TOP グルメ 【兵庫県】紫陽花(アジサイ)の名所・絶景スポット11選!見ごろや品種の情報も(2023)
6月〜7月は紫陽花(アジサイ)が見ごろを迎えるシーズン。土壌や品種によって青や紫、白などさまざまな色のアジサイが楽しめます。そこで、兵庫県内でたくさんのアジサイが眺められる寺や植物園、公園、珍しい品種のアジサイがあるスポットなど11カ所を厳選!開園期間や見ごろ、品種などの情報も紹介します。雨の日でもインスタ映えする写真が撮れるかも♪
1.通宝山 弥勒寺<姫路市>
見ごろ 6月中旬ごろ〜
中国自動車道「夢前スマート」ICをおりて車で7分のところにある「通宝山 弥勒寺(つうほうざん みろくじ)」。日本一大きい布袋さんがいるお寺として有名です。毎年6月中旬ごろから参拝者の目を楽しませてくれるのが、参道の両脇に咲くアジサイ。この時期にしか見られない布袋さんとアジサイの共演は必見です。また、この時期に「通宝山 弥勒寺」の近くを流れる川には、蛍が飛び交うそう。近隣には宿泊施設も充実しているので、昼はアジサイ、夜は蛍と、初夏の美しい風情をゆっくり堪能することができます。アジサイの種類ホンアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイなど
■DATA
通宝山 弥勒寺(つうほうざん みろくじ)
所在地
兵庫県姫路市夢前町寺1051
電話番号
079-335-0330
営業時間
2.月輪山 円照寺<加古川市>
見ごろ 6月初旬〜7月初旬
年間を通してさまざまな花が楽しめる「月輪山 円照寺(がちりんさん えんしょうじ)」。全国でも珍しい品種を積極的に栽培していて、約90種350株の色鮮やかなアジサイが咲き誇ります。万華鏡を覗いているかのような美しさから「万華鏡」と名付けられたこの品種は、日本で数株しか見られないそう。国内の新品種の中から優れた品種を選定する「ジャパンフラワーセレクション(JFS)」の鉢物部門で、「フラワー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた、日本で一番人気のアジサイです。
「白寿紅(はくじゅこう)」は2021年に新たに植えられた新顔。白寿は99歳の祝いを意味し、花言葉は“長寿”。緑から純白、そして日光を十分に浴びることで鮮やかな紅色、最後はチョコレート色に変化する、目にも楽しいアジサイです。このほか、愛媛県の伝統工芸「有松絞り」のような絞り模様が特徴の「有松」も必見。白い花びらを爽やかなブルーが染め上げ、芸術品のような美しさに目を奪われます。アジサイの種類有松、万華鏡、白寿紅、ダンスパーティー、きらきら星、パリジェンヌ、マリーアントワネット、銀河、ピンキーリング、KEIKO、ラ・ベラ、ゴーダホワイト、ハワイアンジュピター、チボリ、モナリザなど境内には豊臣秀吉が戦場で使い、中国大返しのときに志方町に置いていったと伝わる鐘が残っています。春はクリスマスローズ、夏はアジサイやノウゼンカズラ、秋は5色のヒガンバナが咲くなど、「花の寺」としても有名。※中国大返し…備中高松城を攻めていた豊臣秀吉が、織田信長の本能寺での死を耳にし、明智光秀を討つために京へ向けて全軍を進めた大移動のこと。
■DATA
月輪山 円照寺(がちりんさん えんしょうじ)
所在地
兵庫県加古川市志方町広尾1029
電話番号
079-452-2067
営業時間
3.御嶽山 播州清水寺<加東市>
見ごろ 6月初旬〜7月中旬
「御嶽山(みたけさん) 播州清水寺」では、2023年6月1日(木)から約1カ月間、境内に20種、100鉢以上のアジサイが設置されます。以前はアジサイの名所として有名だった同寺ですが、近年鹿の被害により花の数が激減したそう。この時期を楽しみにしている拝観者にアジサイを楽しんでもらいたいと、2022年から鉢植えでの栽培を開始しました。薬師堂前の石段を中心に設置され、青や紫、ピンクの大輪のアジサイが境内を彩ります。1300年以上続く山寺とアジサイの趣あふれるコラボレーションを楽しんで♪雨の日のアジサイは、一味違った表情を見せてくれます。雫をまとった花々はキラキラと反射して、色鮮やか。アジサイを眺めながらのんびり散歩はいかが?アジサイの種類ホンアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイなど西国25番、播磨西国21番の札所であり、一年を通して大勢の参拝者が訪れる「播州清水寺」。春は桜、秋は紅葉など、四季折々の花を見に訪れて。https://tanosu.com/trip/9855/
所在地
兵庫県加東市平木1194
電話番号
0795-45-0025
営業時間
拝観時間/8:00~17:00
4.都麻乃郷 あじさい園<西脇市>
開園期間 2023年6月11日(日)~7月2日(日)見ごろ 6月中旬〜7月上旬
北播磨最大規模のアジサイ園と言われる「都麻乃郷(つまのさと) あじさい園」。西脇市の「西林寺」の境内にあり、敷地面積約12,000平方メートルの広大なスペースに、およそ3,000株のアジサイの花が色鮮やかに咲き誇ります。アジサイの種類ホンアジサイ中心に、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、柏葉アジサイなど同園の入り口付近にある「TUMAこいカフェ」からもアジサイが見えるので、喫茶メニューとともにゆっくり景色を楽しんで。通常は金・土曜日の週2日営業のところ、開園期間中は毎日オープンしています。『あじさいヨーグルトゼリー(ドリンク付き)』(500円)や『ケーキセット(ドリンク付き)』(600円)など、アジサイシーズン限定のメニューにも注目です。
■DATA
西林寺 都麻乃郷(つまのさと)あじさい園
所在地
兵庫県西脇市坂本454-1
電話番号
0795-22-3111
営業時間
あじさい園/9:00〜17:00
TUMAこいカフェ/9:00〜15:00
※アジサイ園閉園期間中のカフェ営業は、金・土曜日のみ
5.西新宿おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園・あじさい園<佐用町>
開園期間 2023年6月9日(金)~6月30日(金)見ごろ 6月中旬
佐用町の代表的な観光スポットになっている「西新宿おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園・あじさい園」。酸性土壌なので、鮮やかな青色のアジサイが見られます。開花シーズンの6月には、田んぼに170種1,300株の花しょうぶ、山裾の傾斜全面に約500株のアジサイが咲き誇ります。敷地面積12,000平方メートルの広い園内で、笹ユリや大賀蓮(オオガハス)などいろいろな種類の花が見られるのも魅力です。アジサイの種類ホンアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイ園内中央部分にある「日曜カフェ 花」では、花を眺めながらモーニング、ランチ、スイーツが楽しめます。営業は、3月~11月の毎週日曜日(6月は毎週土日)、9:00~15:00までの期間限定。さらにカフェ周辺では、グルメや陶器、花の苗などさまざまな出店者が集まる町興し事業「西新宿日曜コンパクトシティ」も開催。花園を中心として、さまざまな人やモノが生き生きと交わる、一つの街のようなにぎわいが見られます。近所の小学校跡地にある食堂・喫茶店「やまのいえ幕山」ではお弁当販売も♪山の上でも食事に困らず、心もお腹もいっぱいの心地よいひとときを過ごせそう。
■DATA
西新宿おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園・あじさい園
所在地
兵庫県佐用郡佐用町西新宿
電話番号
090-8820-3715
営業時間
9:00~17:00
6.極楽山 浄土寺<小野市>
見ごろ 6月中旬〜7月上旬
「極楽山 浄土寺(ごくらくさん じょうどじ)」の裏山では、約20種1万株のアジサイが散策道を鮮やかに彩ります。四国八十八ヶ所めぐりができる林道につながっていて、江戸時代に作られた祠(ほこら)を見ることができます。アジサイの種類カシワバアジサイ、エンドレスサマー、ガクアジサイ、西洋アジサイ、ホンアジサイなど
『おみくじ付き置き物』各種600円~700円
アジサイと合わせてチェックしたいのが、同寺塔頭(たっちゅう)の歓喜院でのみ授与しているおみくじ付き置き物。副住職が手作りしているので、一体一体、形や表情、持ち物などが違うのが人気の秘密です。6月にはアジサイの花を持った僧侶やあみださん、犬、猫などが登場。お気に入りの一体を連れ帰って部屋に飾れば、憂鬱(ゆううつ)な雨の日も心がほっこり和みそう。※アジサイバージョンは季節限定なので、なくなり次第終了アジサイ鑑賞の前後に訪れたい、鎌倉時代に建てられた小野市が誇る国宝「浄土寺」。阿弥陀三尊立像は、夕方になると格子戸から差し込んだ西日が床に反射して屋根裏に当たり、その光が三尊に降り注ぎます。スポットライトを浴びたかのように浮かび上がる様子が、雲に乗って亡くなった人を迎えにくる「来迎」の姿のよう。日差しの強い夏が鑑賞のベストシーズンです。境内には国宝に指定されている浄土堂(写真上)と阿弥陀三尊立像のほか、彫刻や絵画、工芸品など数多くの文化財が残されています。https://tanosu.com/trip/66804/
■DATA
極楽山 浄土寺(ごくらくさん じょうどじ)
所在地
兵庫県小野市浄谷町2094
電話番号
0794-62-2651
営業時間
拝観時間/9:00~12:00、13:00~17:00
※10月~3月末は16:00まで
7.しい茸ランド かさや 相野あじさい園<三田市>
開園期間 6月2週目土曜日(予定)~7月中旬見ごろ 6月中旬~7月上旬
「相野(あいの)あじさい園」には全国の優良品種が、約100種2万株植えられ、アジサイの景色が360度広がっています。色とりどりのアジサイが静かな山里ととけあい、自然の美しさを五感で感じることができます。アジサイの種類ガクアジサイ(紅額アジサイ、アナベル、カシワバアジサイ、ウズアジサイ)、ヤマアジサイ(プレジオサ、七段花、コウ冠雪)などJR「相野駅」から歩いて約10分。事前に電話で申し込めば駅から送迎バスも利用できます。車でも舞鶴若狭自動車道「三田西IC」から約5分とアクセス良好です。年中楽しめる「しい茸狩り」や「陶芸体験」もあるので、ドライブがてら訪ねてみて。
■DATA
しい茸ランド かさや 相野(あいの)あじさい園
所在地
兵庫県三田市上相野373
電話番号
079-568-1301
営業時間
9:00〜17:00
8.若狭野天満神社<相生市>
見ごろ 6月中旬~7月初旬
「若狭野(わかさの)天満神社」は別名「魔除け天神」、「あじさい神社」とも呼ばれています。閑かな山の中の神社には、心の魔を祓(はら)うべく多くの参拝者が訪れます。森林浴をしたりパワースポットとして訪れたりと、“自分を見つける旅”として立ち寄る人も多いとのこと。アジサイの種類ホンアジサイ、ガクアジサイなど山の中で気温が低く、アジサイの開花はほかのスポットに比べるとゆっくり。鹿が多い場所なので、鹿がアジサイを食べて数が減ってしまうなど、きれいに花を咲かせることは簡単ではないそうです。「アジサイをメインに観光目的で訪れるというよりは、神様への感謝とともに神社の自然に触れ、自分を見つめる時間を過ごして欲しい」と神職は語ります。
『魔除けあじさい守り』初穂料1,000円
境内に咲いたアジサイを乾燥させ、祈祷したお守り。古来より、七夕の頃にアジサイを切り取り軒下などに吊るすと、アジサイの持つ霊力(御力)により、家(家族)の魔除け・厄除けとなり、幸福をもたらすと伝えられていることから、このお守りができたそう。種類は婦人病・健康祈願、金運財運祈願、縁結び祈願(写真)の3種類。数に限りがあるので、1注文に付き、3本まで。「若狭野天満神社」にしかない、「あじさいのおみくじ」もチェックして。花びらみくじと恋みくじの2種類があります。アジサイの花びらの好きな場所のおみくじを選んでみて。ほかにもオリジナルのおみくじやお守りが多数あります。休日に訪れてゆっくり自分と向き合ってみては。
所在地
兵庫県 相生市 若狭野町野々1190
電話番号
0791-28-0041
営業時間
9.神戸市立森林植物園<神戸市>
見ごろ 6月中旬〜7月下旬
西日本有数のアジサイを有する「神戸市立森林植物園」。広大な森の中で25種350品種、約5万株のアジサイが見られます。六甲山に自生するツルアジサイやコアジサイなど、さまざまなアジサイが次々に開花。8月に見ごろを迎えるタマアジサイやノリウツギも植えられていて、長期間アジサイを楽しむことができます。アジサイの種類ヒメアジサイ、シチダンカ、アナベル、ガクアジサイ、ベニガクなど【森の中のあじさい散策】<期間>2023年6月10日(土)~7月17日(月・祝)平日/9:00~17:00土日祝/8:00~18:00期間中の土・日曜、祝日にはスタッフが案内する「森の中のあじさい散策会」が行われ、解説を聞きながらアジサイを楽しむことができます。スタッフ1人につき20人程度(先着受付)が参加可能で、10:30~と13:30~の2回(1回につき1時間程度を予定)実施。園内の森林展示館で当日に受付を済ませると参加できます。このほかヨガやコンサート、講習会など多彩なイベントも実施されます。期間中「浴衣」で訪れるとペアで入園料無料に!詳しくは公式HPをチェックして。
所在地
兵庫県神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
電話番号
078-591-0253
営業時間
9:00~17:00(入園は16:30まで)
※「森の中のあじさい散策」開催期間中
平日/9:00~17:00(入園は16:30まで)
土日祝/8:00~18:00(入園は17:30まで)
10.六甲高山植物園<神戸市>
見ごろ 6月上旬〜7月中旬
世界や日本の高山帯に咲く約1,500種の四季折々の植物に出合える「六甲高山植物園」。6月〜8月までの長期間、約50品種の多種多様なアジサイを観賞することができます。六甲山に生育するヒメアジサイは、潤沢な降水量と湿度にも恵まれているため、市街地よりも鮮やかな青色に。かつては幻のアジサイと言われたシチダンカも。十数枚のがくが星型になり、重なり合う珍しいアジサイです。園内にある2カ所の群落で見られる、可憐な姿が人気を集めています。アジサイの種類ヒメアジサイ、ヤマアジサイ、シチダンカ、タマアジサイなど
所在地
兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
電話番号
078-891-1247
営業時間
10:00〜17:00(16:30受付終了)
11.兵庫県立淡路島公園<淡路市>
見ごろ 6月上旬〜7月上旬
淡路島北部にある「淡路島公園」。「花の谷」から「アジサイの谷」にかけて、毎年6月ごろに約40種類9,000株のアジサイが色鮮やかに咲き誇ります。アジサイを見るために訪れる人も多い人気スポットです。同園では「花の谷」「アジサイの谷」「林間広場」の3エリアでアジサイを楽しむことができます。一部舗装されていないコースや坂道、階段の続くエリアもあるので、歩きやすい靴と服装で訪れるのがおすすめです。アジサイの種類てまりてまり、ダンスパーティ、フラウタイコ、おはよう、あかね など【アジサイまつり】<開催期間>2023年6月10日(土)~7月9日(日)■散策スタンプラリー<日時>2023年6月10日(土)~7月9日(日) 9:00~17:00同園のアジサイの魅力や良さをより多くの人に知ってもらいたいと、毎年開催。園内3カ所にあるポイントのいずれかでスタンプを押し、アンケートに回答すると、オリジナル缶バッジがもらえます。スタンプを探して園内を歩きながら、美しいアジサイを楽しんで。■フォトコンテスト2023年は、おしゃれな雑貨やファッションを扱う通販サイト「フェリシモ」とコラボ♪アジサイまつり期間中、園内にある3カ所のスタンプラリーポイントに設置してある「YOU+MORE!雨空に咲きこぼれる紫陽花の傘」と、淡路島公園のアジサイを素材に素敵な写真を撮影してInstagramかTwitterに投稿して。#紫陽花傘フォトコン#淡路島公園アジサイフォト両方のハッシュタグを付けて投稿した人の中から、優秀作品に副賞をプレゼント!■アジサイ体験教室<日時>2023年7月9日(日) 10:00~12:00<場所>ハイウェイオアシス館2階 やまももアジサイの剪定や挿し木をして、持ち帰ることができます。1人500円で、20人まで参加が可能。人気のイベントで事前予約制なので、気になる人は早めに公式HPで確認を。
所在地
兵庫県淡路市楠本2425-2
電話番号
0799-72-5377
営業時間
入園自由(管理事務所は9:00~17:00)
※遊具の利用は9:00~17:00
TANOSU
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