すすぎ過ぎはダメ?美容師が教える「トリートメント」の正しい使い方
きれいな髪の毛を目指すためには、おうちでのヘアケアが大切。でも、正しい方法を覚えておかないと、せっかくのヘアケアも効果を最大限発揮できていないかもしれません。
そこで今回は、美容師の野澤琢眞さんに、正しいトリートメントの使い方を教えてもらいました。トリートメントはただ髪につけておけばいい、というわけではありませんよ。
トリートメントは根元に付けない
“トリートメント”と言われるものすべてにいえることですが、基本的には毛先だけにつけて、根元にはつけないようにしましょう。トリートメントはダメージ部分につけることで、髪の内部に浸透し補修を目指すもの。根元はダメージがほとんどない場合が多く、毛先ほどトリートメント自体あまりつける必要がありません。
また、根元にトリートメントを付けてしまうと髪の毛がへたってしまうことが多く、ボリューム感のある立体的なスタイルが作りにくくなってしまう場合があります。
正しいトリートメントの付け方
トリートメントはしっかりとシャンプーで汚れを落とした後につけましょう。しかし、ただつけるだけではダメ。“揉みこむ”ことが大切です。揉みこむことで、トリートメントの浸透力を高めることが期待できます。
また、揉みこんだ後はなじませるために、粗めのくしでブラッシングしましょう。髪の毛は量が多いので、ブラッシングをすることで全体にトリートメントをなじませられます。このときに、トリートメント専用の電動ブラシを使うとより高い効果が期待できるので、ぜひお試しください。
トリートメントのすすぎはほどほどに
トリートメントを流すときに気をつけたいのが、“すすぎ過ぎないこと”です。少しぬめりが残っている程度が目安です。ぬめりが気になり洗い流し過ぎてしまうと、せっかくのトリートメント効果を減らしてしまう原因となる可能性が高いです。
今回はトリートメント効果を最大限に引き出す方法をご紹介しました。いつものトリートメント方法を少し工夫するだけで、期待できる効果はかなり変わるはず。
ぜひこれからのヘアケアにお役立てください!
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