【淡路】「パパンがパン屋さん」が「白猫屋」にリニューアル!食パンと土日限定クロワッサンが人気♪
洲本市にあるのどかな田舎町にひっそりと佇む「白猫屋」。この地で17年間愛され続けてきた「パパンがパン屋さん」が2023年1月に、名前と装いを新たにリニューアルしました。日常使いしやすい価格と素朴な味わいが魅力で、食パンは連日予約が殺到するほどの人気ぶり。土日限定で登場するクロワッサンも必食です♪
・「白猫屋」
神戸淡路鳴門道洲本ICから南東方向へ車でおよそ7分。田舎らしいのどかな街並みが広がる洲本市新村(しんむら)に「白猫屋」があります。白い建物とオレンジのテント、そしてほのぼのとした猫のキャラクターが描かれた看板が目印です。前身はこの場所で「パパンがパン屋さん」の名で17年間営んできた街のベーカリー。先代が店を閉めることを知り、常連だった店主がレシピと店舗を譲り受け、2年以上の月日を名前を変えずに営んできました。そして2023年1月、改装を機に店名も変え、大幅にリニューアル!店名には「幸せを運ぶ白猫のように、何気ない日常にちょっとした幸せを届けられるようなパンを届けたい」との思いが込められています。パン屋を営む傍ら、前職のデザイナーも続けているという店主。同店のシンボルマークである白猫も、店主自らがデザインしています。店内では缶バッチやエコバッグなどのオリジナルグッズも販売しています。お店に入ると、朝焼きあがったパンが棚いっぱいにずらり。すべて生地作りから焼成まで店主が一人で担い、午前中にすべて焼き上げています。パンのラインアップは30~35種類ほど。100円台のものが多く、普段使いしやすい価格も人気の秘密です。
・ちょっぴりお得感が得られる人気の食パン
食パンは、定番6種類に加えて季節限定フレーバーが1~2種類登場し、常時8種類ほどがスタンバイします。「朝食は白猫屋の食パン!」と決めている地元客も多く、週に数回買いに訪れるお客さんも多いそう。その人気の秘密は、ラインアップの豊富さはもちろん、ちょっとした形の違いにもワケがあります。同店の食パンは高さを抑えた分、1斤を長めに作っているので通常の4枚切りの厚さなら6枚分、5枚切りの厚さなら7枚分をカットすることができ、ちょっぴりお得感が得られます。手作りという安心とほどよいサイズ感が好評で、施設や学校の給食で出されることもあるんだとか。
『山型食パン』1本/300円
人気No.1は定番の『山型食パン』。フタをせず、かさ高く焼き上げた山型は、ふんわりとやわらかく、トーストするとサックリと軽い食感に仕上がるのが特徴です。極めてシンプルな味わいも魅力で、バターやジャム、チーズなど、どんなアレンジでも楽しめるのがポイント!しっかり焼き色が付くまで焼き上げることで生まれる香ばしさも、『山型食パン』ならではです。
『こしあん食パン』1本/390円
『こしあん食パン』と『つぶあん食パン』の2種類があるあん食パンは、予約で売り切れることが多い人気商品。国産小豆のあんこをパン生地を巻き上げるときに一緒に巻き込んでいるので、まんべんなくいろんな場所にあんこが入っています。どちらも人気ですが、リピーターには口当たりなめらかなこしあん派が好評なんだそう。あっさりとした甘さのあんこは、素朴な食パン生地によく合います。
・淡路島の素材を使った“島のパン”も
『ブリオッシュメロンパン』160円
「野菜や果物、穀物など、いろんな素材がそろう淡路島。せっかくならその良さを生かしたパンを作りたい」と、淡路島「北坂養鶏場」の卵や島内で採れた季節のフルーツ、淡路島タマネギなど、地産地消を意識した“島のパン”も豊富にそろえています。ちょっぴり形がユニークな『ブリオッシュメロンパン』もその一つ。一般的にメロンパンに使われるような菓子パン生地ではなく、卵やバターをたっぷりと使ったブリオッシュ生地を使っているのが最大の特徴です。カップケーキのような形状に仕上げているのは、ブリオッシュ生地がやわらかすぎるあまり、クッキー生地をのせると形を保てないから。それくらいふわふわで、卵やバターの風味が広がる優しい味わいが魅力です。
『ブリオッシュキューブ(カスタード・レアチーズ・チョコ)』各140円
自慢のブリオッシュ生地を使ったキューブタイプの菓子パンは、子どもに大人気!キューブを割ると、中からカスタードやチョコといったクリームが出てきます。その時々で季節限定フレーバーが登場することもあるそう。手のひらサイズで食べやすく、3時のおやつにもぴったりです。
『全粒粉とライ麦のカンパーニュ』600円
カンパーニュ好きはもちろん、なじみのない人にも一度は食べてほしいのが同店のカンパーニュ。淡路島「FARM STUDIO(ファームスタジオ)」の全粒粉と、淡路島産のライ麦をブレンドしていて、滋味深い味わいがやみつきに!老若男女問わず食べやすいようにと、カンパーニュで使われることの多い天然酵母は一切使わず、ほんのり甘みのある味わいとソフトな食感に仕上げているのでいくらでも食べられそう。トーストするのはもちろん、焼かずにサンドイッチに使うのもおすすめ。同店でもこのカンパーニュを使った『BLTサンド』(400円)を販売しているので、見かけたらチェックしてみて♪
『いちごデニッシュ』310円 ※1月~5月ごろまで限定
冬から春にかけては、淡路島産のイチゴを使ったイチゴのパンも登場!サクッと軽い食感のデニッシュ生地に、絶妙な甘さのカスタードと完熟イチゴをトッピングしたデニッシュは、1日に数量限定で登場しては完売も早いレアな一品。見た目もかわいらいらしく、乙女心がくすぐられます。
・土日限定のクロワッサンも大人気!
『クロワッサン』各170円 ※土日限定
「パパンがパン屋さん」の時代から人気だったクロワッサンは、土日限定で販売しているので要チェック!神戸の名店で修行を積んだという前のオーナーから直々に習った秘伝のレシピで作るクロワッサンは、食感はサックリと軽いのに、ずっと噛んでいたくなるほど味わい深いから驚き。口いっぱいに広がるバターの芳醇な香りが、食べた人の心をわしづかみにして離しません。
『チョコクロワッサン』各190円 ※土日限定
クロワッサン生地でチョコを包んだ『チョコクロワッサン』は、食べる前にお好みで温めてから召し上がれ。温め直すとじんわりチョコが溶け出し、リッチさが増します。チョコは甘すぎず、それでいて濃厚。クロワッサンのほのかな塩気とも相性抜群です。
『あんこクロワッサン』各190円 ※土日限定
中にこしあんが入った『あんこクロワッサン』もスタンバイ。同店のあんこは甘さ控えめなので、バターをたっぷりと使ったコクのあるクロワッサン生地にもよく合います。口の中でサクッ、ふわ、しっとりの順で食感が楽しめ、最後まで飽きさせない魅惑の逸品。クセになるあまり、思わず「もう1個!」と言いたくなるかも。お客さん一人ひとりとの距離の近さや丁寧なパン作りなど、細部にまで真心こもったアットホームなベーカリー「白猫屋」。素朴な見た目と優しい味わいのパンは何気ない日常に添えるだけで、心の中に一握りの幸福を与えてくれるかもしれません。明日の朝は「白猫屋」のパンで、穏やかなスタートを切ってみませんか?