TOP ローカル 兵庫 自宅などで使う「検査キット」で陽性が出たとき、医療機関を受診しなくても『保健所』が診断できるようになったみたい。陽性結果が出たらフォーム入力を

自宅などで使う「検査キット」で陽性が出たとき、医療機関を受診しなくても『保健所』が診断できるようになったみたい。陽性結果が出たらフォーム入力を

自宅などで使える「検査キット」などで「コロナ陽性」の結果が出た場合、医療機関を受診しなくても『保健所』が「コロナである」という診断を行えるようになりました。

開始時期:2022年2月16日(水)から

まず「検査キット」は、あくまでも簡易的なものであって、PCR検査ほどの精度はありません。つまり、「検査キット」での結果が陽性 or 陰性どちらあっても確定ではないということです。

なので今までは検査キットでの検査後、さらに医療機関を受診して、医師による「確定診断を受ける必要がありました。※コロナの「確定診断」とは、医師が「あなたは間違いなくコロナ陽性患者である」という判断を下すこと

それが、軽症の場合は医療機関を受診しなくても、代わりに「保健所」が診断できるようにもなった、という変更です。

「自宅で陽性が判明した場合」通常の流れ
検査キットで『陽性』が判明
→ 医療機関を受診
→ 医師による診療・検査など
→「コロナ陽性患者である」という確定診断を受ける
→ 保健所へ「発生届」を提出

「自宅で陽性が判明した場合」今回の変更による新しい流れ
検査キットで『陽性』が判明
→ 神戸市ホームページ上「検査キット等の陽性判定者申請フォーム」に入力
→「保健所保健師」による確認
→「保健所医師」による診断、そのまま「発生届」記載・提出

いったん医療機関をはさまなくてもよくなった、ということですね。

急速な感染拡大に伴い「外来医療」がひっ迫し、今も医療機関での受診・検査が困難となっている状況を踏まえて、陽性患者の健康観察を迅速に行い、重症化予防・適切な医療につなげることを目的としているそうです。

陽性判明・保健所への届け出、それぞれどんなルートであっても、最終的には「保健センターからの指示(電話 or メール)に従う」ことになります。

神戸市が公開している資料などをよく確認して、自分がどうすべきなのかを認識しておくと、いざというときにも必要以上に慌てずに済みそうです。

「検査~療養までの流れを知っておきたい」という人は『療養者フォローアップガイド』または受診・検査・療養の流れ

「陽性になったらどうすれば?」など、疑問点だけを見たい人は『療養の流れ(フローチャート)』

「陽性という検査結果がきた、または自宅で陽性が出た」という人は『療養のための質問票入力フォーム』を入力、「保健センター」からの連絡を待つ


「保健所による診断」概要

対象者
・薬事承認されている「検査キット」などで検査をし、『陽性判定』となった人
・神戸市在住
・症状が軽く、重症化リスクの低い人

内容
①検査キットなどで「陽性判定」が出た市民が、神戸市ホームページ上の「検査キット等の陽性判定者申請フォーム」に入力
②保健所保健師などによる、検査結果・本人確認書類の画像・健康状態の確認 ※症状の程度・基礎疾患などの健康状態により、保健所保健師などが必要な受診・入院の調整を行う(医療機関での対応)
③保健所医師が本人に確認のうえ診断し、発生届を記載

受付時間
平日 9:00~12:00/13:00~17:00

兵庫県での「まん延防止措置」も延長されそうです。

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