から11月24日(日)の予定。併せて、昨年好評だった夕日ヶ浦木津温泉駅からイチョウの木がある子午線塔付近までのノルディックウォークを、今年は同町木津にある公民館「たちばな会館」を発着地に変更して開催予定。ゴール地点では地元特産の「カニ汁」が振る舞われるそうです!また、列車とイチョウが重なり合う景色を眺めながら網野高校の生徒さんが点てたお茶を味わう野点も、昨年に引き続き開催が予定されています。
■■information■■
引原峠の大イチョウ
京丹後市網野町引原峠(国道178号線)子午線塔付近
<ライトアップに関する問い合わせ>
夕日ヶ浦観光協会 0772-74-9350
SNS映え間違えなし!須津のイチョウ並木@宮津市
【見頃】10月下旬から11月上旬
日本三景・天橋立で有名な宮津市須津にあるイチョウ並木はご存じでしょうか?日本冶金工業さんの社宅敷地内にあるこちらは、SNS映えするとクチコミで人気を集めているんです。澄んだ青空に映えるビビッドな黄色は、思わずカメラを向けたくなる美しさ!ゆっくりと散策しながらこの綺麗な景色を楽しんでみてくださいね♪
※周辺には駐車場がないのでご注意ください。
■INFORMATION■
須津イチョウ並木
京都府宮津市須津413
天まで届きそうな勢いの大イチョウやフォトジェニックな姿をしたイチョウ並木、モミジとはひと味違った美しさを楽しめるのもイチョウの魅力ですよね。秋の深まりを感じながら、この素晴らしい光景をじっくりと眺めてみてはいかがでしょうか?