垂水駅の近くにある『垂水図書館』が生まれ変わる。駅周辺の動線も整備されるみたい
垂水駅東口すぐ「レバンテ垂水 2番館」の中にある『垂水図書館』が2024年頃に移転します。敷地面積も2倍以上となり、館内でゆったり滞在して読書ができる図書館に生まれ変わるようです。
『垂水図書館』の移転先となるのは、現在の場所から1ブロック西の「レバンテ垂水1番館」目の前。「垂水駅前東広場」と「駐車場」のあるエリア一体を再整備します。
完成イメージはこちら。全部で4階建てとなる2~3階部分&屋上階が『垂水図書館』となります。屋上階は「多目的室」などの用途を想定しているようですが、屋根のない空間がどんな感じになるのか気になるところ。
再整備エリアをぐるっと囲む形で設けられている「原付駐輪場」は、『新・垂水図書館』の地下1階に設けられるみたいです。
垂水駅の西側も、「自転車・原付の駐輪場」の整備が進められています。
今回の再整備は、『垂水図書館』のリニューアルだけではなく、駅周辺の動線整備も目的の一つとされています。
駅の北側は道路も狭く常に多くのタクシーが停車しているので、横断歩道の信号待ちで、人が滞留しているあたりは車との距離が近いイメージ。
現在の「臨時駐車場」は入庫後10分間無料なので「駅への送迎用」として利用できますが、駅前に一時停車をして、急いで乗り降りする姿も見られます。
『新・垂水図書館』の1階部分にできる「駐停車スペース」で、よりスムーズかつ安全に送迎者が出入りできるようになるといいなと思います。
「垂水駅前東広場」ではイベント開催のほかにも、樹木の周りに腰をおろして休憩する、お買物途中の高齢者の姿をよく目にします。
『垂水図書館』の再整備では、「垂水駅前東広場」との一体感も意識して工事が進められるようなのでレバンテ前の雰囲気はガラッと変わりそうです。
実際の工事は来年のようですが、「先行工事」として、そろそろ仮囲いなどが始まるみたいです。
利用者からの声などを受けて「垂水図書館整備方針」としては、十分なスペースを確保し、区民がゆっくりと本に親しむことができるよう座席数を増やすなど、居心地のよい滞在型の図書館を目指すことを掲げています。
「リノベーション神戸」の一環として進められている『垂水図書館』の再整備。図書館ができる2024年頃には、駅周辺の街の様子はかなり変わっていそうですね。
◆関連リンク
・垂水活性化プラン~生まれ変わる海辺のまち~ - 神戸市垂水区