垂水区にできた『BE KOBE』モニュメントを見てきた。神戸の絶景も楽しめる
2021年に垂水区の住宅街に『BE KOBE』のモニュメントが見えると話題になり、絶景が楽しめる「展望台」になっているとのことで、見てきました。
展望台を作ったのは、この場所で長年「貸農園業」を営んでいる正木さんという方。高齢化によって農園の借り手が減り、長らく使われていなかった土地の木々を伐採したことをきっかけに、展望台を作ることになったそうです。
神戸市垂水区下畑町
展望台は、下畑町の住宅街を抜けた高台にあります。「パン工房 ファンベック」から、南西に歩いて10分くらい。
「清玄町」というバス停から北西に進むと、住宅街の隙間から遠くに「BE KOBE」のモニュメントが見えます。
展望台の手前にのぼり坂がありますが、車ではあがることができません。展望台を左手に住宅街を少し進むと、専用の駐車場があるみたいです。
敷地内にはキャンプ場などもできるみたいなので、今後、駐車場が増えるかもしれません。
入口手前に「犬・猫などのペット連れはご遠慮ください」と書いているので、散歩ついでにとお考えの方はご注意を。
実際の展望台がこちら。私費で作ったと聞いていたので、どんな感じかと思っていたら、広さ的には定員の20名が踊れるくらい広々とした展望台です。
海と山に囲まれた垂水・須磨の街が一望できる、神戸らしい景色が広がっています。遠くには明石海峡大橋もみえますが、夕方になると夕焼けも楽しめるんだとか。
お目当てのモニュメントは展望台の外側にあります。
「BE KOBE」は、阪神・淡路大震災から20年目の節目の年に生まれたメッセージで「市民が神戸市民であることを誇りに思う気持ち」を表しています。
時間が経過しても、当時の気持ちを忘れぬよう、そして、復興・変化していく「神戸」を、この場所から見守ってくれているようです。
「BE KOBE」のモニュメントと一緒に写真撮影もできちゃいます。撮影台まで作ってくれているなんてありがたい。
神戸市内にある「BE KOBE」のモニュメントはこれで4つ目となります。
第1号の「メリケンパーク」のほかに、ポーアイ・北区山田町、そして垂水の「マリンピア神戸」にもつくられる計画が進められています。
地域貢献の一環として作られたこの場所。「ぜひたくさんの人に足を運んでほしい」とのこと。
マナーを守ってこの絶景を味わいたいですね。