【上郡町】老舗和菓子店が営む茶房「末廣堂 光都苑」自然の中でくつろぎのひとときを
赤穂郡上郡町の播磨科学公園都市の緑の中に佇む「末廣堂 光都苑(こうとえん)」は、豆にこだわる隠れ家茶房。明治時代から続く老舗和菓子店「末廣堂」が営んでいます。都会の喧騒を離れて四季の風景を眺めながら、自慢の和菓子と自家焙煎コーヒーで、ほっと一息つきませんか?
老舗和菓子店が営む茶房「末廣堂 光都苑(こうとえん)」
自然豊かな赤穂郡上郡町にある「末廣堂 光都苑(こうとえん)」は、宍粟市千種(ちくさ)町で明治33年から続く老舗和菓子店「末廣堂(すえひろどう)」が手掛ける茶房。和菓子をもっと身近に、そして宍粟市以外の人にも食べてもらいたいと、2号店としてオープンしました。周囲は山や木に囲まれ、小鳥のさえずりが聞こえるような自然豊かなロケーション。四季折々の絶景を眺めながらくつろぎのひとときを過ごせます。運が良ければ鹿に出会えることも!店内は木を基調とし、しっとりと落ち着いた和モダンな雰囲気。緑が臨める大きな窓もあり、ずっと居たくなるような癒やしの空間が広がります。店内奥には座敷があり、ベビーカーが余裕で通れるほどのゆったりとした設計に。子ども用の椅子の用意があり、子連れでも安心です。
“豆”にこだわった茶菓子と自家焙煎珈琲
『千種羊羹』イートイン(こし餡、粒あん単品270円、白羊羹単品300円、ドリンクセット各850円)テイクアウト各種一本 1,650円
西播磨で長く親しまれている「末廣堂」の和菓子は、創業当時から素材そのもののもつ色、味、香りを最大限に活かした製法を守り続けています。店内では、名物菓子をはじめ、こだわりの和スイーツがいただけます。名物『千種羊羹』は『つぶ羊羹』『こし羊羹』『白小豆羊羹』の3種類。あんこには北海道十勝産の高級品種の小豆を使い、芳醇な豆の香りが立ちます。『白小豆羊羹』は入手困難な白小豆のみで作るため、売り切れ御免の希少な羊羹です。出合えたときは購入がマスト!
『最中』イートイン(単品200円、ドリンクセット800円)テイクアウト(5個入)1,050円/(10個入)2,127円
和菓子職人の手で一つひとつ、皮に餡を詰めた手作りの『最中』は手土産に人気の一品。皮を高温で焼くことでパリッと香ばしく、中のあんこの甘さを引き立てます。
『山月』イートイン(単品190円、ドリンクセット750円)テイクアウト(5個入)880円/(10個入)1,890円
千種の地卵を使った饅頭『山月(さんげつ)』は、中にこしあんがたっぷり詰まった、子どもから年配の人まで人気の商品。こしあんの滑らかさを活かすよう、ほどよく堅めに仕上げた生地で丁寧に包まれています。和菓子とコーヒーに通ずるものはないように思えますが、和菓子の餡(小豆)もコーヒーも、どちらも豆が重要です。豆を熟知した「末廣堂」ならではのコーヒーが「光都苑」でいただけます。買付の農園まで厳選したスペシャルな生豆を、特注の二十釜構造の焙煎機で自家焙煎するこだわりぶり。コーヒー豆の味や香りができるだけ立つように、火力は出来る限り強力でありながらも、豆がすぐに焦げてしまわないようになっています。
『ロイヤルブレンド』500円
コーヒーが苦手な人も飲みやすいと評判のオリジナルブレンドは『ロイヤルブレンド』と『ソフトブレンド』(500円)の2種類。どちらも世界の上位5%に入る、産地農園指定の高級コーヒー豆を3種類ブレンドした贅沢なブレンドになっています。ブラジル、コロンビア、グアテマラの豆をブレンドした深煎(い)りタイプの『ロイヤルブレンド』はコク深さが特徴的。強い火力で深煎りしていることで、自家焙煎ならではの香り高さが感じられます。フルーティーな酸味を楽しむなら『ソフトブレンド』がオススメ!
イートイン限定!伝統の味をモダンにアレンジした和菓子
『わらび餅』(ドリンク付) 800円 ※春夏限定
春夏限定の『わらび餅』は、本わらび粉にしか出せないもっちり感が自慢!甘いきな粉をかけるのではなく、「末廣堂」では本わらび粉の風味を存分に楽しめるよう、わらび餅にほんのり甘さを加え、素のきな粉をまぶしています。夏の暑い日にもぺろりと食べられる軽さで、特に年配の人から絶大な人気があります。
『パフェ』750円 ドリンク付き1,000円
竹の器を使った盛り付けがなんとも雅!北海道生乳を使った濃厚なソフトクリームに、伝統製法で炊いた十勝産の小豆のあんこやようかん、団子など、和と洋のコンビネーションが楽しめます。中に入ったシリアルのザクザク食感がアクセントに。
野菜多めで体に優しいモーニング&ランチ
『光都の朝食』800円
優雅な朝食を楽しみたい日は「光都苑」で朝食を。自然を眺めながらいただく朝食は、家では味わえない贅沢さがあります。なかでもボリュームたっぷりの豪華な『光都の朝食』が人気。ふんわりバタートーストにソーセージ、サラダ、スクランブルエッグ、フルーツ、ジュース、さらにコーヒーが付いて800円。コーヒーはプラス50円でアイスコーヒーかカフェオレに、プラス100円でアップルジュース、マンゴージュース、人参ミックスジュースに変更が可能です。モーニングは11:00までオーダーできるので、ブランチにも良さそうですね。
『ハーフ&ハーフ』950円
ランチメニューのカレーやハヤシライス、サンドメニューも全て自家製です。写真は「カレーもハヤシライスも食べたい!」という欲張りな人にぴったりの『ハーフ&ハーフ』。カレーライスにもハヤシライスにも、ごろりと大きめの牛肉が入っていて食べ応え抜群です。カレーには水の代わりに野菜ジュースやフルーツを使っているので、甘みとスパイシーさのバランスがとれた奥深い味わい。具材が溶け込むほどじっくりことこと煮込み、手間も時間もかけています。ハヤシライスはちょっぴり大人な味わい。赤ワインの酸味とカラメルソースの苦味が隠し味。たっぷりのバターと炒めタマネギを煮込むことで生まれたコク深さはやみつきに。スプーンが止まりません!こだわりコーヒーに合うメニューやパフェなどのスイーツメニューも充実の「末廣堂 光都苑」で、思い思いの時を過ごしてみては?