大掃除は12月28日以降がおすすめ?気象予報士が教える「年末年始の天気予報」
年末年始に向けて大掃除を検討される方も多いはず……。できれば暖かい日に行いたいですよね!
そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに年末年始の天気に加えて、大掃除におすすめの日や大掃除の注意点を教えていただきました。
■クリスマス頃の天気:ホワイトクリスマスになるかも!?
―もうすぐクリスマスですが、クリスマスの天気はいかがでしょうか。
この冬は、年始にかけて“強い寒波が短い周期”でやってくる見込みです。近畿地方のクリスマスイブの12月24日(金)は晴れのち曇り、夜は南部を中心に雨が降りそうです。クリスマスでもある12月25日(土)の午後から風が強まり、次の寒波がやってくるでしょう。
「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう~♪」という歌詞がありますが、京阪神でも北よりの風が強く、雪が舞う可能性があります。
■年末年始の天気:クリスマス明けは寒波が到来するかも
―年末から年明けにかけての天気はいかがでしょうか。
12月26日(日)は、北部は大雪や吹雪に警戒をしてください。広範囲で雪が積もる恐れがあります。都市部でもその可能性があります。12月26日(日)~28日(火)は、強い寒気の影響で真冬並みの寒さとなり、近畿北部では一気に積雪が増えるでしょう。今季一番の強い寒気で、本来であれば年明けにくるような真冬の強い寒気です。
12月30日(木)と31日(金)は、冬型の気圧配置で北風が冷たく感じられそうです。
年明け2022年1月2日あたりに低気圧がやってきて、曇りや雨の可能性が高く、1月4日以降の天気はまだ冬型になるか、穏やかに晴れるかスーパーコンピューターの予想にブレ幅がありますので、最新の情報を確認してください。
■大掃除のポイント:大掃除中のケガ、第一位は浴室
―大掃除におすすめの日はありますか?
大掃除は、12月28日(火)の寒波が過ぎてからがおすすめです。12月29日(水)は曇りで不安定な天気ですが、曇りの方が窓拭きの際に汚れが見えやすいという利点があります。
『年末年始の事故防止ガイド』を参考に上の画像を作成しました。今年もコロナ禍でおうち時間が長くなったと思います。こまめに掃除をしているかと思いますが、大掃除は普段慣れないことをしますので、けがや事故のないようにご注意ください。
“火災”にも要注意です。石油ストーブよりも電気ストーブの方が火災件数が多いというデータもあります。布団や毛布が触れてそこから出火など……、電気だからと油断せずに注意してくださいね!
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2021年も残すところ後少し、年末に向けて大掃除される方も多いと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね。(取材・文/筒井麻由)
【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
【画像・参考】
※ 蓬莱大介/anna
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