奈良

〈奈良市〉夏夜のならまちをそぞろ歩く『ならまち遊歩2024』公式アンバサダーが教える楽しみ方10選

2024.08.06

Narakko! 奈良っこ

奈良の夏は「なら燈花会」だけじゃない！

世界遺産・元興寺の旧境内に広がる「ならまち」を提灯が照らす夜灯りイベント『ならまち遊歩』が、8月23日（金）～25日（日）の3日間開催されます。

2016年に始まり8回目となる本年は、参加型の体験コンテンツが盛りだくさん！今回は同イベントの公式アンバサダーを務める「鮎の塩焼き」さんに楽しみ方を教えていただきました！

ならまち遊歩2024公式アンバサダー
鮎の塩焼きさん(@ayu_no_shio_yaki_)

奈良県葛城市出身の26歳。

インスタグラムを中心に奈良の地域情報を発信し、フォロワーは1.2万人を数える。

❶ 静かな夜のならまちを照らす「提灯」

ならまち遊歩といえば、猿沢池と町を灯す提灯。猿沢池では丸くてかわいい赤提灯が池の水面に浮かぶ風景が幻想的。ならまちエリアでは猿沢池の南西から南にまっすぐ延びる旧上街道沿いに提灯が吊るされています。

中でも勝南院町エリアと中新屋町エリアはおすすめの撮影スポット。中新屋町エリア・菊岡漢方薬局付近では、明治・大正時代の奈良にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂います。

❷「オリジナル狐面」でお祭り気分に！

夏祭りといえば、お面も欠かせないアイテム。猿沢インウッドデッキ総合案内所では狐面の絵付け体験ができます。絵の具やマーカーを使って自分だけのオリジナル狐面を作っちゃおう。また絵付け済みの狐面販売もありますよ！

❸ ならまちを巡って学ぶ「クイズラリー」

古い町並みが残る観光スポットのイメージはあるけれど、そもそもならまちってどんなまちなの？という方にぜひ体験してほしいのが「ならまち遊歩クイズラリー」。イベントエリア内にあるクイズを解きながら周遊する例年人気のコンテンツです。参加費100円なのが良心的。

❹ 「天平衣装」を着て古都奈良を味わう

着物や浴衣のレンタルも良いけれど、奈良に来たなら奈良時代の「天平衣装」を着て、ここだけの特別な時間を過ごすのがおすすめ。女性はヘアセット（別途有料）もできて、また今回は甲冑のレンタルもあります。

❺ 夜のならまちをガイドと歩く「ナイトツアー」

奈良まほろばソムリエの会の方によるナイトツアーも例年の人気コンテンツ。元興寺やならまちの歴史やこの地に伝わる不思議な伝説・伝承などを聞きながら夜のならまちを散歩します。魅力たっぷり、新しい “ならまちの歩き方” が見つかるかも？

❻ 御霊神社で「限定御朱印」をいただこう！

「ごりょうさん」と親しまれるならまちの鎮守社『御霊神社』。境内にある「出世稲荷神社」は縁結びの神様としても知られています。

そんな同社では、期間限定でならまち遊歩の御朱印が受けられます。8月31日までの頒布なので、ならまち遊歩期間中に来られない方もぜひ8月中に詣でて御朱印をいただいてください！

御霊神社

住所：
奈良市薬師堂町24MAP
TEL：
0742-23-5609
営業時間：
9:00～16:00

❼ 奈良を五感で楽しむ「興福寺＆落語ツアー」（8/23）

お地蔵さまに子どもたちの健康や幸せを願う「地蔵盆」。ならまち遊歩では菩提院地蔵盆が行われる菩提院をスタートに、興福寺周辺を散策するガイドツアーを開催します。

奈良まほろばソムリエの会によるツアーのあとは、ホテル尾花で落語家の桂雪鹿さんによる、奈良の鹿にまつわる落語を鑑賞します。

❽ 参加費無料！子ども限定「奈良まほろばかるた大会」（8/25）

奈良まほろばソムリエの会が2018年に作成した「奈良まほろばかるた」を使ったかるた大会。北は奈良市から南は十津川村まで、奈良の歴史や名所をテーマにした48枚のかるたを取れば取るほど、奈良通になれるかも？こちらは小学生～高校生が対象です。

➒ かるた大会のあとはトークショーも！（8/25）

奈良まほろばかるた大会が終わった約4時間半後には、同じ奈良町物語館を会場に、奈良を代表するクリエイター「あをにまる」さんと「鮎の塩焼き」さんによるトークショーを開催！

X『卑屈な奈良県民bot』や著書『今昔奈良物語集』で知られるあをにまるさんと、奈良愛溢れるインスタグラムが人気の鮎の塩焼きさんが、奈良とSNSのあれやこれやを台本なしでトークを展開します。

参加費はなんと無料。涼しい部屋で冷たいドリンクを飲みながら、ちょっとコアだけど奈良がもっと好きになる時間を、休憩がてら楽しんでください♪

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★ あわせて楽しみたい『元興寺地蔵会』（8/23・24）

8月23日・24日には世界遺産・元興寺極楽坊の境内で「地蔵会万灯供養」が行われます。子どもの健やかな成長と家内安全、世界平和を地蔵大菩薩に祈願する行事で、石塔や石仏が並ぶ境内の浮図田には願いを墨書した灯明皿に火が灯されます。

灯明のやさしい火の明かりと本堂に奉納された提灯や行灯が、昼にはない幻想的な祈りの空間を創り出しています。ならまち遊歩のメインエリアからすぐなので、ぜひお参りください。

真言律宗元興寺〈極楽坊〉

住所：
奈良市中院町11MAP
TEL：
0742-23-1377
拝観時間：
9：00～17：00（16：30最終受付）
拝観料：
大人500円（特別展期間中600円）、中高生300円、小学生100円
駐車場：
あり（8/22～25の午前中、2/2～2/3は利用不可）

「ならまち遊歩」に遊びにきてね！

本年のならまち遊歩は体験コンテンツやイベントがたくさん詰まった濃い3日間！なら燈花会とはまた違った、静かで落ち着いた夜のならまちをゆっくりお散歩しに来てくださいね♪

イベント概要

開催期間：2024年8月23日(金)〜2024年8月25日(日)

開催時間：〈提灯点灯時間〉18：30～21：00
〈猿沢インウッドデッキ総合案内所〉11：00～20：00

開催場所：ならまち（元興寺旧境内エリア）、猿沢池周辺

料金：観覧無料　※一部体験プログラムは有料

お問い合わせ：0742-93-5250（ならまち遊歩実行委員会事務局／平日9：00～16：00）
公式サイトはこちら

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