『KIITO』が「三宮図書館」の移転を前に外壁を一部お直ししてる。準備は着々と
「三宮図書館」が移転してくる『デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)』の受け入れ準備が、着々と進んでるようです。
神戸市中央区小野浜町1-4
「東遊園地」の海側にある「KIITO」には、7月26日(火)に「三宮図書館」が一時移転してくることになってます。
その移転を前に、「KIITO」の西エントランスが工事中で閉鎖されてます。
ちなみにこの建物は、1927年に「輸出生糸」の品質検査を行う施設「神戸市立生糸検査所」として建設されたもの。「生糸」だから「KIITO(きいと)」です。
工事が行われているのは、エントランス上の飾りの部分。
5つ並んだこの飾りは「黄金の生糸」を吐き出す「蚕(かいこ)の頭部」を模しているそう。
近くで見るとこんな感じ。確かに蚕の「幼虫」に見えるような…虫嫌いじゃない人は画像を検索して見比べてみて下さい。
この飾りは「ひび割れ」していて、建物の安全と歴史的景観を守るため修復されているそう。
「三宮図書館」が移転してくると、より利用者が増えることも考えられるので、このタイミングでの修復となったものと思われます。
修復工事期間は「7月25日(月)」で、移転予定日の前日です。
工事中も館内の利用はできまして、海側の「メインエントランス」から入ることができます。
自動ドアには、すでに「三宮図書館」の文字。
入り口前に、市内の図書館で借りた本を返せる「返却ポスト」も設置されて、スタンバイOK。
図書館のオープンは、2022年7月26日(火)10:00 予定。
「神戸税関」と「KIITO」、歴史を感じさせる建物が並ぶこの景色を見ながら通うのも、楽しみですね。
◆関連リンク
・KIITO|デザイン・クリエイティブセンター神戸 – 公式サイト
・三宮図書館 – 公式サイト